2012年公開の日本映画です。
人気コミックスを、小栗旬と岡田将生を主役の兄弟にして、実写映画化しました。
四十巻に渡る大長編を二時間強の映画にまとめたので、原作の時間設定を無視して、兄(六太)のJAXA受験と弟(日々人)の月着陸を同時期にするなどの改変が行われたため、賛否両論あるようです。
ただし、幼いころの宇宙への挑戦の夢を実現していく二人の様子は、よく描かれていたように思えます。
JAXAやNASAの協力のもと、打ち上げ基地や打ち上げの様子は迫力をもって描かれていました。
ただ、月の表面での活動においては、重力が六分の一な様子があまり感じられませんでした。
最後に、エピローグのようにして描かれた二人同時の月着陸には、それまでがピンチ(兄の受験での苦戦や弟の月面での事故など)の連続だっただけに、安心させられました。