展示でも説明されていたように、ハンガリーは長年ハプスブルグ家やオスマン帝国の支配下にあり、ハンガリーとしての統一された美術と言うよりは、その時その時に影響の強かったヨーロッパ(イタリア、フランス、スペイン、オランダなど)の美術品を購入したり国内の芸術家もその影響下にあって創作していたりしていた、言わばヨーロッパ美術全体の映し鏡のような存在だったことが、年度別に区分された展示によってよくわかりました。
その中には、グレコやティツィアーノやルノワールなどの優れた小品も含まれていて、スケールは小さいものの良質な展覧会でした。
個人的には、児童文学の古典であるモルナールの「パール街の少年たち」は、私にとっては子どもの頃からの愛読書なので、その舞台のであるブダペストは「エーミールと探偵たち」のベルリンや「クローディアの秘密」のメトロポリタン美術館や「くまのパディントン」のパディントン駅などとならんで、いつか訪れてみたい場所のひとつですし、最近ハプスブルグ家の展覧会(その記事を参照してください)を見たばかりなので、非常に興味深い展覧会でした。
近々、ハプスブルグ家ゆかりの地やブダペストを訪れる機会がありそうなので、楽しみにしています。
その中には、グレコやティツィアーノやルノワールなどの優れた小品も含まれていて、スケールは小さいものの良質な展覧会でした。
個人的には、児童文学の古典であるモルナールの「パール街の少年たち」は、私にとっては子どもの頃からの愛読書なので、その舞台のであるブダペストは「エーミールと探偵たち」のベルリンや「クローディアの秘密」のメトロポリタン美術館や「くまのパディントン」のパディントン駅などとならんで、いつか訪れてみたい場所のひとつですし、最近ハプスブルグ家の展覧会(その記事を参照してください)を見たばかりなので、非常に興味深い展覧会でした。
近々、ハプスブルグ家ゆかりの地やブダペストを訪れる機会がありそうなので、楽しみにしています。
パール街の少年たち (偕成社文庫 3011) | |
桜井 誠,宇野 利泰 | |
偕成社 |