ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

年末に歩いた本宮山 その4(最終):岩戸神社をお参りして、今度は登山道で下る

2015-01-06 07:15:14 | 草花
本宮山シリーズをこれで最終にしますが、その1とその2の記述の中で間違っていたものと、疑問に思っていたものについてこりんさんより、メールにてご指摘とお教えを頂きましたので、ここで訂正と解説を引用させていただきます。
こりんさんは地元の人で、その方面に精通されているお方です。
丁寧なご指摘とご説明に感謝申し上げます。

まず、その1の記事で:「やや規模大きく山斜面に水逃がしの措置がとられています。」としたのは間違いで
ご指摘は以下の通り:
水を逃がしているのではなく、山の地盤が悪く、普通に切り取りしただけでは、安定しなくて、崩壊する危険性がある箇所に、アンカー工法という工法にて切土法面を押さえているのです。
それは、山の中に太い鉄ケーブルを入れその先端には土や岩と接着させてあります。山が崩れようとする力を引っ張って押さえています。・・・・・・・・・ということでした。

それから、その2の記事で:「変な標識」として「道路わきのこの標識の中にある数字の意味が結局分かりませんでした。」と記述したことに関しては以下のように説明いただきました。:
527は路線番号 一般県道 本宮山作手白鳥線を示します。
4.0kmは、この路線の起点が本宮山、山頂真下ですのでそこからの距離を示しています。
ほぼ毎日管理していますので、道路パトロールなどで舗装の穴ぼこやガードレールの破損などなどを発見した時の目印となっております。山の中ですと位置がわかりませんので200mピッチに建てられております。・・・・・・・・・・・ということです。

貴重なご指摘ですので、当該記事のほうにも後付けになりますが、そのことを記載しておきます。

今回の記事では岩戸神社の参詣と、下りの山道の模様を記していきます。

岩戸神社の入り口 ↓

険阻な岩の道をステンレス製の手すりに守られながら下りきった底にこの景色があります。
その気になって探しても神社の入り口はまず見つかりません。
そのくらいに狭くて小さい入り口なのです。(真ん中の斜めの隙間がそれです。)
ですから、初めてのときはこの岩の割れ目に身を入れるのは非常に勇気のいることでした。

入り口の傍らにお不動様 ↓

神社入り口の隣にお不動様が祀られています。以前古い格式のある石造がありましたが、それがどうも盗難に遭ったようで無くなってしまいました。
その後に新しいお不動様が置かれましたが、それも今度また見えなくなってしまいました。
持ち去りだとしたら罰当たりなことで、返す返すも残念です。

岩戸神社「境内」 ↓

「境内」といっても真っ暗闇で、湿っていて、上下左右を大岩に囲まれた、まことに圧迫感満点の場所です。
両脇を岩に挟まれて、身体を岩に擦り付けながら回れ右をするのがやっと出来るような空間です。

神社の本殿 ↓

「祠」という呼び名が適当かもしれませんね。神前に座り、実に神妙な気持ちに浸れます。

出口 ↓

窮屈に回れ右をして、そろそろと出口をすり抜けます。

参詣道の取り付き部分 ↓

山の斜面に地道の下り階段が付けられています。参詣後はこの道を上りきれば、その場所に鳥居があります。

下山路 ↓

若い衆4人にあっという間に抜かされました。小生は急峻な斜面でちょいと転び、ビビリが入っています。

馬の背平 ↓

ここまでの下りが信じられないような急勾配でした。

木製のダム ↓

間伐材を利用した、表面に木をあしらった砂防ダムです。見た目に柔らかいですね。

下山路 ↓

下山路の脇で東屋風の建物を見ます。こうみると不時の雨よけには都合よさそうです。

滝 ↓

このコースでは一番見栄えのよい滝ですが、それでも落差は精々3メートルといったところでしょうか。

おきな淵 ↓

これも小規模のものですが、小生的にはお気に入りの場所です。

もみじ橋の岩舞台 ↓

名前だけは大層なものがついていますが、これもごく小規模で、名前負けしています。しかしあたりの雰囲気は侮るべからざるものがあります。

コース中唯一の売店 ↓

暮れの30日ということもあり、店を閉じていました。

くらがり渓谷出口 ↓

訪れる人はここからくらがり渓谷に入っていきます。小生は別の道を採っていますので、今回は出口ということになります。

駐車場 ↓

朝、車を置いてここを発ってから、5時間半後にここに戻りました。 下り道はランニングを入れたりして相当汗を掻きました。
コメント
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