岩古谷山の山頂からの眺望を楽しんだ後は、大変険しい岩稜を堤石峠を目指して北東に向かって下ります。
この険しい道には手すり、階段などが適宜設置されており、注意をして歩けば危険なく通過できるところですが、もしもこの施設がなければ危なくてとても常人の歩ける場所ではありません。
こんなことを思うにつけても山の頂を踏むことを「征服」とか「制覇」や「踏破」といった、いかにもわれ一人で成し遂げたような思い上がった表現は的を射た言葉ではないと思うこと頻りです。
今回はこの岩稜帯の下りの中で、岩斜面に固まってこちらを見つめているカモシカに遭遇し、自分の中ではうれしい出来事でした。
堤石峠の標高を地図上で当たりますと、約695mほどでしょうか。
これからあと平山明神山に向かって稜線を歩くわけですが、途中に800mを超えるピークが4つほどあります。
今回は便宜上、出現順にそのピークを第一ピークから第四ピークまで仮名を付けていきます。
岩古谷山の山頂から下る道 ↓
下りに取り付いた始めは、三河の山らしく、こんな尾根道でした。
アセビ ↓
日当たりの場所で、たくさんつぼみをつけたアセビを見て行きます。
ややまばらな広葉・針葉混交樹林 ↓
このあたりは太古の昔から続く植生なのでしょうね。三河の山は、手付かずの状態なら、こういう林相だったのでしょう。
岩稜帯くだり ↓
かなり急な下りが始まりましたが、このあたりは、両側に小潅木があるので、怖さは感じないで済みます。
大鈴山(左)と平山明神山 ↓
これから歩く山々がきれいな空にそびえています。
鹿島山(左)と大鈴山(右) ↓
真冬のことで、前日の雨の名残で足元が滑らないかと絶えず注意していますが、そのことを除けば、この寒さはむしろ心地よいくらいです。
剥き出しの岩 ↓
この道に手すりがもしも付いていなかったら・・・・ぞっとするようなことですね。
今度は梯子段 ↓
岩の屏風をこれでへつっていきます。これが無ければ通行不能でしょうね。
イワヒバ ↓
イワヒバの大群生を見て行きます。
イワヒバの中に ↓
そんな中で、やや異質な気配を感じ、それを探すと、イワヒバの敷き詰める岩盤上にカモシカが固まっていました。こういう場合のカモシカは逃げていかないと聞きますので、カメラを構える時間的な余裕がありました。
カモシカ ↓
脅かさないようにやわらかく話し掛けながら、ズームで撮ります。うれしいひと時でした。
林間に入ってきた ↓
岩稜帯から少し変化があり、道は広がり、林の中に入ってきました。
堤石峠 ↓
堤石峠に着きました。岩古谷山の山頂から30分ほど掛かりました。ここで小休止をしてお腹に詰めます。
堤石峠から始まる稜線上の道 ↓
堤石峠からはやや険しい稜線歩きとなります。道もやや不明瞭ですが、赤いテープが木の枝にくくりつけられていて、そのテープをたどることによって道迷いすることはありません。
岩越え ↓
行く手に時々大きな岩が出てきて、少々不安になりますが、近づくと通れるように道が付けられています。
リンドウ ↓
リンドウの立ち枯れた茎が出てきました。
岩古谷山を振り返る ↓
行く手には稜線上に4つの800m超えのピークがあります。ところで振り返った岩古谷山の高さが同じくらいの高さですので、現在地点の高さを考えるときの目安になりました。
第一ピーク(約810m) ↓
始めのピークに着きました。標高は地図上で見当をつけた数字です。
潅木帯 ↓
第一ピークを通過して、尾根上の道は潅木帯を進みます。林相の変化が楽しいところです。
第二ピーク(約820m) ↓
第二ピークから先の道は北東方面に進むように変わります。
この険しい道には手すり、階段などが適宜設置されており、注意をして歩けば危険なく通過できるところですが、もしもこの施設がなければ危なくてとても常人の歩ける場所ではありません。
こんなことを思うにつけても山の頂を踏むことを「征服」とか「制覇」や「踏破」といった、いかにもわれ一人で成し遂げたような思い上がった表現は的を射た言葉ではないと思うこと頻りです。
今回はこの岩稜帯の下りの中で、岩斜面に固まってこちらを見つめているカモシカに遭遇し、自分の中ではうれしい出来事でした。
堤石峠の標高を地図上で当たりますと、約695mほどでしょうか。
これからあと平山明神山に向かって稜線を歩くわけですが、途中に800mを超えるピークが4つほどあります。
今回は便宜上、出現順にそのピークを第一ピークから第四ピークまで仮名を付けていきます。
岩古谷山の山頂から下る道 ↓
下りに取り付いた始めは、三河の山らしく、こんな尾根道でした。
アセビ ↓
日当たりの場所で、たくさんつぼみをつけたアセビを見て行きます。
ややまばらな広葉・針葉混交樹林 ↓
このあたりは太古の昔から続く植生なのでしょうね。三河の山は、手付かずの状態なら、こういう林相だったのでしょう。
岩稜帯くだり ↓
かなり急な下りが始まりましたが、このあたりは、両側に小潅木があるので、怖さは感じないで済みます。
大鈴山(左)と平山明神山 ↓
これから歩く山々がきれいな空にそびえています。
鹿島山(左)と大鈴山(右) ↓
真冬のことで、前日の雨の名残で足元が滑らないかと絶えず注意していますが、そのことを除けば、この寒さはむしろ心地よいくらいです。
剥き出しの岩 ↓
この道に手すりがもしも付いていなかったら・・・・ぞっとするようなことですね。
今度は梯子段 ↓
岩の屏風をこれでへつっていきます。これが無ければ通行不能でしょうね。
イワヒバ ↓
イワヒバの大群生を見て行きます。
イワヒバの中に ↓
そんな中で、やや異質な気配を感じ、それを探すと、イワヒバの敷き詰める岩盤上にカモシカが固まっていました。こういう場合のカモシカは逃げていかないと聞きますので、カメラを構える時間的な余裕がありました。
カモシカ ↓
脅かさないようにやわらかく話し掛けながら、ズームで撮ります。うれしいひと時でした。
林間に入ってきた ↓
岩稜帯から少し変化があり、道は広がり、林の中に入ってきました。
堤石峠 ↓
堤石峠に着きました。岩古谷山の山頂から30分ほど掛かりました。ここで小休止をしてお腹に詰めます。
堤石峠から始まる稜線上の道 ↓
堤石峠からはやや険しい稜線歩きとなります。道もやや不明瞭ですが、赤いテープが木の枝にくくりつけられていて、そのテープをたどることによって道迷いすることはありません。
岩越え ↓
行く手に時々大きな岩が出てきて、少々不安になりますが、近づくと通れるように道が付けられています。
リンドウ ↓
リンドウの立ち枯れた茎が出てきました。
岩古谷山を振り返る ↓
行く手には稜線上に4つの800m超えのピークがあります。ところで振り返った岩古谷山の高さが同じくらいの高さですので、現在地点の高さを考えるときの目安になりました。
第一ピーク(約810m) ↓
始めのピークに着きました。標高は地図上で見当をつけた数字です。
潅木帯 ↓
第一ピークを通過して、尾根上の道は潅木帯を進みます。林相の変化が楽しいところです。
第二ピーク(約820m) ↓
第二ピークから先の道は北東方面に進むように変わります。