ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

1/16 岩古谷山・平山明神山・大鈴山・鹿島山 その5:平山明神山からグミンタ峠へ

2015-01-22 07:08:47 | 草花
馬の背岩は眺望の素晴らしい場所でしたが、短い長さながらもナイフリッジの岩場なのです。
しかもこのナイフリッジはこの場合の近づき方ですと下り傾斜になっていて、さらには厭らしいことに、細かい岩礫が岩の表面についていますので、もしかするとこれでズルっとすべりはしないか・・・といった不安がよぎります。

今回は安全のために腰を落として、跨いで通過しましたが、帰りにここを通るときには登り勾配ですので、立って通りました。
どういう方法で通過するにせよ、僅かな長さですが、かなり危険な場所であることに違いはありません。

出来ることなら、ここに手すりをつけて岩古谷山のように安全に通過できるような措置を取って頂けたら幸いだと思いました。

馬の背岩の残り部分の画から今回のレポートは始まります。 
目の前に平山明神山の山頂部分 ↓

馬の背岩の目の前にドーム形状が見えます。これが平山明神山の最高地点です。

二つの明神山 ↓

馬の背岩から三河にある二つの明神山が見えました。左が平山明神山のドームで、右隣に三ツ瀬明神山があります。

馬の背岩 ↓

眺めの良い馬の背岩を通過して平山明神山のドームまで行くことにします。安全のために腰を落としてこの下り勾配の岩場を跨いで通過します。

茶臼山 ↓

馬の背岩を通過したところから三河の最奥にある茶臼山を眺めます。双子の峰の左側が愛知県の最高峰茶臼山になり、右側は第二の高峰である萩太郎山です。

ヒメイワカガミ ↓

岩場で生育するイワカガミの仲間ですが、ここのものは葉が小さくて、ヒメイワカガミとされています。
寒さの厳しい今の時期は葉が紅葉して、ツヤを残しています。

平山明神山山頂 ↓

遠くからこの山を見たときにお釜を伏せたようなドーム形状をしていますが、その頂に着きました。
一人旅ですので、ここでのんびりと小休止を入れます。

大鈴山 ↓

この付近に”東の覗き”と”西の覗き”といって、断崖上の見晴らしの良い場所があります。
(今回は山頂から近い”東の覗き”に行くことは割愛しました。)
山頂からの戻り道で、”西の覗き”に立ち寄りました。 視野の割合近い場所で、これから行くことになる大鈴山が見えています。

仙丈ケ岳 ↓

南アルプス最北端にある3000m峰の仙丈ケ岳は先ほどまでは見えていませんでしたが、戻り道の”西の覗き”では見えていました。

加加森山・光岳など ↓

聖岳よりも南部の山塊が見えています。 下にカシミールのカシバードで描画したものを出しておきます。

カシバードの描画 ↓


南ア最南部付近 ↓

南アルプスの最南部付近の峰々も見えています。
ここからは富士山が見えないのが残念ですね。

カシバードで描画 ↓

ここまで来ると顕著な峰が乏しくなり、どれがどれだかわからなくなります。
山名を何度覚えてもすぐに記憶から飛んでしまい、ボケ頭が口惜しい限りです。

もう一度勇姿を ↓

荒川・赤石・兎・聖の優美で堂々とした姿を、目の網膜と脳裏にしっかりと留めたいところです。

南アルプスの遠景 ↓

”西の覗き”からはここまでの景観が得られます。

再び馬の背岩 ↓

馬の背岩に戻ってきました。今度は登り勾配ですので、それほどの危険を感じず、歩いて通過します。

小明神山 ↓

痩せた岩稜を戻っていくと、”小明神山頂”と記された棒杭が立っていました。
ここから分岐点まで下り道を戻っていきます。

岩古谷山から来て、大鈴山と平山明神山を案内した分岐点 ↓

再びこの場所に戻ってきたのは90分後のことでした。景色が良かったので写真撮影に贅沢な時間を使いました。
これから大鈴山を目指します。

ブナの大木 ↓

尾根道にブナの木がまた現れてきました。

痩せた尾根道 ↓

始めのうちは痩せた尾根道で、林相も自然林に近いものでした。

やがて植林帯 ↓

尾根道が広くなると、植林帯が現れてきます。

また自然林 ↓

そしてまた自然林が出てきます。大鈴山に向かう稜線ではこんなことが繰り返されてきます。

そしてグミンタ峠 ↓

やや小広い感じの鞍部に棒杭が打たれていてそれにグミンタ峠と読める字が書かれていました。
”グミンダ”と、”タ”に濁点がつく場合もあるようですが、この名称が何を意味するものかネットで検索しても不明です。
ここからかなり長めの登りが始まり、大鈴山に近づいていきます。

コメント
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