ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

1/23 座談山・神石山・富士見岩・石巻山・赤岩尾根巡り その3:神石山から赤岩尾根の分岐まで

2015-01-29 07:05:49 | 草花
葦毛湿原から富士山の見える場所である座談山までは、近年、中高年者ウォーキングの定番コースとなっていますので、途中で何人かの人たちと出会いました。
東の空の天気回復が遅れていて、あいにく富士山の眺望は得られませんでしたが、それでもこのあたりは良く晴れていて、風が冷たい一日になっています。
座談山から先に向かうウォーカーの数はぐっと減じられ、これから先は静かな山旅が戻ります。

下ったところに峠路 ↓

座談山から神石山に向かって行く道は、下りから始まります。下りきったところは前後がくびれていて、切通しのようになっているのですが、左右が細くて、ややキレット風に感じます。

船形城址 ↓

神石山までは、意外に距離があって、途中にこういう遺跡や、峠、山岳寺院の跡地などが出てきます。

普門寺峠 ↓

こじんまりした峠に来ました。これを右すれば山麓に古刹があります。

普門寺旧伽藍跡 ↓

稜線上の岩のごつごつしたところに山岳寺の伽藍跡地が出てきます。そのほかにも右手の山腹では遺跡があり、往時を偲ばせる物品が出土しています。

神石山 ↓

大分歩いてきたと思えていますが、行く手にまだそれなりの距離感を持って神石山が見えています。

これも急勾配 ↓

急勾配の木段が出てきました。しかも、かなりの長さです。でも、これが神石山の最後の登り部分となりますから、根気良く登りつめていくことにします。

神石山山頂 ↓

一等三角点の置かれた神石山の山頂に着きました。ここでは数名の人が居るだけとなりました。

浜名湖方面 ↓

浜名湖方面までは見えていますが、左手の山岳地帯には雲が掛かっています。この山頂の傍に大きな露岩があり、そこからなら富士山や南アルプスの景観を得られるのですが、今回はそれが望めそうも無いので、岩に攀じ登ることをやめにしました。
この日のスケジュールは相当詰まっていますので、先を急ぐことにします。

太田峠跡 ↓

緩やかな鞍部に着き、ここで左右に乗り越す道があったようですが、今では使われていないようです。
画の右側に、イノシシが掘り返した痕が一部見えています。

イヌツゲ ↓

この稜線歩きではこれから先で時々大木化したイヌツゲに出会います。

雨宿り岩の基部 ↓

大岩の下に来ました。ここを雨宿り岩と呼びますが、落雷の危険はどうでしょうか。

雨宿り岩の上部 ↓

道は雨宿り岩に沿って登ります。折角ですのでこの岩の上に登って見ます。

神石山 ↓

13分ほど前に頂を踏んできた神石山が、ゆったりと見えています。

再びイヌツゲ ↓

またイヌツゲの大木が出てきました。太いほうの根際の直径は一尺ほどはありましょうか。

多米峠 ↓

多米峠に到着しました。ここも富士山のビューポイントですが、今回は駄目です。
歩き始めて4時間経っていますので、ここで中休止を取り、ご飯を食べることにしました。

椎の木の板根 ↓

ご飯を食べている目の前に板根状態になった椎の木の根が存在感を見せています。

伐採作業 ↓

休止後に稜線歩きを再開、暫く歩くと作業をしている人々に出会います。
聞いてみると、高圧電線保護のための伐採作業との事でした。

鉄塔 ↓

なるほど電線の割合近くにまで高枝が迫るようですね。

ヤブコウジ ↓

岩にヤブコウジが着いて居るのを見て、自然との見事な調和を感じました。

赤岩尾根分岐 ↓

今回、赤岩尾根は直接には行かずに、石巻山を経由してから赤岩尾根に登り返すことになりますから、この場所は単純に通過してしまいます。

富士見岩 ↓

行く手に富士見岩が見えていますが、まだ大分距離があります。
後から調べてみると、これから40分後にあの岩上に到達できたことになります。
背後に見える山並みは南アルプスの南部で、房小山・大無間・高塚山などが見えているのです。
富士見岩背後の右側、なだらかな山は富幕山で、頂にアンテナ塔が見えています。
コメント (2)
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