ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

1/16 岩古谷山・平山明神山・大鈴山・鹿島山 その6:大鈴山と鹿島山に至る尾根道

2015-01-23 07:18:32 | 草花
今回の記事では、グミンタ峠から大鈴山に登り、来た道を少しだけ引き返して、今度は鹿島山を目指して、比較的なだらかな下り勾配の尾根道を歩く場面をレポートします。

やや長い登りの始まり ↓

グミンタ峠から始まる大鈴山の登り道について、ネット上で拾う記事を読んでみますと、かなり長くて急傾斜で、登るのに苦労する旨を記されています。過去に二度この道を歩いていますが、そういった表現を必ずしも間違っては居ないと感じながらも、ここはひとつ、自分のペースでゆっくり歩いていくことに徹します。

途中の潅木帯 ↓

グミンタ峠から、この斜面を歩く場合の高度差は約150mほどで、時間にすると20分くらいしかないところです。この20分の登りを辛抱すれば山頂にピストンできる分岐点に到達できます。
この区間の歩き始めは、明るい潅木帯でした。

ツチガキ ↓

そしてこの登り区間が針葉樹の植林帯に入ると、勾配が急になります。そんな道の地面にツチガキが出てきました。

鹿島山と大鈴山との分岐点 ↓

20分間の辛抱のあと、植林帯に笹原が混じるT字路(分岐点)に着きました。ここで右を取れば大鈴山に至り、左すれば鹿島山に向かいます。
まずは、大鈴山のピストンのために右に入っていきます。

大鈴山の山頂の直前 ↓

分岐点から200mとは離れていない場所に大鈴山の山頂があります。この間の標高差は大したことはないのですが、山頂直近で高さ20-30mほどの最後の登りがあります。

山頂の二等三角点 ↓

山頂は無人でした。三角点の付近では雪解けの水が凍り付いていて、風もやや冷たく感じます。

荒川・赤石・兎・聖岳 ↓

ここからの眺望も抜群でしたが、平山明神の手前の馬の背岩でのときのほうが、時間が早い所為でもう少しすっきりしていたように感じました。

カシバードによる描画 ↓



南アルプス南部 ↓

最南部付近の眺めもまだ保たれては居ますが、馬の背岩のときよりも雲が少し増えていますね。

カシバードによる描画 ↓


三ツ瀬明神と平山明神 ↓

立ち木に邪魔されながらも二つの明神山が遠・近で見えています。
左手の遠くに三ツ瀬明神山で、右手の近いところのドームが平山明神山です。

南アルプス北部 ↓

注意してみると北岳も見えています。これに限ると馬の背岩のときよりも良好ですね。

同上部カシバードの描画 ↓


聖岳から南の部分 ↓

この部分は多少のガスはありますが、雲は掛かっていません。

同上部をカシバードで描画 ↓


鹿島山までの稜線歩き ↓

大鈴山の山頂を辞して、再びT字路分岐点に戻ってきました。ここからこの日最後の山となる鹿島山を目指します。

ブナの木 ↓

この尾根でもブナの木が時々出てきます。 今山行中ではブナの出現頻度が一番多いところだったように記憶しています。

明るい稜線 ↓

始めのうちはブナの木の混じった明るい広葉樹林を行きます。

天狗棚 ↓

広葉樹の生育密度が疎らであり、かつ葉を落としていますので、木の間からチラチラと奥三河の山々が見えています。右側のコブは天狗棚のようです。

大川入山 ↓

もう少し遠くの大川入山も見えています。

恵那山 ↓

大川入山の左には恵那山も見えていましたが、折角の眺めを木々の枝が邪魔していますね。

井山と天狗棚 ↓

左側に風力発電のプロペラが見えますが井山です。その右(中央よりもやや左)にピラミッドの先端を見せるようなのが碁盤石山の山頂で、一番右には天狗棚が見えています。

恵那山と大川入山 ↓

これがこの日最後となる恵那山と大川入山のツーショットでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする