ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その4:宝剣岳山頂からの景観を楽しむ

2015-10-19 07:11:23 | 草花
宝剣岳の山頂へは、岩場を鎖につかまりながら近づいていきます。
下を見ると怖いような場所ですが、狭いながらも足場はしっかりしているし、危険個所にはしっかりした鎖がついていますので、すれ違いの時以外は極度には緊張せずに山頂まで行けるようです。

小生の前を女性の二人連れがこの危険個所を歩いていて、そのうちの一人は初心者のようでしたが、恐る恐る歩きながら、頂上に到達できました。

山頂に着くと、そこには、伊那側に絶景が待っていました。

甲斐駒ケ岳 ↓

南アルプス北部の峻峰が雲間に見えてきました。



北岳と間ノ岳 ↓

南アルプスのビッグ・ツーが見えています。無理にいうならば日本で一番高い”連嶺”となります。



富士山と塩見岳 ↓

山の頂から富士山を見るのは久しぶりです。



小祠 ↓

ピークをなす大岩の手前に、小さな祠がありました。




もう少し大きな祠 ↓

大岩を伊那側に回り込むと、今度はトタン葺きの、少し大きめのの祠もあります。



そこから見る木曽駒ケ岳と中岳 ↓

目の前に中岳が見えていて、木曽駒ケ岳は、山体が重なってわかりづらいですが、左側の奥に見えています。




南部の山並み ↓

今度は南方向を見ると、雲に邪魔されていますが、空木岳と南駒ケ岳が見えています。
6月の月末に空木岳を歩きましたが、それは遠い昔の出来事のようになってしまっています。



千畳敷駅周辺 ↓

山頂から、ロープウェイの千畳敷駅が見えています。少し前に、ロープウェイを下りて、あそこからこの頂を見上げていたのでしたね。



宝剣山荘 ↓

南北に走る、主稜線付近の、宝剣山荘を眼下に見下ろしながら、山頂を後にして、岩伝いに慎重に下って行きます。



乗越浄土と伊那前岳 ↓

乗越浄土まで来ました。眼前の伊那前岳を正面から見て、右に下る道に入っていきます。



八丁坂の下り ↓

岩で段差がある道は、膝を痛めた我が身は苦手とします。
案の定、登るときよりも時間がかかり、待ち合わせをしている時間が気になり始まました。



八丁坂の下り ↓

丁寧に道がつけられていて、見た目ほどには危険もなく、歩運びを慎重にして、下って行きます。
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10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その3:八丁坂を登って、宝剣岳の山頂に近づく。

2015-10-18 07:12:13 | 草花
カール側面の登山道は八丁坂という道で、この道は岩場で足場があまりよくなくて、しかも急でした。
膝に難点のある小生は、こういう斜面では、登りよりも、下りに時間がかかってしまいます。
しかも、かなりの人出でしたので、急な段差のところでは、「待ち」が出てしまい、結構手間取りました。

千畳敷駅方面 ↓

高度が上がると、ロープウェイで着いた千畳敷の駅舎が草紅葉の向こうに見えています。



富士山 ↓

なんと、南アルプスの稜線の向こうに富士山が見えていました。
大声を出して、「富士山が見える!」・・・と下にいる山の神様に伝えました。(再会後に聞くと、ちゃんと聞こえていたそうでした。)



八丁坂中間部 ↓

中間部に差し掛かりますが、上に行くほど傾斜がきつくなるように感じました。



梯子 ↓

傾斜がきつくても、道は適当にジグザグが切られ、要所には手摺や階段が施されていて、丁寧に歩くなら、危険は感じません。



八丁坂上部 ↓

傾斜は急ですが、恐怖は感じずに登っていきます。酸素がやや少ないかな?・・・なんて思ったりしています。



乗越浄土 ↓

八丁坂を登り切ると稜線につき、そこを乗越浄土と呼んでいます。 


乗越浄土 ↓

乗越浄土は伊那前岳の稜線上にあるような位置です。ここの標高は2860mほど。
ここから宝剣岳-駒ケ岳の南北に連なる主稜線を目指して西進します。



伊那前岳 ↓

稜線続きの伊那前岳(2911m)を見ます。



宝剣山荘 ↓

伊那前岳の反対方向に宝剣山荘があり、それは主稜線と、伊那前岳からくる稜線との交点に建ちます。



稜線の交点 ↓

宝剣山荘のすぐ横に来ました。ここから宝剣岳の山頂を目指します。ここまでくると高度差は60mほどです。



天狗岩 ↓

この場所のシンボル的な眺めです。
あの岩を天狗岩といいますが、今回はシルエットでした。



宝剣岳 ↓

絶顛はあの岩塊の向こう側になるようです。



鎖場 ↓

こういう場所にきちんと鎖がついているので、安全に通行できます。



伊那前岳 ↓

高さが上がってきていますので、お隣の伊那前岳もより一層秀麗に見えます。
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秋日和に付近を散策、帰りの道筋で見た景色など(下)

2015-10-17 11:14:14 | 草花
散策の途中で、山の神様より電話が入りました。
昼食ができているけど、どこを歩いていて、食事をとるかどうかということでした。
今回はこの辺で切り上げて帰途につこうと決め、多少遅れても家で食事することにしました。
近所を散策するにしても、やはり、早い時間に”勝負”した方がよさそうです。
今回は午前10時発ということで、中途半端になってしまいました。

帰り道も、のらりくらりと寄り道しながら戻っていきます。
サザンカ ↓

この冬?・・の初花になるのでしょうか。



携帯電話の基地局 ↓

こういうアンテナ局をそこかしこで見るようになりましたね。



ハナミズキ ↓

ハナミズキは紅葉と赤い実を同時に見せてくれています。




村社 ↓

ここには写ってはいませんが、鳥居のところに大人が4人がかりでのぼりを立てていました。
秋祭りの準備でしょうね。この神社は天照大神様が祀ってあるようでした。



クサガメ ↓

ガレージでカメを運動させている人がいましたので、話をしていきます。
飼っている亀が大きく育ち、面倒を見切れなくなったということで、それをもらい受けて飼い始めたばかりだということでした。
この亀は在来種ですね。



ソバ畑 ↓



ソバ畑は、コメの生産調整策の一端なのでしょうか。1ヘクタール程の田んぼ一面に花が咲いており、こんな光景は三河で初めて見ました。
大豆畑といい、この蕎麦畑といい、米以外に活路を見出す努力が続けられているのではないでしょうか。



コスモス畑 ↓

蕎麦畑のすぐそばで、こちらはコスモスの畑が広がっていました。これも1ヘクタールはありそうです。



ツユクサ ↓

この時期に咲くものが一番ツユクサらしいと思いました。



アカノマンマ ↓

これもこの季節にふさわしいですね。



アオゲイトウ ↓

地味な花が咲いています。こういう花の色も珍しいですね。



ノゲイトウ ↓

こちらは可憐な色で咲いています。



ノボロギク ↓

田んぼのあぜ道歩きをすると、この”並木道”になっていました。



ハキダメギク ↓

この花も久しぶりで見ました。



ヒメカイドウ ↓

畜産農家の庭の前面で枝にたくさんついた実を見ました。家人からヒメカイドウという名前を聞いています。
実を齧ってみると、渋くて酸味がありますが、果肉もほとんどなくて、おいしくはありません。



カンナ ↓

赤と黄色が賑やかでしたので近づきましたが、花には遅かったようです。



乾燥中 ↓

神社で拾った銀杏の実を只今乾燥中です。



落穂 ↓

今回の散策中に、田んぼの端の刈り残しを少し頂いてきました。
稲穂→籾→玄米までの過程を孫に見せるためです。 ごく少量ですが、それを炊いて食べてみたいと思っています。
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10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その2:千畳敷の周遊路から、宝剣岳を目指し、八丁坂に入る。

2015-10-17 07:13:43 | 草花
ロープウェイ終点の、千畳敷駅に着きます。
駅舎の外に出ると、目の前に岩峰が広がり、それは圧倒的な眺めで、まるで見上げる人間にのしかかってくるように見えました。
バスツアーはここで自由行動となり、3時間後にこの場所に集結することになります。
皆さんはほとんどが、周回路に入っていき、小生たち夫婦もそれに倣います。

眼前の岩峰群 ↓

この場所がすでに高山植物帯の中であり、標高は2600mを超しています。
紅葉を期待していたのですが、ナナカマドや、ダケカンバ、ミヤマハンノキなどは、すべて木の葉を落としていて、全くそれが見えませんでした。
その代わりに、草紅葉が乏しい色彩で、あたりを飾っています。



宝剣岳 ↓

よく見ると、宝剣岳の岩の上の人が見えるほどの天気のよさです。



千畳敷駅周辺 ↓

ここでトイレを済ませてから、周遊路散策に向かいます。



駒ケ岳神社 ↓

まずはお参りです。



周遊路の始まり ↓

ここから周遊路に入っていきます。



宝剣岳の山頂 ↓

2931メートルの絶顛を望遠で引き寄せると、人の動きも見えてきました。



カールの底 ↓

千畳敷は氷河地形の名残で、カールの底付近になります。あたりには氷河が運んだ石の堆積物が散らばっています。



ナナカマド ↓

赤く色づいた葉は無くなっていて、赤い実がわずかに枝に残っている程度です。



千畳敷周遊路前半部分 ↓

こういうところを、紅葉が見られなくて残念だ・・・とか言いながら歩いています。



ダケカンバ ↓

ダケカンバは紅葉の赤ではなくて、黄葉の黄色ですね。その葉も終焉です。



かールの底 ↓

彼方に池があり、そこがカールの底になるようで、人が集まっているようです。



八丁坂 ↓

カールの側面を登っていく人々が見え、「我もその一員になりたし」という思いが強まり、山の神様に持ち掛けると、「自分は登っては行かないが、小生が一人で往復するなら食事をしながら待っている」とのことでしたので、時間を決めておいて、この道を往復することにしました。



八丁坂のとりつき ↓

ここから登って、またこの場所に下りてきます。
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秋日和に付近を散策、道筋で見た景色など(上)

2015-10-16 21:55:22 | 草花
絶好の秋日和の14日、午前10時過ぎに、付近を散策しようと思い、カメラをぶら下げて、ナップザックには水と乾パン少々と携帯電話を持ち、南に向かって歩き出しました。
乾パンを持ったのは、昼飯に差し掛かった時に、身体がもう少し歩き続けることを欲した時のために、非常食として、昼飯代わりにちょっとお腹に詰めるようにと思ってのことです。

気ままな散策ですので、帰宅時間や、昼食タイムまでもいい加減なものです。

マメアサガオ ↓

街なかを抜け、田園地帯に出て。一番始めにカメラを向ける気になった花はこれでした。



マルバツコウソウ ↓

マルバルコウソウはマメアサガオのすぐ隣で咲いていました。



コシロノセンダングサ ↓

ひっつき虫になりますのであまり歓迎しませんが、こういう花も仲間入りさせておきます。



ホトケノザ ↓

早春に見る花ですが、もう咲いています。もしかしたら一年中花があるかもしれません。




スカシタゴボウ ↓

スカシタゴボウは田と田の仕切りの部分で多く見ます。



遊歩道 ↓

田んぼの中に遊歩道がつけられていて道沿いに浅い流れも作られています。外灯も設置されていて、それに太陽光発電で対応しているようです。



セイヨウタンポポ ↓

こんな時期に咲くタンポポは、西洋タンポポに違いないと思い、総苞を見ると、やはり反り返っていました。



キンモクセイ ↓

生垣のきんもくせいは大きく丸く、刈り込まれていました。



ビワ ↓

冬に見る花をもう見てしまいます。



カリン ↓

高いところで、実を天に献上しているようですね。



アキノノゲシ ↓

日を受けて喜んでいます。



川沿いのオブジェ ↓

樹は枯れても風景を作る・・・・田舎のオブジェですね。



カタバミ ↓

こんな花も仲間入りをしてきてしまいます。いつも図々しいやつです。



ムラサキツユクサ ↓

最近はあまり見なくなった花ですが、民家の道路沿いで元気な姿を見せてくれました。



ヒガンバナ ↓

堤防沿いで、ついこの間まで赤い花を咲かせていたヒガンバナですが、その名残の姿です。



ナズナ ↓

ナズナの花も仲間入りをせがんでいますが、風に揺れてぶれてしまいました。



大豆の畑 ↓

稲作の生産調整でしょうか、このあたりで大豆の栽培された畑をよく見るようになりました。



これでも個人の墓地 ↓

畑の道路沿いに小高い所があり、近づくと、ここはある家の単独の墓地のようです。
昔はこういうこともあったようですね。



黒松の屋敷 ↓

その墓地の持ち主さんの屋敷を見たくなり、近づきます。
庭に、文化財クラスの大きな黒松が、二本植えられていました。
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