コンパスは私が好きなアイテムの一つで、各種持っていますが、一番高いものはオリエンテーリング用のエキスパート用で、手首につけるタイプです。
今、アマゾンで調べてみると
SILVA(シルバ) シルバコンパス66OMC ECH148 SILVA(シルバ)
(参考価格 ¥ 19,440)で 価格は ¥ 15,313 でした。
私が買った時もこのくらいの金額でした。
母にいくらくらいだと思う?
と、聞いたら、たぶん高めに言ったのだと思いますけど、2500円? と言いました。
そんな感じです。
何でこんな高いものを買ったの?と思われると思いますが、森の中を走りながら方向を確認するのに片手で地図とコンパスが持てて、すごく見やすく、扱いやすいのです。
最近はハイキングなどで細かな地図読みが必要な場合に左手に付けて地図と一緒に持ち、サムリーディング(地図の正置と親指読み:つねに地図の北を実際の北に向けて持ち、親指に先で現在地を抑えている)しながら歩いています。
地図とコンパスを片手で扱えるのが良いです。
でも、普通ここまでのタイプは必要ありません。(お勧めしません)
シルバは若いころから一番好きなコンパスで透明の四角い定規状のものについている物が距離を測ることも出来て一般的です。
ハイキングなどで装備するのなら、こういうタイプで十分です。
SILVA(シルバ) シルバコンパスSTD-7 ECH293
一般的に女性は案内図のような、たとえばこの角に銀行があって、しばらく行くとコンビニ、のような略図を良く理解し、男性は普通の地図を好むと言うことをどこかで読んだことがありますが、普通の地図(地形図)の場合、眺めて解っているつもりでも実際に現地に行くとどこにいるか解らないと言うことがあります。
山では尾根、谷が幾つもあり、この尾根にいると思っていて違う尾根だったりする場合があります。
その場合、思いこんでいるので間違いに気がつきません。
間違ったと気がつくのはしばらくして、もうこのあたりにこれがあっても良いのだが、などと疑い始めてやっと気がつき、迷った場合は解っていた場所まで戻ると言う原則ですけど、それも出来なくなり(行きと帰りでは景色が違いますから、時々振り返って景色を確認しておく事も重要)あせってうろうろしてますます解らなくなり、遭難の原因で多い道迷いとなります。
こうならないためには普段から地図を見て歩き、慣れることしかないように思います。
先日現地でコース変更したとき、海沢までは案内図のような地図で、大楢峠から先は無かったのですけど、案内所でパンフレットに付属したちゃんと等高線の入った1/54000のガイドマップがあり、先の様子が解ったので安心しました。
地図とコンパスが大好きなのでした。
それと、若いころは全然気にしていなかった、斜面も足元が不安になると、低い山でもここで落ちたらかなり下まで転がるな、と言う場所だらけ。
念のため10mのロープはいつも装備しているのですけど、実際落ちたら怪我もするでしょうし、助けられるものでは無いでしょう。
また、自分を含めて誰かが動けなくなったら雨露はしのげるように小さなツエルトとレスキューシートを装備しています。
山の中で体をすっぽり覆う装備があるかないかは雲泥の差です。
こうやって簡単な所に行くにも次第に私の荷物は大きくなっていくのですけど、これ、たぶん皆様が思うよりすごくコンパクトに収まっています。
幸い今の山は、電話が通じるところが多く、私が使っているGPSではピンポイントでその場所の緯度、経度が解るので救助要請は出来るのかなと思います。
まず、そういう事はないでしょうけど、絶対無いとは言えないのが事故ですから。
それと。この歳になると単独行は避けなければなりませんね。
仲間と、そのうち記念公園に行くのが冒険にんあるな、もっと先にはトイレも冒険だよ、と盛り上がりました。
ツエルト:不時野営用の簡易テント
私が持っているツエルトの中で一番コンパクトな二人用で、ハイキングでも装備しているもの。
握りこぶし程度の大きさになります。
アライテント ビバーク・ツェルトスーパーライト C-25050
価格: ¥ 7,344 (本日アマゾン調べ)
不時野営の場合、体を覆うものがあると無いとでは雲泥の差です。