ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

晴耕雨読 の巻

2014年05月22日 05時05分00秒 | 日記



昨日は雨でした。


雨と言うと本を連想するのは晴耕雨読という言葉からでしょうか。

どうにもできない自然を受け入れてしなやかに生きる と思っています。


定期購読している雑誌を見ていたら、書評で津村紀久子「ポトスライムの舟」を取り上げていました。

面白そうだなと思ってすぐアマゾンに注文しました。
注文したばかりなのでまだ読んでいません。





書評によると非正規労働を扱った物のようです。

いつでも他の人に置き換えられる、いわば熟練を要しない労働。
( 本当は経験、熟練は大事なのですけど )






システム化、効率化によって経験や熟練は機械にとって代わられ、


「 10年やってきたものでも、昨日から始めたものでも同じ仕事ができる 」


「 いくらでも代わりはいる 」


 という考えの会社もあります。


これは仕事を受託している会社に、あるメーカーから出向してきた人に委託評価員の私が言われた言葉でもあります。

確かにそのメーカーを見ていると、システム化が進み、工場で物を機械的に組み立てるように作業が進んでいます。

現場監督も新入社員が数か月でたくさんの現場を任されています。

経験、熟練は軽視され、いつでも代わりはいるのです。



一方、入社して2年間は見習いのような仕事で、資格を取って初めて現場を任されるメーカーもあります。

見ていると確かにそのメーカーの監督さんはしっかりしていて施主や現場との打ち合わせも良く出来ているし、好感が持てる人が多いです。






企業にとって、社員は財産です。


社員の経験、熟練は会社の利益ですし、これを使い捨てているような会社はろくな会社では無いと思います。





そういう意味でも、これからの社会、自分の代わりはいない人間になること、オンリー・ワン
を目指さなければなりません。

資格を取るのも一つの手段かもしれませんが、既成の資格に頼るのでは真のオンリー・ワンと言えるかどうか。

自分でなければならない、そういう自分になれると良いですね。



コメント
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