暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

ストマジ 中古エンジン搭載したが

2020-02-09 07:41:56 | ストマジ

先日、ゴミに認定したストマジの代替えエンジンが届いたので

早速搭載してみた。

ところが、エンジンをかけてみようとしたところで

またもや問題が

ジェネレータから出ているカプラの行き先がない。

車体側から来ているカプラは2Pのものが二つある

だけだ。

そこで降ろしたエンジンを見ると2Pのカプラが二つ

だ。

配線を直そうにも、出ている線の数が違うのでカプラ

だけ付け替えるというようなものではない。

双方のファンを外してみると、ステーターコイルの

取付は同じようなので、ステーターコイルASSYで交換

すれば行けそうだ。

ピックアップコイルから出ている線の数が違うのと

なぜか、ステーターコイルの数が違っていて、コイ

ルの巻かれていないコアがひとつある。

まあ、これはASSY交換なので問題ないだろう。

取付もそのままボルトオンで問題なし。

プラグの火花も確認できたので、パーツクリーナー

をキャブから食わせて、数回キックしたところで

パリパリと初爆があった。

後はチャージの方が働いていればOKなのだが、まだ

マフラーがついていないので、流石にこの状態での

エンジン始動は住宅街ではできないので、後にした。

でも、多分大丈夫だろう。

 

 

 

 

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本日、エンジンをゴミに認定しました

2020-01-25 18:19:38 | ストマジ

今日は久しぶりに、けっこうな雪が積もったので、午前中は除雪

午後からはストマジのエンジンを分解してみた(腰上だけ)

ヘッドを剥ぐってみると燃焼室はカーボンが多量についており、

一部からは漏れたあとがあった。

ヘッドガスケットからも抜けた痕が確認できる。

そしてヘッドには「DAYTONA」と記されている。

純正のヘッドでないことは明らかだ。

ボアを測ってみると標準の41mmに対し45mmもある。

やはりボアアップキットが組まれていたのだ。

そしてピストンはというと酷い状態だった。

しかし、シリンダー側はあまり傷がついていない。

燃焼室のカーボンの付き方から見ても、燃調が薄くて焼き付いた

という感じではないようだ。

多分ではあるが、ポートの面取りがなされていないためにピストン

に傷が入ったような感じがする。

ピストンピンはこの位置より抜けないではないか。

しかも紫色に焼けている。

ピストンピンのニードルベアリングはローラーが全く回らない

状態で、ベアリングとしては機能していなかった。

これならピストンピンが焼けるのも納得ができる。

組み上げる段階での初期潤滑不足ではないだろうか。

 

これらから想像するに、プロが組んだものではなく、DIYで組まれた

もの。しかも、経験の少ないホントの素人さんの作業という感じだ。

 

クランクケース内を上から覗いてみると、コンロッドに錆が・・・

クランクピンのガタも少し大きいような気がするのと

サイドのベアリングは異音が出ているので、やはりこのエンジンは

修理するよりは、別のエンジンを探した方が早いというか費用的

にも安くあがるだろう。

という訳で、ゴミに認定しました。

 

 

 

 

 

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ストマジ アースやスターターの問題だけではなく

2020-01-13 20:20:03 | ストマジ

昨日の続きでスターターからの配線を延長して繋いで

みたところ、スターターのボディとバッテリーの⊖側

が直接繋がるので、アース不良の問題は解消された。

しかし、スターターボタンを押してもリレーが作動しな

い。フロントブレーキについているスイッチが動作不安

定なようで、機能しないときがあるみたいだ。

スイッチは非分解型なので、交換するしかないが、まあ

今すぐにということでもないだろう。

 

スターターは回るようになったが、クランキング速度が

少し遅いような感じと、クランキング時にガサガサとい

うような異音がでている。

 

何か解るかと思い再度カバーをはずしてみると、Vベル

トが「DAYTONA」のものに交換されていた。

純正でデイトナの部品が使用されている訳もなく、また

一般ユーザーが普通のバイク屋さんで修理したのなら、

やはり純正部品が使用されているはず。

これは、走り屋とまではいかなくても、それに近いよう

なヤンチャな走り方でかなり酷使されていたものかもし

れない。となると、エンジン本体も・・・

 

試しにエキゾーストポートからピストンの状態を覗いて

みると、案の定引っ掻き傷が入っていた。

オーバーサイズピストンがあればボーリングして使用

できるが、なければピストンとシリンダーの両方を買

わなければならない。それにクランクのサイドベアリ

ング、オイルシール、それにケースのガスケットやら

これらの修理に関連するスモールパーツなどなど、

更には分解した時点で不具合個所が発見されれば部品

代は追加となってしまう。

コンロッドベアリングにガタがあったりすると、もう

ウチの設備ではクランクASSY交換しかできない。

となると、このエンジンを活かす価値は・・・と言う

ことになってしまう。

程度に良いエンジンを見つけて載せ替えた方が早いし

安く上がるような気がする。

しかし、4輪のようにリビルトエンジンや解体屋で程

度の良さそうなエンジンを探すのとは訳が違い、ネッ

トなどで探すしか方法がないとなれば、ほとんどカケ

のようなものだ。

もし、ウチが商売でやっているショップならこの車両

を活かすことはお薦めしないだろう。

 

エンジンは生きているがフロント廻りがグシャ!

みたいな事故車があれば一番良いのだが。

でも血がついているのは嫌だけどね。

 

 

 

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ストマジ スターター

2020-01-12 10:08:36 | ストマジ

アースが怪しいというところで中断していたが、また

その当たりを中心に作業を再開した。

中断していた間にバッテリーを充電しておいた。

 

バッテリーに繋がるマイナス側の端子と、ボディ間の

導通をチェックしてみると3Ωと表示した。

3Ωといえば抵抗値としては大きな値ではないが、

しっかりとアースがといれていれば、限りなく0Ωに

近い数値になるはずだ。ちなみにアース線だけなら

0.4Ωだった。これならテスターの誤差等も考えると

こんなもんかもしれない。

やはりアースの接触不良となっている部分を探して

対策をしなければダメだ。

 

次にスターターをちゃんと取り付けていないという

申し送りがあったことを思い出したので、確認する

ついでに外して単体テストをしてみたところ、あま

り勢い良く回らなかったので分解してみた。

これといった不具合は無さそう。

コンミの摩耗もほとんどないし、あの重たい感じは

なんだったのだろうか?

まあバラしたついでにコンミュテーターにペーパー

をかけて黒くなっている部分を磨いて組付けた。

すると さっきよりは良く回っているではないか。

ブラシの当たりが悪かったのかもしれない。

 

車体に取り付ける段階で・・・

車体の下部にスターターが付くので、センター

スタンドの状態ではどうにも作業性が良くないので

ジャッキを2つ使って上げることにした。

今までもこのような方法でやってきたが、やはり

2輪専用の作業用ジャッキが欲しい。

 

そんなこんなでスターターは無事に取り付けること

ができたが、配線がギリギリである。

このままでも繋げることはできるが、ちょうど

カプラーがフレームの内側部分にくるので、次に

外すときにはカプラーを抜くことができなくなる。

今後の整備性も考えてスターターから出ている

配線を少し延長することにした。

 

つづく

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ストマジ 今度は電装系で・・・

2020-01-05 18:11:08 | ストマジ

キャブのドレンから燃料漏れを起こしていたが、ドレンプラグの先端と

フロート室内にある、オーバーフロー用の細いパイプの付け根に部分に

耐ガソリンの液体ガスケットを塗って、漏れ具合を観察してみることに

した。

乾燥したところで、ガソリンを入れてみた。

これで2時間くらい様子を観察し続けたが、漏れる気配はなかった。

この状態で使用し続けるかどうかは別として、まずはエンジンを始動

させたいので、これでキャブを組付けてみることにした。

車両に取り付けても燃料もれは起こしていなが、エンジンがかからない。

自動チョークがうまく作動しないのか、さんざんキックを踏んだ割には

プラグは薄っすらと湿っている程度だ。

もう面倒なので、エーテルを食わせてみたら、エーテルの分だけが掛か 

るという感じだ。

作業台の上に乗っかっているので、キックでは少々辛いので、セルモー

ターを使おうとしたら、リレーがカチカチいうだけで動かない。

しまいにはスターターリレーも動かなくなった。

順に追っていくとブレーキスイッチから先に電圧が出てこない。

スイッチの接点を見ることはできないが、外から見ただけでも端子の

腐食が酷かったので磨いたところスイッチは動作するようになったの

が、この端子に刺さる圧着端子の方もかなり腐食している。

この端子を磨くことはできないので、新たに付け直すしかないのだが

このようにL形になっている平端子はないので、普通のものを使うこと

になる。

このままでもリレーは作動するので、リレー出力の電圧を点検すると

8.4V ??

バッテリーは少々上がり気味だけど、無負荷で11.7V出てくる。

リレーの接点不良かと思えば、バッテリー電圧と同じになることも

ある。

更にブレーキスイッチの平端子にテスター棒を当てただけでストップ

ランプが点灯したりすることもある。

多分アースも不良になっているのだろう。

アースの取り回しを完全なものにしてからスターターに移ることと

するか。。。 休みは今日で終わりなので、また作業の進みが遅くなって

しまうし、エンジンがかかるのは何時のことやら。

 

 

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ストマジのキャブ新たな問題

2020-01-03 18:36:01 | ストマジ

昨日は清掃まで終わらせていたので、今日はオートチョークに電気を

流してみたところ暖まることが確認できた。

これで車両に搭載してガソリンを流せばエンジンがかかるはずである

のだが・・・

キャブにホースを繋ぐ前に、年のためコックを開いてガソリンの状態

を確認すると若干ではあるが粉のようなものが混じっていた。

フィルターの在庫が一個あったので、それを入れることにした。

600円という値段がついている。

小さい割にはいい値段だ。

そしていよいよホースを繋いでコックをRESの位置にすると、フィルター

内に一気にガソリンが流れ込んできた。

ここで心配なのは「オーバーフロー」だ。

しばらく様子を見ていると、やはりドレン付近に雫がたれてきた。

やっぱりかあ(--;)

コックをオフにして止まるのを待ったが、なかなか止まらない!

オーバーフローならコックをオフにすればじきに止まるはずだ。

ドレンボルトを締め直すと、少し雫のできる時間が長くなった。

どうやらドレンボルトの当たりが悪くてガソリンが滲んでくるようだ。

再度キャブを外してドレン穴の中を覗くと、確かに綺麗ではない。

ボルトだけ新しい物にしても、相手側との当たりが悪ければまた滲んで

くるに違いない。

一か八かで、ドレンボルトのシート部になるところに耐ガソリンの液体

ガスケットを盛ってみた。

あまり強く締め込むと切れてしまうかもしれないが、圧力のかかる部分では

ないので、うまくいけば止まるかも。

完全乾燥までには24時間くらいかかるので、今日はここまでとして、

明日以降のお楽しみとした。

 

昨日、不思議だったキャブヒーターだが、どうやらアイシング対策なんかでは

なく、排ガス対策のようだ。

このバイクの年式ともなれば、排ガス対策が色々と入り始めている時代だ。

キャブを暖めることで混合気のガス化を促進して完全燃焼させHCやCO2

を減らすとともに燃費も向上させようということだろう。

たった50ccのエンジンが出す排気ガスでもシビアに考えられているという

ことだ。

昭和50年代のキャブ車はインマニに温水を通したりして同様な効果を出して

いたのを思い出す。

更にはキャブとインマニの間にヒーターを入れるECSガスターボなんていう

アフターパーツも売られていたなあ。

懐かしか。。。

 

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ストマジのキャブ

2020-01-02 18:39:15 | ストマジ

2020年が始まって2日目。

昨日も暇を持て余していたけど、流石に元旦ともなれば

クルマの通りも少ないし、まわりもなんとなく静かな感じが

したので、大人しくしていた。

休みも折り返し地点を回ってしまったので、また現実が戻っ

てくるかと思うと・・・

 

休みの間に預かっているいるストマジのエンジンくらいは

かかるようにしたいので、今日はキャブの清掃をすることに

した。

中を開けてみると、それなりに汚れてはいたが、思ったより

酷い状態ではなかった。

しかし、スロージェットが緩まない。

よーく見ると、プライヤーか何かで回そうとした跡が残って

いるので、過去にも外そうとして諦めたということかもしれ

ない。

フリーズルブを使ってみたが緩む気配はない。

逆に炙ってもみたが、ものがものだけにあまりカンカンに炙

るわけにもいかず適当なところで止めてこれにフリーズルブ

をかければ温度差が大きいので緩むかと思いきや、やはり緩

まない。

諦めが肝心ということで、外さないで穴だけ掃除することに

して、その他は特に問題もなく掃除を終えることができた。

このキャブはオートチョークなので、配線が出ているのは当

たり前のことだが、その他に一本ギボシが刺さる端子がある。

4輪ならスローカットソレノイドだが、そんなものが付いて

いる訳がないし、マニュアルで確認するとキャブヒーターと

なっている。

そしてこれには熱伝導グリスを塗ることになっているので、

半導体用の熱伝導グリスを塗っておいた。

まさかバイクでこれおを使うことがあるとは予想外だった。

マニュアルに則って点検すると、確かに温まってくることが

確認できた。

ベンチュリー内部が暖かいというよりは熱いに近いくらいに

なっているので、これだとゆ冬でもアイシングを起こす心配

がないだろう。稚内年越しツーリングにも使えるかもしれな

い。

しかしこんなものが付いている割にはバッテリーが小さいと

思ったら、ジェネレーターから別系統で電源供給をしている

ようだ。

サーモスイッチも付いていて、寒い時だけ作動するようなの

で、やはりアイシング対策なのか?

そんな寒いときに走行することを想定しているのだろうか?_

ストマジの開発コンセプトってなんだったのだろう?

 

 

 

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バイクのようなスクーター

2019-12-29 15:30:02 | ストマジ

ストリートマジックの復元を依頼された。

かなりバラバラなので、ここまでバラされると

どこに何が付いていたのかも解りにくくと想っ

たらパーツリストとサービスマニュアルも付い

てきた。

まずは、エンジンくらいはかかるのかとキック

を踏んでみると、なんとキックが降りないでは

ないか。

錆付いていたのか?

プラグ穴からペネトンを射して、少し荒っぽい

けどプラグ穴から丸棒を入れて軽く叩いてみた。

すると少し動くようになったので、後はクーリ

ングファンを前後に揺すっているうちに回転す

るようになった。

そこからはゾイルスプレーを射してキックする

こと数回。更にキャブからもゾイルスプレーを

クランクに向けたて射してキックする。

一応は回るようになったが、ザーザーというよ

うな音がするので、どこかのベアリングがダメ

なのだろう。

この状態でエーテルを食わしてみると初爆はあ

るので、エンジンはかかるようだ。

キャブのドレンを緩めてみると、錆色の液体か

出てきた。

これは結構手間のかかる作業になりそうなので

作業台に載せることにした。

手前に居るのは作業場の番犬 君だが何があっても

吠えることはないのです。

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