暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

無事目覚めた ジムニー LJ10

2020-09-13 03:19:49 | オイル臭い部屋
昨日に引き続きジムニーの修理に出かけた。

火花が出ないのは、IGコイルの可能性が高いのだが、ただ
置いてあっただけで、ダメになるものなのか疑問も残ると
ころではあるが、交換してみれば一目瞭然なので、SJ30
用のコイルをつけてみた。



やはり原因はコイルだったようで、交換後は元気に
バチバチ飛ぶようになった。

これで素直にエンジンがかかる訳もなく。やはりキャブも
バラさなけれはダメか。
何だか変わった形のキャブだ



フロート室を見るには、キャブを外さなくても上からネジ
が付いている。
この蓋を外してみると、フロートを見ることができた。



フロートを抜いてチャンバー内の汚れの具合を見たいの
だが、コルクのパッキンを剥がさなければいけない。
しかし、これを剥がすと確実に破れてしまうだろう。

始めに5-56を使って、初爆があるのは確認しているので
フロート室にガソリンを注ぎ入れてやれば、ジェットの
詰まりでもない限りエンジンはかかるはず。

狙い通りにエンジンは始動した。
しかも、結構調子が良さそうな感じだ。



ナンバーがないので、公道には出られないが、走らせる
ことができた。

自分でも運転してみた。



LJ10を運転するのは初めてだ。
およそ半世紀前のクルマはこれ以上シンプルにできない
だろうというくらいシンプルな構造だ。

最後はトレードマークでもある横スリットのフロントグリ
ルをつけて完了になった。



【おまけ】
置いてあっただけで火か飛ばなくなったIGコイルがどう
しても気になり、分解してみた。
すると、二次コイルの端子の裏側が完全に腐食していた。



これなら電気は通らないであろうという状態になって
いた。
ケースはカシメられているとは言え、完全密封ではない
ので、湿気を帯びて腐食が進んだということなのだろう。

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目覚めよ ジムニー LJ10

2020-09-13 02:36:39 | オイル臭い部屋
今日は出張修理に出かけた。
長い間、倉庫内で保管されていたジムニーの目を覚まさせるためだ。
そのジムニーとは、空冷360ccのLJ10型なのだ。



フロントグリルはLJ20の縦スリットのものがついているが、オリジ
ナルの横スリットは壊れたり、盗まれたりすると二度と入手出来な
いからと、別に保管されていた。
でも、今となってはこの縦スリットも後期のSJ10の物と(は違うの
で貴重なものになってきている。

まずは、バッテリーを繋いでみたが、全く目を覚ます気配がなく、
ウォーニングランブすら点かない。

もともとは動いていたクルマなのだが、保管してあるだけでメイン
スイッチがダメになっていた。



幸いにして、別の中古スイッチがあったのでこれに交換すると
セルダイナモは回るようになった。
なんと、SJ20までのハンドルロックが着いていないスイッチは
全て共通みたいだ。
多分、フロンテやキャリイも共通なのだろう。

セルは回るようになったものの、エンジンはかからない。
火花が飛ばないではないか。
一次線には電気が来ているので、ポイントを磨けばOKだろうと
ディスビキャップを外してみると、接点付近が腐食していた。



ポイントを外して磨くか、交換したいのだが、ローターが抜け
てこない。
倉庫内保管されていたとは言え、通気性の悪い中で、ほとんど
換気もされていなかったので、いたるところの錆びが酷い。

ここで時間がなくなり中断となった。
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