☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

目黒記念の法則1

2008-06-01 15:10:49 | 長距離血統の法則
ダービーは誰しもが是非とも獲りたいと思うレース。
でも、残念ながらダービーを獲れなかったといって、ガッカリする必要はない。

そんなこともあろうかと、そんなスーパーヅカンのみなさまのために、
セーフティーネットをご用意させて頂きましたので、ドーンとダービーで勝負してちょうだい!

こちら↓


■トニービンとニジンスキー系が目立つ。

字面では、父GS系トニービン:0-1-3、ニジンスキー系(父、母父合計):2-1-1であるが、
実は、3着以内馬の中には同系統を内包した馬がいるのである。

■GS系内包馬
05年1着オペラシチー:父方にGS系フォルティノを内包
07年3着アドマイヤフジ:父方にGS系トニービンを内包

■ニジンスキー系内包馬
05年2着ウイングランツ:父方にニジンスキーを内包
06年2着アイポッパー:母方にニジンスキーを内包

■ニジンスキー系で面白いのは04年の傾向:
1着~3着の母父が全てニジンスキー系
そのうち、BT×ニジンスキー系が1、2着

■あとは、SS系は軽視してよいが、鈍足サンデーには注意を払えば万全。

以上を踏まえて↓



◎12キングトップガン
04年の傾向にピッタリ一致するBT×ニジンスキー系の配合である。
更に、同馬の母方はGS系アローエクスプレスを内包している。
また、父方には長距離戦には欠かせないリボー系グロースタークを内包がいる。


○17アルナスライン
父は鈍足サンデーのアドマイヤベガ。
ということは父の母父はGS系トニービンである。
これまた、母方にリボー系グロースタークを内包している。

▲18フサイチアソート
ダービーに向けての調整していたので仕上がりは万全。
ここはダービー除外の鬱憤を晴らす勝負駆け。
父トワイニングはミスプロ系だが、父系を辿っていけばリボー系トムフロルが内包されている。

☆4ソーユアフロスト大穴ならこれ。
なんてったって、春のリファールのコマンダーインチーフ。
しかも馬場が渋っているなら、大駆けがあってもちっとも不思議ではない。
小牧騎乗も魅力。

勝負所はこの辺まで。
以下は血統傾向に沿って、パラパラと。

みなさん、良い目黒記念を!!


=つづく=



東京優駿の法則15

2008-06-01 14:57:45 | 府中の法則
さっき紹介した東京8R青嵐賞が、見事○◎で的中!
こいつはダービー前に縁起がいい♪

偶然番長も節子も、幾らかのダービーへの軍資金を調達できたようだ。
よかった、よかった。
まあ、番長は相変わらず、私の買い目の逆目を張って儲けているようだが、ダービーなので気にしない、気にしない。

さて、青嵐賞の結果を踏まえた東京芝2400mはこうなった↓


重賞と一般戦の血統傾向は異なるので、あくまでも参考程度に。

やはり、発表であるが、道悪血統での決着となったので、実質的には重馬場と考えてよいのではないだろうか。

さあ、いよいよダービー!!
ここで、未だ迷いに迷っている方のために、競馬ラボ~研究員の喫茶室より、馬体重に関するデータをご紹介し、ダービーに関する記事の更新は、レース終了後まで暫く中断させて頂くことにします。

*対象期間は過去10年間。

当日、馬体重がマイナス10kgの馬:0-0-0-8

<該当馬>
2サクセスブロッケン:マイナス10kg
6モンテクリスエス:マイナス10kg

480kg以上500kg未満の馬が連対率24.4%で最も良い。
<該当馬>
4タケミカヅチ:498kg
10レインボーペガサス:484kg
15フローテーション:480kg
17ショウナンアルバ:486kg
18クリスタルウイング:484kg


みなさん良いダービーを!!


=つづく=

東京優駿の法則14

2008-06-01 13:47:00 | 府中の法則
私は既にダービーの馬券を購入してしまいましたが、
みなさんの中には、パドックで各馬の仕上がりを確かめてから馬券を購入しようと思っている方もいらっしゃると思います。

そこで、そんなみなさんへ少しでも参考になればと思い、パドックでの馬の見方ではありませんが、こちらを紹介しておきます。

ダービーと同じ芝2400mで行なわれる東京8R青嵐賞。
馬券を買う買わないかは別にして、各ジョッキーは必ずダービーを想定した乗り方をしてくれるので、各馬が何処を通ったのかを、よ~く見ておくと、必ずダービーに役立つはずです。

とはいうものの、指を咥えて見てるのは、なんとなく勿体無いという気持ちも分からなくもないので、こちら↓


■SS系とジャンポケ中心

が、今の馬場状態は、発表ではヤヤ重。
ここは道悪血統優先で。

というわけで、

☆ダービー前の一稼ぎ馬券☆

◎8シグナリオ
○2ミレニアムウイング




=つづく=

東京優駿の法則13

2008-06-01 13:28:38 | 府中の法則
今年のダービーの◎は、フローテーション。
これは不動だ。

そして、今年のダービーの軍資金は3000円。
なんともショボイ・・・
だが、無いものねだりをしても仕方ないので、ここは有り金勝負する。


さて、そこで問題なのは、勝負馬券をどれにするのか?ということ。

いくら不動の◎だといっても、私はまさかフローテーションが勝つとは思っていない。
せめて3着以内に入って波乱を演出して欲しい、そして菊花賞馬になって欲しいとの願いを込めた◎である。
それに、藤岡君がいきなりダービージョッキーになるとも思えないしね。

よって、フローテーションの単勝60倍は魅力的だが、単勝勝負はしない。
ならば、複勝なのか?
いや、それは買わない。
いくら生まれて初めてのダービー的中の栄誉を手に入れたいと思ってはいても、まさかダービーで複勝を買うようなセコイまねはできない。

したがって、勝負馬券は『連勝系』の馬券から選ぶことになる。
しかし、軍資金は3000円しかないので、相手は絞るしかない。

さて、その相手選びであるが、ここは原点に戻り、これまで紹介してきた数々の☆ダービーの法則☆に従うことにする。

ということで、まずは、ダービー出走馬の血統構成表と前走着順&3F上り順位↓


大前提は、『ロベルト系ダービー5年周期の法則』であることをお忘れなく!

まっさきに、父ロベルト系の②サクセスブロッケン、⑥モンテクリスエス、⑦スマイルジャック、⑨マイネルチャールズを消してしまおう!!


次に、前走着順4着以下or前走上り3F4位以下の『落ちこぼれ組』を消す。

で、その結果こうなる↓






更に、丁寧にも、みなさんが見やすいように、邪魔な馬は完全消去しておいた↓


残ったのは、フローテーションを除く7頭。
ここから、例の二つの史上最強の補足☆で、相手を絞り込んでいく。

☆ダービー同系セットの法則☆

◎フローテーションは父SS系
⇒父SS系:ブラックシェルを除く6頭へのセット馬券を買えばOK。



☆オークス・ダービー血統リンクの法則☆

今年のオークスの1着~3着馬の血統構成は↓


■3頭全てにSS系が絡んでいる。
⇒上記同様ブラックシェル以外全てに該当。

そんなブラックシェルにも、ちゃんとオークスからのリンクが存在する。
■1着父GS系トニービン・ラインのジャンポケ⇒ブラックシェルの母父トニービン

■3着父フレンチデピュティ⇒ブラックシェルの父フレンチデピュティの仔クロフネ

正直、クロフネはノーザン系ヴァイスリージェントの流れを汲む、バリバリのダート血統なので、クラシックを勝つとは思えないのだが、ここまで完璧にリンクされていては押さえておいた方が良かろう。



結局、最初の段階で残った7頭がそのまんま残ってしまった。
出来れば1点、百歩譲っても3点以内に収めたいのが本音。
でないと、勝負!といった感じがしない。



と、ここでダービーの血統傾向過去5年を↓


■SS系(父、母父):2-5-5
直近2年は、父、母父ともに非SS系が優勝しているが、全体で見ればSS系が優勢だ。

■二代目SS系:0-1-3
フローテーションの父スペシャルウィークがいるではないか!
これはめちゃくちゃいい感じだ♪

そして、ディープスカイの父アグネスタキオンもいる。
でも、正直言って、残った馬の中で一番買いたくないのが、目下1番人気の①ディープスカイ。
過去10年、馬番1番と10番は一度も馬券対象になっていないのも理由の一つだが、それよりも気に入らないのは、以前も書いたけど、SS系×ダンチヒ系という配合は『マイルがベストの血統』だと思っているので。
確かに、05年3着シックスセンス(SS×デインヒル)の実績はあるのだが―。

それに、逆説的に言えば、ディープスカイを買うのなら、早々と消えてしまったレインボーペガサスも買わなければいけなくなる。
いっその事、ディープSは切ってしまおうか。

■リファール絡みが3年連続1着:⑬ベンチャーナイン(エイシンサンディ×コマンダーインチーフ)
しかし、ダービー馬の父エイシンサンディ!っていうのもなんだか地味だしなあ。

傾向からはこんな感じだ。

最後に、☆ダービーの黄金配合☆から。

■ダービー黄金配合は、SS×ボールドルーラ系とSS×GS系であるが、残念ながら父SS系は昨年から居なくなり、SS系二代目との配合馬は居ない。

ナスルーラ大系統まで範囲を広げるのであれば、⑯メイショウクオリア(マンハッタンカフェ×レッドゴッド系)

■また、SS系2代目自身の父母父がGS系かBR系
①ディープスカイ、⑧アドマイヤコマンド、⑱クリスタルウイング

■ここまで、一度も名前が挙がっていない④タケミカヅチだが、これまた昨年の3着SS×ニジンスキー系に一致するので、押えなければならない。

ということは、最初の7頭が全て切り捨てられずに、そののまんま残った。
しかも、私にはどうしても、もう一頭買い目に入れたい馬がいる。

どうやら、府中の芝は重~ヤヤ重の模様。
となれば、『雨のライアン!』⑪レッツゴーキリシマは、どうしても買っておかなければならないのだ。

それに、レインボーペガサスもどうしても気になるし・・・

結局、相手を絞るどころか、逆に増えてしまったので、これ以上コネクリ回さずに、素直にベトっと全部買うことにする。

さて、問題は券種。
まあ、三連単は3000円じゃあ、どうやってもムリ。
馬連なら、フローテーションからレインボーペガサスを含めた9頭へ流す。
が、これじゃあ一点当り300円が限界だ。
どれかを厚めに勝負するにしても、それが決められないから、手に負えない。

馬単なら、裏表を買わなくちゃいけないので、一点当り100円しか買えない。
中には10万馬券が含まれているだろうけど。

それならば、いっその事、三連複を買って100万馬券を夢見た方がいい。

ということで・・・


☆生まれて初めてのダービー的中馬券☆

三連複1頭軸流し

⑮フローテーション

①ディープスカイ
③ブラックシェル
④タケミカヅチ
⑧アドマイヤコマンド
⑪レッツゴーキリシマ
⑬ベンチャーナイン
⑯メイショウクオリア
⑱クリスタルウイング

合計28点×100円=2800円




気になる⑩レインボーペガサスを買うと、36点になるので結局は見切った。

でも、抜けたらメチャクチャ悔しいので、

余った200円で
三連複
⑧=⑩=⑮

を適当に押えておいた。

でも、レインボー絡みの他の組み合わせが来た日には、もっとメチャクチャ悔しいのは言うまでもない―。


既に、馬券購入をお願いしていたSOULは、既に購入したようだ。

さあ、ダービー!
みなさん良いダービーを!!



=つづく=

東京優駿の法則12

2008-06-01 05:19:12 | 府中の法則
さて、勘のいいみなさまの中には既に『お宝馬』にお気付きの方もいると思うが、
ここでダービー波乱の主役の条件を整理してみる。


☆史上最強のダービー波乱の主役の条件☆
1.7番人気以下
2.7枠・8枠に入った馬
3.前走着順4着以下かつ前走上り3F順位4位以下の馬
4.菊花賞馬候補




で、対象馬はこちら↓


対象馬は3頭に絞られた。



残った3頭の中で、一番、菊花賞馬っぽいのは・・・
と、ここで菊花賞の血統傾向を見てみよう↓



■SS系(父、母父合計):5-4-3
ショウナンアルバの父ウォーエンブレムが属するミスプロ系も気にならないではないが、圧倒的にSS系が優勢である。

それに、エーシンフォワードの父フォレストワイルドキャットはノーザン系の中でもダート寄りのストームバード系だし、
ショウナンAの父ウォーエンブレムも芝の重賞で実績を残しているが、元来ミスプロ系はダート血統である。
ダート血統が、芝3000mの長距離で行なわれる菊花賞を制するなんて想像できないし、して欲しくない。

となれば、対象馬は自ずと一頭に絞られる。





☆2008年ダービー波乱の主役☆

フローテーション!!


父スペシャルウィークは、98年ダービー1着、菊花賞2着。
そして、母父リアルシャダイは、92年菊花賞馬ライスシャワーの父であり、97年菊花賞2着ダイワオーシュウの父でもある。

更に言えば、スペシャルウィークが制した98年ダービーの2着は母父リアルシャダイのボールドエンペラーであり、3着には父リアルシャダイのダイワスペリアー。

そう、フローテーションは、その父からも、母父からも、ダービー波乱の主役のDNAを受け継いでいるのである。


フローテーションが波乱の主役の根拠はまだある。
こちらを再掲↓



8枠16番ボールドEは14番人気で2着、7枠15番ダイワSは15番人気で3着。
当時、三連複と三連単は発売されていなかったが、もし仮に発売されていたとしたら、
昨年の215万馬券をずっと上回るウルトラ配当になっていたであろう。

そして、上の表をもう一度よく見て欲しい。
7枠に入り、3着以内に来た馬の馬番は13番1-1-0で、15番0-0-4である。

そして、フローテーションの馬番も15番!!

また、人気については投票締め切り後にならないと分からないが、
前日最終単勝オッズで68.4倍の14番人気の同馬が、当日いきなり6番人気にまで押し上げられるとは思えないし、
当ブログは、オッズを全く左右しないことくらい重々承知しているので、
フローテーションは7番人気以下になると断定しても構わない。

なんとも、波乱のダービーに因縁深いフローテーションである―。





子曰く、

『古きを温ね、新しきを知る。』

私は今年のダービー勝負馬券の検討は、ダービーの過去18年間の歴史を温ねることから始めた。
それにより、超お宝馬を発見することができた。
まさに、温故知新―。
孔子の教えには従うべきである。

私は、生まれて初めてのダービー的中の栄誉を、フローテーションに託す。
そして、私は菊花賞でもフローテーションに◎を打つ!



=つづく=



東京優駿の法則11

2008-06-01 03:44:14 | 府中の法則
☆史上最強のダービーの法則5☆
『波乱のダービーの主役は、将来の菊花賞馬!』

92年ライスシャワー、03年ザッツザプレンティ、07年アサクサキングスの例だけで、
こんなことを言い切ってもいいのか?という声が聞こえてきそうだが、大丈夫。

この法則を裏付けるデータを紹介する↓

Yahoo!ダービー 『専門家が語る日本ダービー』柿谷陽介氏のコラムより全文転載。

『ダービーで3連単を獲る方法

日本ダービーは、GIの中でも、人気馬が勝つ確率が高いレース。
過去10年では1番人気が7勝、2番人気が1勝、3番人気が2勝と、優勝馬はすべて3番人気以内に推された馬たち。
3連単215万馬券の大波乱となった去年のダービーにしても、勝ったのは3番人気のウオッカ。
215万馬券を演出した最大の功労者は、14番人気で2着に逃げ粘ったアサクサキングスだった。
要は波乱になる際は、ヒモ荒れなのが、日本ダービーの特徴なわけだ。

 ではどんな馬が人気薄で2、3着に来ているのか。
実はあきれるほど簡単な法則がある。
過去10年、7番人気以下で2、3着に来た7頭の内、
01年の3着馬ダンシングカラーを除く6頭は、7・8枠に入っていた。
要は人気薄で馬券に絡んだ馬は、ほぼすべて外枠だった
わけ。

 年にもよるが、開催後半でコース内側の芝が傷んでいることが多いこと、18頭立てになって、外を回るコースロスが少なくなり、
むしろ揉まれないメリットが大きくなったこと、などがこういった結果を生んでいるのでは、と個人的には推測している。
 
ともあれ、
1~3番人気 → 1~6番人気+7・8枠の7番人気以下 → 1~6番人気+7・8枠の7番人気以下
という、フォーメーション馬券を買うだけで、過去10年中、9年の3連単馬券が取れてしまっていたことに!
(3連単馬券は実際には2005年からしかないけど)

 このフォーメーション馬券の組み合わせ数は、7・8枠の6頭全てが7番人気以下の場合でも330点。
あ~っ、去年これに気づいていれば、168点(去年は7・8枠に人気馬が3頭入っていたのでこうなる)×100円=16800円で、215万馬券がゲットできたのに~! 
とこの原稿を書きながらさもしい計算をしていたりもするが(笑)、今年にしたって大混戦。
考えれば考えるほど外れるような気もするし、この組み合わせを買って、運試しをするつもりだ。

7・8枠から2、3着に来た、7番人気以下の馬
 』
(表は、見やすいように私が作成し直した。)



菊花賞馬については触れていないが、上の表のなかにはザッツザプレンティとアサクサキングスの名前が挙がっている。

柿谷氏のデータは過去10年だが、私の手元には過去18年分のダービー1着~3着までのデータがあるので、今年のダービーのモットーである温故知新を実践してみた。

ダービー過去18年の7番人気以下の成績↓

■7番人気以下の馬の成績:1-3-9
さすがに1番人気馬が勝つ傾向があるダービーだけあって、7番人気馬は1勝止まりだが、3着9回。つまり2年に1回は3着以内に来ているのである。

■その内、7枠・8枠に入った7番人気以下の馬:1-3-5



で、7番人気以下で3着以内に来た13頭の菊花賞での成績はどうだったのだろうか?
もちろん調べてみた↓


■対象馬13頭中、3頭が菊花賞を制している。

■それ以外でも2着3回、3着1回と、対象馬の半分が菊花賞で3着以内に来ているのである。

温故知新―。

『古きを温ね、新しきを知る』のは、何も人の師になるためだけではない。
私にとって生まれて初めてのダービー的中!という栄誉をもたらしてくれるのだ。


=つづく=

東京優駿の法則10

2008-06-01 02:25:59 | 府中の法則
前回、前走3着以内かつ上り3F順位3位以内の優等生組に注目したが、実はここに盲点がある。

波乱の主役は、落ちこぼれ組にいる!

まずは、こちらを再掲↓


注目すべきは落ちこぼれ組のザッツザプレンティとアサクサキングスの方。

なぜか?
この2頭には共通点がある。
それは・・・・・




ともに菊花賞馬!!





03年7番人気のザッツザプレンティが3着に入り三連複5930円、そして07年14番人気のアサクサキングスが2着に入り、200万馬券!

そういえば、ミホノブルボンの92年に16番人気で2着に入り、ダービー史上初めての馬連万馬券を演出したのは後の菊花賞馬ライスシャワーではなかったか。

まさに、古きを温ね、新しきを知る―。

みなさんは、今年の菊花賞はどの馬が勝つと思いますか?
もし、菊でのお目当てのいる方は、ダービーでもきっと良い思いができるでしょう。

もちろん私は、既に今年の菊花賞馬を見つけています。
あしからず。

=つづく=

東京優駿の法則9

2008-06-01 01:29:34 | 府中の法則
ここまで、ダービー過去18年の血統傾向によるアプローチや、どうやらここらが限界のようだ。
しかし、残念ながら私は、血統傾向以外の戦術は持ち合わせていない。
今年も、またダービー不的中記録が更新されるのか、と思いつつ、以前紹介した私のダービーエピソードを見直していると、あることを思い出した。
そして、それを手掛かりにして、驚愕の事実を発見したのである。

孔子曰く

『古きを温(たず)ねて新しきを知らば、以て師と為すべし』
先人の学問、過去の事柄を研究し、現実にふさわしい意義を発見できるようであれば、人の師となることだろう―。

人間、過去を振り返り、思い出ばかりに浸っていても進歩しない。
温故知新が大切なのである。

私は人の師にはなれないだろうし、なりたいとも思わない。
だが、私は『現実にふさわしいお宝馬』を発見した。

スペシャルウィークの1998年。
清水成駿は、『孤独の◎』ボールドエンペラーで、競馬オヤジどもの度肝を抜いた。

その根拠は確か、
『皐月賞で大外ぶん回して、上り3Fで速い脚を使っていたから』、だったように思う。
ボールドエンペラーは皐月賞6着だが、上り36.5で出走馬中2位だったのである。

そして、キングカメハメハの2004年に、そのことを思い出した私は、皐月賞13着、上り3F34.0の出走馬中3位タイの脚を使ったキョウワスプレンダを対抗に抜擢した。
結果は4着だったが、5着のスズカマンボもまた皐月賞6着時の上りはキョウワSと同じく34.0である。

さて、今年のダービー出走馬の皐月賞組の中で最速の脚を使ったのは、みなさんご存知のように
レインボーペガサスである。
私はてっきりこの馬とディープスカイが、1、2番人気を分け合うと思っていた。
それほど、この『成駿の法則』は有名だからである。
しかし、前日最終オッズを見て驚いた。
1番人気はディープSだが、レインボーPは単勝11.1倍の5番人気である。
これだけつければ、レインボーPの単勝勝負でも充分に美味しい。

だが、レインボーPは、お宝馬ではない。
気になるのは、アグネスタキオン×デインヒルという配合。
ヴィクトリアマイルの稿で書いたように、このSS系×ダンチヒ系というのは、マイルがベストなので、ダービーでは距離が持たないのではないかと思う。
現に、SS系×ダンチヒ系配合は、SS産駒がクラシックデビューした95年以降、05年3着シックスセンスの1回のみである。

昨年のダービーのように、超スローペースになれば『実は最強マイラーのウオッカ』の再現があるかもしれないが。

そして、目下1番人気のディープスカイもアグネスタキオン×ダンチヒ系チーフズクラウンなので、同様なことが言える。

更にはこんなデータもある。
競馬ラボ『研究員の喫茶室』によれば、過去10年で馬番1番と10番は一度も馬券になっていないそうである。

まあ、過去10年という縛りがどうなのか?という問題はあるのだが、ディープSやレインボーPから勝負する人にとっては嫌なデータであろう。

話が逸れてしまった。

『成駿の法則』は、何も『皐月賞上り最速の脚』を使った馬ではない。
あくまでも『速い脚を使った馬』でいいのである。

と、ここでダービー過去5年の3着以内の前走着順と、その時の上り3F順位を調べてみた。



03年3着ザッツザプレンティと07年2着アサクサキングスを除く全ての馬が、
『前走3着以内かつ上り3F順位も3着以内』である。

前走はなにも皐月賞に限定する必要はない。
どのレースにせよ、前走3着以内・上り3F順位3以内の馬を選べばよいのである。

で、こちらがダービー出走馬の前走着順と上り3F順位↓


レインボーPは、皐月賞上り3F最速であるが、4着なので消えてしまう。
残ったのは9頭。
馬連9頭BOXでもいいし、三連単9頭BOXを買えば、おそらく当るだろう。

だが、私は買わない。
なぜなら、ここには『お宝馬』は居ないのだから―。

=つづく=