【第13章】
(13)三角形の形状決定
△ABC の形状を決定する。
①正三角形⇔3 辺が等しい
②二等辺三角形⇔2 辺が等しい
⇔2 角が等しい
③直角三角形⇔三平方の定理が成り立つ
正弦定理と余弦定理を利用して、辺の関係あるいは角の関係を調べる。
正弦定理より
sinA=a/(2R), sinB=b/(2R), sinC=c/(2R)
余弦定理より
cosA=(b^2+c^2-a^2)/(2bc)
cosB=(c^2+a^2-b^2)/(2ca)
cosC=(a^2+b^2-c^2)/(2ab)
例)sinA=2cosBsinCを満たす△ABCはどんな三角形か。
【解】
2RsinA=2cosB(2RsinC)
正弦定理より、
a=2c×cosB
余弦定理より、
a=2c×(c^2+a^2-b^2)/(2ca)
a^2=c^2+a^2-b^2
b^2=c^2
b>0, c>0より、b=c
よって、b=cの二等辺三角形
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