【2021/8/26】
菅首相は25日夜、新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言の追加発令などを決めたことを受け、首相官邸で記者会見した。
首相は、ワクチンはインド由来の変異ウイルス「デルタ株」にも効果があると強調し、接種率が向上していることから「明かりははっきりと見え始めている」と指摘した。
イスラエルはワクチンの接種率の高い国である。しかし今変異ウイルスによってコロナが拡大している。
変異ウイルスは、ウイルスが細胞分裂し増殖する時に突然変異により発生する。「デルタ株」以降にもどんどん変異ウイルスが発生することが予想できる。現在使用中のワクチンがその変異ウイルスにも有効である保障はない。
「接種率の向上」=「明かり」ではない。
ワクチン+αの対策が必要であろう。
また、2021年4月、アメリカ疾病予防管理センターは、米国においてCOVID-19ウイルスに対するワクチン接種を完了した7500万人以上の人々の間で、COVID-19の打ち抜き感染(ブレークスルー感染)が5,814件あり、74人が死亡したと報告した。
米国で新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種(ブースター接種)を計画している。
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