キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アルトのリード

2009年08月11日 00時38分41秒 | サックス練習その2
グリムスキーワード エコアクション



今日のアルトの練習では、2ヶ月ぶりに新しいリードの箱を開けた。

今使っているのは、バンドレンのZZ半。
一応、最初、全部リードをリードケースに移してから、一枚づつ2、3分づつ吹いて、気に入った鳴りの順に並べなおしてケースに仕舞った。

それで10枚吹いた感想は、約5枚は軽く鳴る、残り5枚はちょっと抵抗があり、吹き込むと音色が落ち着いてパワーが出そう、、、という結果。ただ、その中の一枚だけ鳴りやすいけど、音色がかすれるのがあったり、、、。
もちろん一枚一枚、鳴りやすさと音色が微妙に違うけど、これは個体差だから気にしなくなった。なにしろリードメーカーでさえ一枚づつの個体差は認めているし、。

それでこれからどれを使うか決めないといけないのだけど、リードの番手って、もともとアバウトな範囲でもあるので、2半の箱でも、2番に近い物や、逆に3番に近いものもある。それに鳴るというか響きの感じも一枚一枚違うので、あとは吹いた時の好みにもあるし、、、どれがはずれって無い気がした。
要は、自分の吹き方の好みに合わなければ、そのリードははずれだし、逆に吹き方の好みに合えば当りになる。
そう考えるとリード選びって、吹き手の力量が問題になるとほんと感じた。

実際には、私の場合、一箱10枚にうち練習や本番で使うリードは9枚くらい。やっぱり一枚くらい、鳴りがなんともならないのがあるのは仕方ないと思っている。
でも、他のリードはそれなりに吹けるので、使えると判断している。

それで先月、例の赤箱のリードにレッスンに持っていったとき、私が、「このリードだと自分の好みの鳴りになるリードが10枚中、一枚しかない。」とか言ったら、、、「そんなリードを使うべきではない。」というアドバイスがあった。
つまり、「リードは、本来、自分自身でなるべく吹きやすいと思っているリードを使うべきだ。」ということだった。
だからといって、単に柔らかく鳴り易いという意味ではなくて、あくまで正しい吹き方をした上で、もしくはマウスピースとの相性という意味で選ばないといけないらしい。

それとリードの個体差については、いちいち個体差に惑わされてはだめ。さらに体調の悪さや吹き方の不安定さで、吹きずらいと判断してもだめ。本当の基礎を身に付けて、正しい吹き方で、リードに向き合わないといけないらしい。

それで私はというと、、。

うーん、基礎の吹き方はまだできていない。
腹式呼吸やサックスの正しい吹き方はレッスンで習っているけど、いざ、それを実践したくても、なかなか意識だけでは体がいうことを利いてくれない。
それでもあきらめず毎日吹く練習をしているのは、やっぱり夢があるから。
どうしても憧れの楽器で華々しくセッションやライヴで吹いてみたい。
そう思うと日々、それほど進歩を感じられなくても、練習で挫けそうになっても、また休んで、また練習する気になってくる。

、、、ということで、アルトの練習も楽しくやっていこうと思った。
やっぱり将来は、リードの違いも、マウスピースの違いも、楽器の違いも、乗り越えられるプレイヤーになりたいな。(笑)
コメント (6)
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