キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アルトサックスのこと

2018年02月02日 09時04分43秒 | アルトサックス
このブログを始めた当初は、アルトサックスを練習していた。
タイトルのとおりサックスの奮闘記であり、日々の練習の記録を残す意味を含めて。

そんな感じで日記としてブログの記事を書き始めてから、すでに12年以上が経過して、なぜか今はベースの練習日記になっている?!



それで、アルトサックスについては、最初は入門用というか始めるきっかけで中古のアルトを買って、カラオケボックスで練習したけど、始めて5年が経過した頃に新品のセルマーを買い、引っ越したマンションに小さな防音室を置いて、さらにその後、新築戸建に引っ越し大きめの防音室を置いて、、、現在に至る!

こう書くと、どんどん練習環境だけはグレードアップしたものの、肝心の練習内容はだんだんと内容が降下したのか?、、、途中であきらかに上達具合が止まってしまった。

きっかけはサックスのレッスンを止めたのが一要因だけど、たぶん、それだけじゃないはず。

2年半までにベースをレッスンを受け始めたのは、そんな停滞状態が続くのに嫌気が差し、難しそうな楽器を新たにチャレンジして、今までやってきた楽器への情熱の活性化が狙いだった。
なぜならアルトサックスを始めたとき、まだそれまでやっていたドラムは止めていなかったから。

とはいえ、結局、新しい楽器が楽しくなると、これまでの楽器の練習量は減ることに。

でももともと新しい楽器をやると決めた頃って、これまでやってきた楽器の練習量は減っている時期でもあるのでそれほど問題はなかった。



アルトサックスという未知の吹奏楽器を始めた頃は、とにかく「吹くこと。」、「音を出すこと。」が、苦しくて大変だった。
吹いてもすぐに音は出ないし、出ても今度は指がまったく動かない。
譜面もまったく読めない。
ジャズの理論もわからない。
ドラムのリズム譜とト音記号の譜面の位置に混乱!

なんにも分からなかったけど、
完全管楽器の初心者相手に丁寧に長時間(当時は2時間個人レッスンを月に3回だった。)
指導して下さった恩師のおかげで始めて、たった一年弱でジャズのセッションで吹くことに。

最初は良かった。

って、実は、どの楽器も上達具合が似ていて、、、それを考えると今のベースもちょっとヤバい気もするけど、そんなこといっていたら~。

ほんと、人生、三度目の正直という言葉もあるので、、。

今までの失敗を思い起こし、これからはもっと頑張ろうと思っていたり。

と、話が反れました。(おぃ!)



今のアルトサックスの立場は、やめないけど続ける意思はそんなに強くない。
なんとなく消極的だけど、実はまだ諦めてはいない。

で、なぜそうなるかというと、

やっぱ夢にまでみた憧れの楽器を買ったからで、さらにいうと憧れのサックスプレイヤーがいる限り自分でそのメロディを吹いてみたい。
そんな憧れを忘れられないから。

アルトサックスを始めた頃の心配事は、今は、少し減った。
今は、楽器、出してすぐに吹いて音を出すことができる。
すぐに曲を吹くことができる。
譜面も読めるようになったし、ジャズ理論も初級編くらいはわかるようになった。
だだ、そこから先にいかなくなった。
って、それは憶測だけど上達が中級から上にいかない本当の理由は、やはり練習内容と練習意識かもしれない。

そんなアルトだけど今もまだ最初の頃から参加しているジャズのビッグバンドがある。
やはりバンドの存在は有難い。
何度もやめたいと思ったけど続けていて良かった。
そんな思いが過る。

今でもアルトの練習は、月に5、6回くらいで、いつでも練習できるんだけどあまりやっていないのは単なる油断。
10年以上も同じ楽器をやっていると少し吹かなくても大丈夫な気がしてしまうけど、それは単なる妄想だったり。
、、、とはいっても、なるべく日々練習するようにしたいかな?

実はアルトサックス以外にもここ10年の間に新しく始めた楽器がたくさんあるのだけど、どれも挫折じゃなくて中断。
って、これ、本当は自分に言い訳してるだかもしれない。



昨日はアルトサックスを少し吹いた。

お気に入りのマウスピースとお気に入りのストラップ。
いつでもベストコンデションをキープするファイバーリードと、大好きなチャーリーパーカーモデルのセルマーのサックス。
これで「コンファメーション」が吹けたら最高なのに、今はまだ吹けない。
それがジレンマなのかもしれない。

ともかくアルトサックスが好き。

そしてベースはもっと好き。

それだけはいえること。

これからも好きな楽器をどんどん練習したい。




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