先週のベースレッスンで、改めてアルコのボーイングの基礎を習い、もう一度、それに基づいて教則本を練習中ー。
、、って、教則本は、「HIYAMAノート」なんだけど、練習は最初のページからやっていて、まずはアルコということで、開放弦の練習のページから~。
このページはもともとウッドベースを習い始めた頃からウォーミングアップでピチカートでやっていたけど、やっぱ、それをアルコを使うとまったく違う解釈になってしまう。
たとえば、1.「G線とD線上で」、での課題も、ピチカートだと単純に弦を一本だけ弾くだけだけど、それがアルコだと弓のアップ、ダウン、という順番が変わり、弦の移動も意味が出てくる。
先週のアルコのレッスンで、とりあえずアルコの使う位置とアーティキュレーションの意味も教えてもらったのだけど、いざ、実際にやろうとすると、いちいち「どう弾くのか?」と、考えなければならず、つくづくこの練習には時間が掛かるというのを実感した。
それで練習に使っているベースは2本で、一本は自前のアリアのアップライトベース(EUB)で、もう一本が借りているウッドベースなんだけど、やっぱ、アルコで弾くとなるとウッドベースの方が、当然、良い訳で、どうしてもそっちでの練習時間が長くなってしまう。
とはいっても、レッスンに持っていくのはアップライトベースだし、万が一、ジャズの練習会やベースの発表会、ジャズのセッションで弾くとなるとやっぱりアップライトベースで弾くことになるので、、。ここはアップライトベースでも弾けるようになる必要性が出てくる。
ところが、前回、このブログの記事にも書いたように、アップライトベースだとミドルポジションとハイポジションの2弦、3弦を押さえると音が出なくなるという現象があるため、実際に使えるポジションはハーフとファーストで、あとは1弦の各ポジションだけになるんだけど、、、問題は他にもいろいろとありそう。
でも弾けないことはないので、それなりに練習中ー。
で、ひとつ気付いたのは、まずはウッドベース(この場合、コントラバスになるのかな?)でアルコの練習をした後、続けてアップライトベースでアルコを弾くと弓に動かし方が手に馴染んでいるのか、意外と素直に弾くことができた。
たしかにアールの違いがあるので、弓の角度のわずかな調整がかなり必要になるけど、そこばかりを集中して弾くと、かなりちゃんとした音が出て、ちょっとうれしかった。
どちらにせよ、アルコで弾くと弦がかなり振動するので、それに伴い、ベース本体も振動して地鳴りのような響きになり、、、たとえアップライトベースであってもかなり大きな音が出る気がした。
それで、実は、今、使っている防音室なんだけど、設置した当初は、担当に方が、「あまり低音の出る楽器は向いていない。」という忠告を受けていた。
けど実際は、電子ドラムで思いっきり叩いても大丈夫だし、エレキベースでアンプを大音量で鳴らしても、家の外まで聞こえることがなかったので、たぶん「コントラバスもいけるのではないか?」と思ったり~。
これについては、先週、実際に「コントラバスをアルコで弾いて」みて、防音室の外で家の者に聞いてもらったけど、あんまり音は大きくなかったみたい。たぶんその大きな音の正体は弦振動による倍音なので、振動としてもあるけど、けど空気振動成分が多いので、外にはあまり漏れないのかもしれない。
というか、音量や振動については、過去に「ドラムの練習」で散々苦労してきたので、これに勝る事柄はないのかもしれないと思ったり。
とりあえずベースに関しては、他の楽器の防音ができていれば問題はなさそうなので、ある意味、ベースを始めてよかったのかもしれないという感想も。
そんな感じで、話を戻すと、。
アルコのボーイングの練習は始まったばかり。
まずは、ロングトーンといわれる均一に音を鳴らす練習。
無理なく弦移動させる練習。
そして、決まった小節内での弓の動かすスピードと、音の割り振り、アーティキュレーションの弾き分け、等。
譜面ごとに違うので、まずはそれを覚えて弾けるようにすること。
特に今、注目しているのは、譜面のその音符をダウンで弾くのか、そのダウンでどの音符まで弾くのか、またアップでどの音符まで弾くのか、それを練習して覚えて弾けるようにしなくてはならない。
初歩的なミスで、一音づつダウン&アップで弾かないようにしなくてはいけないのだけど、これって、知らないとまずそうなっちゃうし、今度はどこまでダウンで弾くかっていわれても戸惑うばかり。
まぁ、そのために教則本とエチュードがあるのがクラシックなので、ここはしっかりと練習したいと思っている。
で、たとえるならば、その弓のアップ、ダウンの回数とか、ニュアンスって、ある意味、管楽器のアーティキュレーションに似ているのかもしれない。
たとえば一音一音ダウン&アップではっきりと弾くのは、サックスでいうところの全タンギングのニュアンスに近い。
つまり弓での一回がそのままタンギングでの発音と同じになるわけで、たとえば弓のダウンで弾いているときに押さえている左手の指を動かして3音くらい出せば、それがスラーとなってイメージ。サックスでも一回のタンギングで発音して息を送り込めば、その後、押さえている指を動かせばいくらでも音は変えられる。
そんなイメージを持ちながら練習するのも楽しい。
ということで、今のレッスンの課題は、「HIYAMAノート」のハーフポジションの全ベージなので、練習頑張りたい。
ちなみに教則本の中のエチュードに関しては、あくまで習っている先生の指示においてアーティキュレーションを決めているのが現状。
もしかしたら他の人と違うかもしれないけど、とりあえず、ちゃんと先生のように弾ければ問題無しなので、その辺は意外とやわらかくせめてみたい。
あと右手の弓の持ち方は、一ヶ月間、練習しているうちに多少の変化はあった。
それはベースの弾く角度によって、自然に右手先で弾く角度を微調整して弾くことができるようになってきたこと。
もちろん弓を持つフォームもそれに合わせ臨機応変に変えることが可能で、それにより、より無理のないフォームで弾くことができるようなりそう。
なにしろ小柄で腕も短いので、ことフォームに関しては、なんとかちゃんとしたい。どんな楽器でも無理のないフォームで弾くことは必至なので、ここは頑張りたいところ。
それにしてもアルコ、、、というか、弓は、楽しい。
人が弾いている音を聴いても、ピンとこなかったけど、実際に自分で弾いてみるとすっごく楽しい!
何よりも音が良い。
そして、何よりもその弾いた瞬間の弦振動の倍音が美しい。
たぶん、これは楽器の生音すべてにいえるのかもしれないけど、ウッドベースに関していうと、本当に弓で弾いた音は素晴らしい。
なので、自分もその恩恵に与かれて本当に良かった。
、、、練習に戻ります。
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、、って、教則本は、「HIYAMAノート」なんだけど、練習は最初のページからやっていて、まずはアルコということで、開放弦の練習のページから~。
このページはもともとウッドベースを習い始めた頃からウォーミングアップでピチカートでやっていたけど、やっぱ、それをアルコを使うとまったく違う解釈になってしまう。
たとえば、1.「G線とD線上で」、での課題も、ピチカートだと単純に弦を一本だけ弾くだけだけど、それがアルコだと弓のアップ、ダウン、という順番が変わり、弦の移動も意味が出てくる。
先週のアルコのレッスンで、とりあえずアルコの使う位置とアーティキュレーションの意味も教えてもらったのだけど、いざ、実際にやろうとすると、いちいち「どう弾くのか?」と、考えなければならず、つくづくこの練習には時間が掛かるというのを実感した。
それで練習に使っているベースは2本で、一本は自前のアリアのアップライトベース(EUB)で、もう一本が借りているウッドベースなんだけど、やっぱ、アルコで弾くとなるとウッドベースの方が、当然、良い訳で、どうしてもそっちでの練習時間が長くなってしまう。
とはいっても、レッスンに持っていくのはアップライトベースだし、万が一、ジャズの練習会やベースの発表会、ジャズのセッションで弾くとなるとやっぱりアップライトベースで弾くことになるので、、。ここはアップライトベースでも弾けるようになる必要性が出てくる。
ところが、前回、このブログの記事にも書いたように、アップライトベースだとミドルポジションとハイポジションの2弦、3弦を押さえると音が出なくなるという現象があるため、実際に使えるポジションはハーフとファーストで、あとは1弦の各ポジションだけになるんだけど、、、問題は他にもいろいろとありそう。
でも弾けないことはないので、それなりに練習中ー。
で、ひとつ気付いたのは、まずはウッドベース(この場合、コントラバスになるのかな?)でアルコの練習をした後、続けてアップライトベースでアルコを弾くと弓に動かし方が手に馴染んでいるのか、意外と素直に弾くことができた。
たしかにアールの違いがあるので、弓の角度のわずかな調整がかなり必要になるけど、そこばかりを集中して弾くと、かなりちゃんとした音が出て、ちょっとうれしかった。
どちらにせよ、アルコで弾くと弦がかなり振動するので、それに伴い、ベース本体も振動して地鳴りのような響きになり、、、たとえアップライトベースであってもかなり大きな音が出る気がした。
それで、実は、今、使っている防音室なんだけど、設置した当初は、担当に方が、「あまり低音の出る楽器は向いていない。」という忠告を受けていた。
けど実際は、電子ドラムで思いっきり叩いても大丈夫だし、エレキベースでアンプを大音量で鳴らしても、家の外まで聞こえることがなかったので、たぶん「コントラバスもいけるのではないか?」と思ったり~。
これについては、先週、実際に「コントラバスをアルコで弾いて」みて、防音室の外で家の者に聞いてもらったけど、あんまり音は大きくなかったみたい。たぶんその大きな音の正体は弦振動による倍音なので、振動としてもあるけど、けど空気振動成分が多いので、外にはあまり漏れないのかもしれない。
というか、音量や振動については、過去に「ドラムの練習」で散々苦労してきたので、これに勝る事柄はないのかもしれないと思ったり。
とりあえずベースに関しては、他の楽器の防音ができていれば問題はなさそうなので、ある意味、ベースを始めてよかったのかもしれないという感想も。
そんな感じで、話を戻すと、。
アルコのボーイングの練習は始まったばかり。
まずは、ロングトーンといわれる均一に音を鳴らす練習。
無理なく弦移動させる練習。
そして、決まった小節内での弓の動かすスピードと、音の割り振り、アーティキュレーションの弾き分け、等。
譜面ごとに違うので、まずはそれを覚えて弾けるようにすること。
特に今、注目しているのは、譜面のその音符をダウンで弾くのか、そのダウンでどの音符まで弾くのか、またアップでどの音符まで弾くのか、それを練習して覚えて弾けるようにしなくてはならない。
初歩的なミスで、一音づつダウン&アップで弾かないようにしなくてはいけないのだけど、これって、知らないとまずそうなっちゃうし、今度はどこまでダウンで弾くかっていわれても戸惑うばかり。
まぁ、そのために教則本とエチュードがあるのがクラシックなので、ここはしっかりと練習したいと思っている。
で、たとえるならば、その弓のアップ、ダウンの回数とか、ニュアンスって、ある意味、管楽器のアーティキュレーションに似ているのかもしれない。
たとえば一音一音ダウン&アップではっきりと弾くのは、サックスでいうところの全タンギングのニュアンスに近い。
つまり弓での一回がそのままタンギングでの発音と同じになるわけで、たとえば弓のダウンで弾いているときに押さえている左手の指を動かして3音くらい出せば、それがスラーとなってイメージ。サックスでも一回のタンギングで発音して息を送り込めば、その後、押さえている指を動かせばいくらでも音は変えられる。
そんなイメージを持ちながら練習するのも楽しい。
ということで、今のレッスンの課題は、「HIYAMAノート」のハーフポジションの全ベージなので、練習頑張りたい。
ちなみに教則本の中のエチュードに関しては、あくまで習っている先生の指示においてアーティキュレーションを決めているのが現状。
もしかしたら他の人と違うかもしれないけど、とりあえず、ちゃんと先生のように弾ければ問題無しなので、その辺は意外とやわらかくせめてみたい。
あと右手の弓の持ち方は、一ヶ月間、練習しているうちに多少の変化はあった。
それはベースの弾く角度によって、自然に右手先で弾く角度を微調整して弾くことができるようになってきたこと。
もちろん弓を持つフォームもそれに合わせ臨機応変に変えることが可能で、それにより、より無理のないフォームで弾くことができるようなりそう。
なにしろ小柄で腕も短いので、ことフォームに関しては、なんとかちゃんとしたい。どんな楽器でも無理のないフォームで弾くことは必至なので、ここは頑張りたいところ。
それにしてもアルコ、、、というか、弓は、楽しい。
人が弾いている音を聴いても、ピンとこなかったけど、実際に自分で弾いてみるとすっごく楽しい!
何よりも音が良い。
そして、何よりもその弾いた瞬間の弦振動の倍音が美しい。
たぶん、これは楽器の生音すべてにいえるのかもしれないけど、ウッドベースに関していうと、本当に弓で弾いた音は素晴らしい。
なので、自分もその恩恵に与かれて本当に良かった。
、、、練習に戻ります。
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