キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

楽器フェア2016

2016年11月12日 11時58分41秒 | 音楽生活
先週、東京ビッグサイトで開催された「楽器フェア2016」に行ってきたー。

がしかし、当初は、初日(4日金曜日)に行く予定が、なんと唯一の足である電車が半日以上不通になり、、、よって家から出られず、、。よって仕方なく次の土曜日、日曜日に行くことに。(初日行きたかったー。)

と、軽くグチったところで。(笑)

2年ぶりに開催された楽器フェア2016。
たしか昨年も似たようなのがあったような。(かなり小規模だったけど。)
ともかく20年以上も前から観に行っている自分としては、どんな規模(?)でもあまり関係ない。楽器の展示会としては日本一のフェアなので、楽器好きの自分としても外せないところ。

とはいっても楽器の知識って、あまり大したことない自分なので、もっぱら行ってもお散歩感覚~かなー。もちろんある程度、気になるブランドや楽器はあるにはあるけど、こうやって改めていろんなブースを眺めてみると、楽器っていろんな種類があるのに気付く。自分はアナログ派でデジタル楽器はどちらかというと苦手なんだけど、それも単に馴染みが無いだけ。



で、今回は、とりあえず興味のあった楽器、ソプラノサックスとベースギターをとりあえず試奏。
ソプラノサックスはヤマハのシリーズを吹いてみたけど、たくさんあって10本くらいあるなかの6本を吹いてみた。ネックの角度が少し付いているものとまったくないストレート。ラッカー塗装と金メッキとか。感想としては、金メッキのストレートソプラノが一番、高音が響く素敵な楽器だった。がしかし、お値段が100万越えー。(笑)



それから以前からネットでみて気になっていたローランドの「エアロフォン」というデジタル楽器。見かけはちょっとぽっちゃり?したサックスに似てなくもないその楽器を吹かせてもらったけど。マウスピースとリードはプラスティックでどっかのプラスティック楽器に似ている形状。吹く感触も似ている。

と、ところが、ここで問題が発生!!

お、音が出ないー。(汗)

というか、一応、解放の音は出たけど、その後、下の音や、オクターブ上の音がまるで出ないー。

ど、どうして?

と、ブースのスタッフさんに尋ねたら、、、。
うーん。どうやら手が小さくて、手のひらがサイドキーに勝手に触って音が出なくなっている模様だった。(だめじゃん!)

とどのつまり、キー配列がちょっと大振りで普通の男性や手の大きめの女性なら難なく運指できるのかもしれないけど、自分のような極小の手だとキーに勝手に手のひらが当たってしまい、、、運指が困難~。こればっかりは実際に楽器を触ってみないといけない部分なので、改めて試奏できて良かったと。
ちなみに音の方は、明らかにシンセサイザーのサックス音。要はサックスを吹けるけど、シンセサイザーの音も出したいという人に向いているのかな?
ともかく手のサイズが楽器に合わないのは、ちょっとショックだった。



それから気になっていたブランド「アトリエZ」のブースで小さなエレキベースや5弦、シグネイチャーモデルの4弦、折りたたんでケースに仕舞えるアップライトベースを試奏したり~。



その後、ヤマハのブースで新しいエレキバイオリンを試奏ー。と、これが良かった。
毎回楽器フェアに行くと必ずエレキバイオリンは試奏してみるんだけど、今回のはとても楽しい楽器だった。なにしろまず軽い!それと以前よりも(ベース練習のおかげで、)弦楽器の運指になれていたせいか、「ドレミ」の位置も把握していてちゃんとメロディらしきものが弾くことができた。ただバイオリンって本体もさることながら、弓が高いだよねー。ちょっと遊びで弾くには、、。

結局、楽器フェアは、土日、開場時間から閉館時間までフルにいて、ずっとお散歩がてら歩き回っていた。(おぃ!)
いろんなブースでプロのデモ演奏もやっていて、こうやって真近で見られるのも楽しい。
「アトリエZ」のベースデモ演奏で、30インチのショートスケールベースの音も聴いたけど悪くなった。けど、実際に楽器を弾いてみると、うん、なんか中途半端なスケール感だった。これからもっと小さいミニベースでもいいのかな?と思ったり。



あと、ちょっとショッキングな出来事があったといえば、、、普段、家で吹いているパール製のフルートと同機種の楽器があったので吹いていた、、、あれー?!音が出ないー。(涙)ブースの人にはまったくの初心者と思われたと思うとかなり哀しい。自分の持っているフルートだとバリバリ音が出るのに、なぜだろう??

それと「クラリネット体験」というイベントにも参加してみたけど、最初から音が出てブースの人も満足!って感じって、、、とても歴が5年以上あるって言えなかった。
ただ楽器がE-12、リードがグラコン21/2というセッティングで、本当に吹くのが辛かったー。たった30分吹いただけで酸欠で死にそうになった。(おぃー。)
それで、レクチャーしてくれた講師の先生に「吹いていて苦しいですけど、」と質問したら、先生いわく、「苦しくても最初は我慢して辛抱して吹く練習するだー。」と、有難いお言葉。
自分はクラリネットに向いていないと改めて思った。

あとは、いつものアウトレットコーナーでクロマチックチューナーを買ったり、ベースの教則DVDを買ったり、、。

そういえばセイコーのブースで、基準テンポを把握して、スティックでタップして、テンポを正確に出すというゲームをやっていたので、やってみた。
やり方は、まず最初にブースの人から基準テンポ、(今回は=104らしい。)を聴かせてもらい、それを覚えて、スティックで10回叩いて、なるべく近いテンポを出すというもの。
それで2回やったけど、2回目がテンポ=105で、残念ながらジャストにならず。自分でもやはり普段からテンポ感が走り気味という、これが当然の結果なのかもしれない。

あと、ヤマハのエレドラコーナーで、「ブラストビート・コンテスト」をやっていたので、トライしてみたけど、いきなり3分間叩き続けたら、、、足が吊ったー。(汗)そんなことなら、もっと家で叩く準備しておけばよかった?かなー。

それと↓こちらは、ゴッツのブースにあったマウスピースの豪華なラインナップ。



ともかく他にもいろいろと楽器を試奏したけど、長くなるので割愛。
本当は、まったく試奏していない楽器もたくさんあったので、この辺はもう少し今後の課題にしたい。

ちなみに↓こちらはヤナギサワの美しいアルトサックス。



ともかく楽器フェアは今回も楽しかった。

また来年?もしくは再来年、開催されたら遊びに行こうと思っている。


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