No.23「RMS-108/マラサイ」
H:17.5m/W:33.1t
役職は微妙な立場の「主任」です。
第10回「マラサイ」
アナハイム・エレクトロニクスが開発したMSであり、RMS-106「ハイザック」を
基にした発展型として設計されており、一部の武器共有も可能となっています。新型
ジェネレーターの搭載によってビーム兵器のダブル・ドライブも可能になっている他、
装甲はガンダリウム合金を採用した事で機体は軽量化され、加速性能は特に良好で、
運動性やセンサーの有効半径など、あらゆる点で「ハイザック」を上回るスペックを
有しています。しかし、前期生産型は、出力増大に伴って動力駆動系に不良を起こし、
腕部を「ハイザック」のものと交換したカスタム機も存在したと言われています。
「マラサイ」は、汎用性に富み、生産性や運用性が他機種と較べて高い事が評価され、
本来は、「エゥーゴ」用に開発されていましたが、政治的思惑で「ティターンズ」へ
譲渡されています。また、第2世代MSの技術を手に入れた事で後のティターンズ系
MSの設計・開発に与えた影響は大きいと思われます。
更に残された資料からは、拡張性の高さからバリエーションも開発されており、初期
に提案されたS型「可変型(仮)」を始め、F型「重装高機動型」、R型「指揮官用」、
U.C.0092年代の「ネオ・ジオン」には、E型「宇宙戦用」、G型「陸戦用強化型」、
H型「寒冷地用」などが配備されており、旧ジオン公国軍の捕虜によって構成された
「第13独立起動戦隊」には、(d13)A型「ストライク・マラサイ」と呼ばれる機体が
配備されていたと言われていますが、実在に対して懐疑的な研究者もいるようです。
また余談ではありますが、U.C.0091年代の木星圏で起きた「巨人」の復活の際には、
「マラサイ」の頭部を踏襲した「ザクIII」が投入されたという証言もあるようです。
以上で第10回の講義を終了いたします。
次回第11回では「百式」についてお話しいたします。
H:17.5m/W:33.1t
役職は微妙な立場の「主任」です。
第10回「マラサイ」
アナハイム・エレクトロニクスが開発したMSであり、RMS-106「ハイザック」を
基にした発展型として設計されており、一部の武器共有も可能となっています。新型
ジェネレーターの搭載によってビーム兵器のダブル・ドライブも可能になっている他、
装甲はガンダリウム合金を採用した事で機体は軽量化され、加速性能は特に良好で、
運動性やセンサーの有効半径など、あらゆる点で「ハイザック」を上回るスペックを
有しています。しかし、前期生産型は、出力増大に伴って動力駆動系に不良を起こし、
腕部を「ハイザック」のものと交換したカスタム機も存在したと言われています。
「マラサイ」は、汎用性に富み、生産性や運用性が他機種と較べて高い事が評価され、
本来は、「エゥーゴ」用に開発されていましたが、政治的思惑で「ティターンズ」へ
譲渡されています。また、第2世代MSの技術を手に入れた事で後のティターンズ系
MSの設計・開発に与えた影響は大きいと思われます。
更に残された資料からは、拡張性の高さからバリエーションも開発されており、初期
に提案されたS型「可変型(仮)」を始め、F型「重装高機動型」、R型「指揮官用」、
U.C.0092年代の「ネオ・ジオン」には、E型「宇宙戦用」、G型「陸戦用強化型」、
H型「寒冷地用」などが配備されており、旧ジオン公国軍の捕虜によって構成された
「第13独立起動戦隊」には、(d13)A型「ストライク・マラサイ」と呼ばれる機体が
配備されていたと言われていますが、実在に対して懐疑的な研究者もいるようです。
また余談ではありますが、U.C.0091年代の木星圏で起きた「巨人」の復活の際には、
「マラサイ」の頭部を踏襲した「ザクIII」が投入されたという証言もあるようです。
以上で第10回の講義を終了いたします。
次回第11回では「百式」についてお話しいたします。