コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

麻婆春雨&餃子

2004年11月25日 | MS & MA
No.32「FA-78-1/フルアーマーガンダム」
H:18.0m/W:62.5t
役職は「部長」になってました。


第20回「フルアーマーガンダム」
「フルアーマーガンダム」は、NT用重武装MS案「FSWS計画」において開発された機体であり、
RX-78系「ガンダム」に増加装甲と武装を装着する形で計画は進められていました。増加装甲は、
胸、肩、腕、腰部の他、脚部装甲にはRGC-80「ジムキャノン」に採用された分割式として設計が
行われており、武装は、背部装甲と一体化したロケット砲、腕部に二連装ビーム・ライフル、肩、
膝部にはミサイル・ベイが取り付けられる予定でした。更に、増加装甲によって低下した機動力を
補うために背、脚部には補助推進装置が用意されていましたが、予定されていた程の効果はなく、
MSの最大の長所である運動性の低下は免れず、本案が見直しを迫られた最大の理由となりました。
このように装甲による自重の増加と機動性の両立は、非常に難しく開発陣を悩ませましたが、後世、
「ガンダム」系が開発されるに当たって必ずと言っていい程、増加装甲案が提出されています。
また、推進装置の増設案には幾つかのプランがあり、脚部に「コアブースター」並の推進器を着け、
両腕部にビーム・サーベルを固定装備するものもあったと報告されています。
しかし、本計画によって生産された機体の情報は非常に少なく、現在われわれがよく知る連邦政府
発行の戦史記録集に見られるMSN-02「パーフェクトジオング」との戦闘場面や、実用試験場面は、
コンピューターグラフィックであるとも言われており、実機に対して疑問視する研究者もいますが、
戦後に公表された地球連邦軍エース・パイロットの中には、本機に搭乗していたとされる者もおり、
また、ジオン公国軍の「ルビコン作戦」に投入された「グラーフツェッペリン」などへの攻撃部隊
には、本機の姿があったと言われているため、現在でも意見は分かれたままになっています。

以上で第20回の講義を終了いたします。
次回の第21回では謎の多い「ネモ」についてお話しいたします。
コメント (3)
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