コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

麻婆豆腐&餃子

2004年11月19日 | MS & MA
No.28「MS-09R/リック・ドム」
H:18.6m/W:43.8t
役職は、苦労の多い「係長」でス。


第15回「リック・ドム」
MS-09R「リック・ドム」は、開発が遅れていた次期主力MSの穴を埋めるべくドズル=
ザビ中将の提案によって暫定的ながら計画された宇宙戦用MSであり、陸戦用MSとして
名高いMS-09「ドム」を原型機としています。改修箇所としては、脚部の熱核ジェット・
エンジンを熱核ロケット・エンジンへと換装した事で、吸気機構、防塵装置、重力下での
安定稼動を行うための補助動力装置などが廃され、代わりに推進剤が増備されています。
しかし、当初の予定よりも減少していますが、多少の浪費はカバーできたようです。
また、胸部拡散ビーム砲は、そのまま継承されており、宇宙空間での欺瞞効果は、地上戦
における使用時よりも効果的に機能しており、これは、宇宙空間では、基本的に大光量の
光源は太陽光以外に存在しなかったためだと言われています。
機体は、ジオニック社のMS-06R-1「高機動型ザクII」との比較評価試験が行われた結果、
機動性などで今一歩及ばないものの、操縦性、生産性などの総合面が評価されています。
採用に際しては、大戦の緒戦において数多くの人員を失っており、パイロットの絶対的な
不足と、その資質の低下などが大きく関わっていたと言われています。
暫定的に採用された本機ですが、次期主力機としてビーム兵器の携行は必須されており、
MS-14A「ゲルググ」が完成すると、主力機は「ゲルググ」へと移行しています。しかし、
大戦の最末期には、改修を受けてビーム・バズーカの携行を可能としたMS-09RS型や、
後継機種のMS-09RII「リック・ドムII」が開発され、更に発展機種と思われるMS-09S
「ドワス」が計画されていたと言われています。

以上で第15回の講義を終了いたします。
次回第16回では「ハイザック」についてお話しいたします。
コメント (5)
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