コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

そばめし&うどん

2004年11月22日 | MS & MA
No.29「RMS-106/ハイザック」
H:18.0m/W:38.7t
役職は、やはし「平社員」でした。


第16回「ハイザック」
「ハイザック」は「一年戦争」後、地球連邦軍が初めて開発、量産した機体であり、基本
コンセプトは、旧ジオン公国軍のMS-06系「量産型ザクII」をベースにしています。その
意味では、新型と言うよりは改良型の延長線上にあると言えるでしょう。当初、連邦系と
ジオン系の技術融合と新技術導入によって革新的なMSになる予定でありましたが、いざ
完成してみると「ザクの皮を被ったジム」と揶揄されるように外観は、ザクIIを踏襲して
いましたが、中身はRGM-79「ジム」の発展型という継ぎ接ぎ的な機体であると言われて
いました。また、性能的にも真新しいものはなく、ビーム・ライフルの開発が遅れていた
ため、実戦配備後も暫くの間、120mmマシンガンを携行していましたが、ビーム兵器の
同時稼動が出来ないため、ビーム・ライフル以外にも多数の兵装が用意されています。
また、新型の軽量パワー・ジェネレーターの開発によって装甲の強化と軽量化に成功した
結果、プロペラント積載量が増加しており、バーニア性能の向上と合わせ、宇宙空間での
機動性は、非常に向上しています。更にリニア・シート、全周囲モニターなどを採用した
最初のMSでもあり、その後のMSの標準型と言える機体となり、「グリプス戦役」でも
多数の機体が投入されています。
同戦役では、RMS-106CS「ハイザック・カスタム」と呼ばれる改修機も投入されており、
ジェネレーターを強化する事によってビーム兵器の並列装備を可能とする他、可変MS級
の高出力のビーム兵器が標準装備されており、主に狙撃任務に回されていたようです。
報告に拠りますと、本機の試作型であるRX-106を流用した水陸両用機が生産されており、
「ティターンズ」の「ブラック・オター小隊」は、先行量産型であるYRMS-106を受領し、
様々なオプション兵装を用いた試験を行っていました。また、「ハイザック」を使用した
RMS-108「マラサイ」の試験機には、RMS-107の型式番号が与えられています。
更にU.C.0092年代のネオ・ジオンは、機体の改修を行い、型式番号をMS-106Bと改めた
宇宙用の機体と、MS-106Dと改めた地上用の機体を運用していたと言われています。

以上で第17回の講義を終了いたします。
次回第18回では「ジムII」についてお話しいたします。
コメント (9)
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