コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

鶏唐揚げ丼

2004年11月24日 | MS & MA
No.31「RX-178/ガンダムMk-II」
H:18.5m/W:33.4t
役職は、偉そうな「部長」でした。


第19回「ガンダムMk-II」
「ティターンズ」によって開発された「ガンダムMk-II」は、「ムーバブル・フレーム」と
呼ばれる革新的な構造の採用、武装のオプション化、ハード・ポイントの設置などの発想は、
後に開発されるMSに多大な影響を与えていますが、装甲材質などはチタン系合金を使って
おり、第2世代MSとは言いがたい機体でした。それでも開発陣は連邦系技術者のみを選び、
コロニー内での戦闘を前提とした設計、そして「ガンダム」という名は、本機の存在価値が
軍事よりも政治的な思惑があったことを物語っており、ジオン軍残党狩りを掲げた特務部隊
「ティターンズ」の旗印としての役割を持っていました。しかし、現実はグリーン・ノアI
での試験中に反抗組織「エゥーゴ」によって奪取されており、皮肉にも敵対する組織の旗印
として運用される結果となっています。
その後、「エゥーゴ」では、性能向上案として専用支援機FXA-05D「Gディフェンサー」の
開発や、結果的に不採用となりましたが、フルアーマー化などが計画されていました。また、
支援戦闘機との合体によって、火力、推力などが大幅な向上を見せ、「グリプス紛争」では
主力機として勝利の一翼を担ったと言われています。
また、本機には初期に生産された1~3号機の他、RX-178-X0「試作0号機」と呼ばれる
機体、強襲型への改修を受けたRX-178-4「テンペスト」なども噂されていますが、資料は
あまりにも少なく、その信憑性は低いと言わざるを得ないでしょう。
更に、本機のアビオニクスを流用した簡易量産型としてRMS-154「改修型バーザム」や、
U.C.0092年代にヨーロッパ戦線へと配備された「陸戦型ガンダムMk-II」が生産された他、
U.C.0083年代の木星圏で起きた戦闘では、「ガンダムMK-II」に酷似した機体の目撃情報も
ありますが、「ガンダムMk-II」との関係は現在でも不明のままとなっています。

以上で第19回の講義を終了いたします。
次回の第20回では謎の多い「フルアーマー・ガンダム」についてお話できれば…。
コメント
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