ドッグ・ポーズのインストラクションは多様です。
この季節、膝の裏側をうしろに突き出して開くようにお話しします。
今日のような、春のひかりの満ちている日は、膝のうらにある小さなホールを意識して、そこからひかりを取り込むイメージで行います。
わたしたちのからだには、かつては開いていたのにいまは閉じている、という部分があります。
膝のうらもそうですし、前頭葉のやわらかい部分もそうです。
もちろん不具合が生じて、いまのようなかたちに進化したのですから、閉じている部分をむりやりこじ開けるわけにはいきませんが、ヨガではその部分のやわらかさ、気の出入りを感じることは意味あることだと思います。