「ローゼン メソッド ボディワーク」という本を読みました。
近ごろは、こころの問題を解決するためには、からだからのアプローチが必須になっているようです。
長椅子に横になって、心理分析をしてもらうだけではなく、からだを解き放すことによってこころを読み解いていこうという方法が心理学者のあいだでも広がっています。
こころの原因によって硬くなっている筋肉をときほぐしながら、胸の奥に抱えているものを浮上させて、不調の原因を探っていこうというメソッドが「ローゼン メソッド」です。
このメソッドを開発したマリア ローゼンは、家族から「黒い悪魔」と呼ばれて育った子どもでした。
そういう子が、愛に満ちたタッチングを開発するとうことも不思議な話しです。
親とか家族とかを超えたシャーマン的存在のように感じます。
常に自分を開発しながら、見る世界をひろげていきたいと、そんなふうに思います。