池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

山陰の旅②(温泉津)

2011-09-16 21:24:17 | 料理と散歩と仕事で海外
さて、山陰旅行の第二弾ですが、初日の宿の『温泉津(ゆのつ)』です。

出雲大社からは、一畑バスで、JR出雲市駅へ行き、そこから山陰本線で1時間くらいです。

石見銀山が世界遺産に認定されていますが、詳細には、翌日訪れる、大森地区、銀山地区に加えて、この温泉津地区の3地区が認定されているのです。なので、泊ってみようかと♪


ガイドブックの先頭にでてくる『旅館ますや』さんに泊りました。

駅までは、自家用車(?)で迎えにきてくれました^^;歩いても、たいした距離ではないようですが、その対応は評価大です。

さすが大正に創業した旅館ですね、かなり趣きがあります。


部屋に加えて、館内も、”古いもの”たくさんです。

時計とか


卓球台^^他、動かないマッサージ椅子とか^^


ロビー???には、日本海海戦の時、ロシアの艦船が積んでいた石炭(左の方)とか。昔は、北前船の寄港地として繁盛したそうです。


まあ、おおらかな気分で、楽しみましょ^^

おかみさんも面白い人で、風呂上りとか、散歩帰りとか、顔を合わせるたびに、やたら盛り上がる世間話^^;

料理もよかったです。ただ、”一品出し”と言っていたのですが、”一品出し”はそうなのですが、こちらの食べるペース関係なく、どんどん”一品”ずつ出してきて、お造り食べている時点で、デザートをおかれ、「終わったら電話ください」って、おいおい。。。

料理は、文句のつけようなく美味しいので、わざわざ”一品出し”なんて言う必要ないのに。。。残念




”のどぐろ”の煮付けなんて、普段食べられないですよ♪




なお、温泉ではあるので、旅館に温泉が引き込んであるのですが、残念ながら、男湯、女湯の片方だけ・・・湯量が少なくて、とか言っていました。従って、この日は、到着後の時間帯は、女湯が温泉で、男湯は沸かし湯。まあ、普段から”からすの行水”な私なので、まあ、いいかなと思いつつ、、、なんか釈然としませんね。

翌朝5:30から、元湯が開くので、そちらへ行っては、なんて言われましたが、5:30に起きてまで、とは思えないな~。
もっとも、事前に知っていれば、宿は変えたな~、こういうのを隠すのはどうかな~。評判のいい宿なんですけどね、残念です。

さて、5:30ではないのですが、翌日は、早く起きて散歩へ。だって、町並みが世界遺産なのですから^^

宿は、温泉街の入口の方です。


ここから、入口の方へ、ちょっと行くと、龍御前神社があります。


ふと見ると、なんか登っていく道が


岩山に登ると、温泉津の港は綺麗に見えます。




「おおお、港が綺麗だ!」と思い、元湯ではなく、港の方角へ。
昔の温泉街ですね。こんな提灯も、世界遺産なんですがね^^;


なんと表現したらいいのか、少なくとも”静か”な湾です。


前日は気にしていませんでしたが、温泉外への入口があります。


『ますや』を過ぎると、温泉街の表示みたいなものが。


数分、歩くと、元湯がいろいろあります。ノスタルジック、なのかな?








結構、お寺も大きなものがありますね。


宿のおかみさん曰く、人口が減っているので、檀家はつらい、と。加えて、世界遺産に認定されたものの、その外観の維持は、各自に委ねられ、十分な補助もないので、財政的にはしんどいとか。。。

こんな、スナックも、微妙に辛いのかも。


朝御飯もがっつり。特に、小カレイの一夜干しが美味しかった♪
それと、温泉卵かな。ついつい、温泉宿の朝御飯は食べ過ぎてしまいます^^


そして、本日は、石見銀山です。

事前に調べた予定では、JR温泉津へ行き(送迎期待)、山陰本線でJR大田市へ行き、石見銀山へ、1時間半くらいかな、と思っていたのですが、乗り合いタクシーで、一人\1000で、石見銀山に行ってくれるし、時間も30分弱というので、迷わず、乗り合いタクシーを予約。

8:30発で、世界遺産の石見銀山へ向かいます。同乗者は、中年男性2名(別々)。そういう旅人って、いるもんですね。

つづく(石見銀山編へ)

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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