カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

勝ち組、負け組

2011-01-12 10:05:32 | ちょっとしたつぶやき
よく勝ち組と負け組みと言う言葉を耳にしますが

人の人生を勝ち負けで決めてしまうなんて

ちょっと感心しませんね。

でも、表現するにはとってもわかりやすい。

私たちが思い描く勝ち組と言うのは

男性であればそれ相応の年収を得ている。

女性であれば勝ち組とされている男性と結婚している。

と言うようないわゆる羨望の的となる人々。

この羨ましい・・・って思われるかどうかが

勝ち負けを決めるキーワードなのでしょう。

たとえ年収が1千万円超えていても

他人が望まない仕事で稼いでいるとしたら

それが羨ましい対象になるかどうか・・・。

となると勝った、負けたって言うのは

全く客観的な判断になってしまいます。

スラッとした美人で

子どもにも恵まれていて

ご主人も大企業の管理職。

ベッドタウンと呼ばれる地域で

50坪ほどのマイホームを構えている、

と言う手芸好きな専業主婦の友人がいます。

客観的には勝ち組なのでしょうね。

でも本人がその生活に満足しているかどうか

わかりません。

もし、ゆるされるのなら

勝ち負けは自分で判断させてほしいです。

まあまあ幸せなら勝ち組。

ぜんぜん幸せなんかじゃないって思えば負け組み。

話は変わりますが、

私の知り合いの女性は

『40年生きてきて、幸せだと思ったことが一度もないわ・・・』

と嘆いています。

え?プロポーズされたときは?子どもを出産したときは?

って聞きますよね?

彼女は未婚で子どもも産んでいません。

でも、独身は独身で幸せだと思えるはず。

きっと幸せじゃないって嘆いている人は

幸せの定義とは客観的なものだと

思い込んでいるじゃないでしょうか。

もう老齢でいまわの際にいる女性に

今まででの人生の中で

一番幸せだったことを聞いたときに

プロポーズや出産のことはあげないんじゃないか

と思います。

まあ、あまりにも遠い昔ってことも

あるでしょうが・・・。

彼女があげる一番の幸せとは

ごくありふれた日常の

ささやかのワンシーンのような

気がするのです。

若いときは幸せのハードルが高すぎるんでしょうね。

もっと下げるといっぱい幸せが見えるはず。

自分が幸せだったら、

誰が何と言おうと勝ち組です。

自分が勝っていると思えば勝ち組なんですっっ!!

で、私はどうなの?って?

それが日によって、あるいは時間帯によって

勝ち組負け組みが入れ替わるのよね~。

ちなみに今日は昼ごはんの用意をしなくていいから

とっても幸せをかみしめています。

できれば夕飯もやっつけ(冷凍食品など)で済ませたい。

そうなればきっと

「私は勝ち組よ!今日はご飯の用意しなくていいのよ!」って

胸を張って言えます。

「かわいそうーー他の主婦の方、夕飯の準備たいへんねーー」

って優越感も感じることができます。

これが幸せというものです。


新しい下着をおろすときも

なんとなくリッチな気分になるのは私だけでしょうか?
コメント
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