母が入院して早や4日目。
最初の3日間はお見舞いに行った。
しかし、急な入院。
衣類などが足らない。
まずパジャマ。それも前開きのもの。
一着買ってきたが、まだ足らないことに気づいた。
お見舞いも毎日行けるかわからないし、
行かない日の分だけ洗濯物が溜まってしまう。
天気が良ければいいが、悪ければ乾かない。
そう考えると、最低でも3着はいる。
年のために4着あった方がいい。
母はガードルタイプの下着しか持ってなかったので、
これもゆとりのあるものを買い揃える。
それと院内を歩くときに着るガウン。
これも百貨店まで行って買った。
毎日、お見舞いの後は買い物に走る。
自転車で相当な距離だ。
でも今日はお見舞いに行けなかった。
母の家は母が生活していた状態のまま。
とにかく家の中をどうにかしなくては!
なので今日の昼休みは実家へ向かった。
冷蔵庫のものは洗いざらい捨てた。
ゴミもまとめた。
ベランダに干しっぱなしのものは家にいれた。
衣類が散乱していて、何がキレイで何が汚れているのかわからないので、
全部まとめて家に持って帰って洗濯した。
みかんや柿がもらいもので、たくさん残っていたので
それも持って帰った。
残っている食器も洗った。
つくづく冬でよかった、と思う。
夏であったら家の中どうなってたか・・・。
しかし、私にも仕事がある。
家の家事もおろそかにできない。
男はこんなときに女が家事に手を抜くことを許さない。
「あんじょう世話したりや~」
などと理解のあるフリをしている。
だからと言って、食事を出来合い物で済ませると
絶対に機嫌が悪くなるのだ。
世の男性は、自分の優先順位が下がると駄々をこねる。
そんな不満やストレスを腹に抱えているから
ますます両立がしんどくなる。
自分がイライラしているのがわかる。
夕食の準備ができないので、
朝にカレーを作っておいた。
カレーは便利だ。
これで明日の分もまかなえる。
カッパも喜んでくれた。
夜、母から電話があった
自宅の炊飯器のごはんを捨てて欲しいとのこと。
しまったーーー!!!
炊飯器は開けてなかった。くそーーー!!
また、実家に戻らなければ。
病院とは真逆の方向なのにねーーー!!!
「じゃがりこ、買ってきてほしい」
なんでじゃがりこやねん!!
と心の中でツッコミながら、
ふんふんと母の頼みを聞いていた。
ふぅ~~疲れるぅ~~。