漬けながら、花も眺めながら

漬物石、以前住んでいた場所で、引っ越していく近所の方に頂いた漬物石、使うこともなくでも捨てるのもなんだかと思い持ってきた。何でも舅さんが、石を加工して作ってくれたとか。そんなに大きな石ではないが、重たいのなんのって、よほど気合を入れて持たないと持ちあがらない。量ってはないけど10キロならそれほど苦労しなくても持ち上げられるので、15キロは十分にあると思っているのだが、どうでしょうねえ。

重たい石の上に、漬物用に買っていた重し、6キロと3・5キロ二つを乗せて一気に水を上げる。トップ写真
↓これを今度は良く揉みながら、ウコン昆布や辛子などの混ざった糠を振りかけながら隙間なく並べて、最後に外側の、漬物には使えないような葉っぱを、日干ししてあったのをまんべんなく詰めて押し蓋をして、ビニール袋できちんと覆って、その上から重石を乗せて終了。重石は小さいのを二個（7キロ）減らして重たい石と6キロの重石だけにする。水が材料を覆うぐらいに上がっていれば良いかなと思っている。
何キロに対して何ぼの塩や、ぬかなどと言われても量るのもめんどくさいし、すべて適当目分量（汗）上手くできるでしょうか齧ってみたら塩加減は良かったような・・・

問題は置き場所、ごちゃごたと置いてあった花代を片付けて、日の当たりこまない風通しの良い場所に据えて、蓋がきちんとできないので、上からもビニールかぶせて、虫やほこりが入らないように覆いをして縛る。これで完璧、今からでも食べられるけど、もう少し味がなじんでからのほうが良いと思う。

ヒメイカリソウ（源平咲）も咲き進み花びらが散りだしたのでもう一度撮影。咲き始めはもう少し紅がかかっていたと思うけど白っぽいよね。本家の先輩より大株になってしまった（汗）人の良い先輩は皆さんに分けてご自分のが細っている。


↓ナンザンスミレも、咲初めはハッとするような美しさだけど、だんだん色あせてくる。
若い娘が、スマートな長い脚を思いっきり出しているのに時々遭遇する。いいなあとまぶしく見ている自分。誰だっていつまでも若くはないわねえと独り言を言いながら、スミレを眺める（笑）


↓何かわからないままに頂いたのだけど、葉が展開してきた。昨日いただいた方も来てくれたので聞けば

挿し木したオオムラサキシキブだとか、そういえば特徴でているよね。
図鑑にはムラサキシキブの変種とされ、ムラサキシキブより、葉は大きく少し光沢があり、花も果実も多くつくと書かれている。クマツヅラ科ムラサキシキブ属　落葉中木。
今年はまだ花は望めそうにない。

今日は彼岸の入り、昨年より早い開花と言われる桜もまだ見ないままに漬物作りに精を出した。明日は雨の予報。