ヴァイオリン聴きに

日頃お世話になっている、植物仲間を誘って故郷の近くの町にコンサートを聴きに行ってきた。まだ『ごめん・なはり線』乗ったことがないと言う二人を含む、おばさん4人の汽車の旅。（本当は汽車ではないけどこう呼び慣れているので、ここでは汽車と書かせてもらいます）。
余裕をもって10時19分発の、オープンデッキのしんたろう号で行くことにして、駅から遠い仲間は、我が家に車を置いて高知駅から乗ることにする。

普段は無計画、行き当たりばったりの私も人を案内するとなると、万全を期さなければねえ、乗客が多いかどうか分からないけど、早目に行って並んで席を確保することにする。半時間ならんで正解だった。1両しかない車両は、オープンデッキの分車内が狭くなっているし、一時は満員だった。街を抜けると高知平野の稲はもうだいぶ大きくなっていた。

『ごめん・なはり線』は海岸線に沿って東へと走る。オープンデッキに出てみるが、小雨が降り景色は半減、折角の景色を見て貰いたかったけど、こればかりはどうしようもない、メインはコンサートだから。

どんよりした海の色だけど、松林の緑はきれい。どういう関係でこういう姿になったのか、2本大きく曲がった松。


この切符を使うと、自動販売機で買う切符より、480円安くなる。11時56分田野駅到着、植物散策で集合する馴染みの場所だが、ここで食事をしたことはなかった。今日は初めてここの食堂で食べてみることにする。私はざるそば食べると言うと、この冷いに？と他の3人はラーメンにすると言う。でも私はやっぱりざるそば好きだもんね。おつゆがまずかったらアウトだと思ったけど、薄からず濃すぎず、最後まで美味しくいただけた。
コーヒー飲んでもまだ時間に早かったけど、行ってみたらもう開場していた。道中の話が長くなったけど、コンサートは最高！仲間からも良く誘ってくれたと喜んで貰えた。大谷さんは幼なじみの従妹さんで、そういう繋がりからチケット買ったのだが、たまたま植物散策に時々来ている方がコーラスで出演することもわかり、そちらも良かった。

開演前に見かけてきてくれた彼女に『今日は前で見ゆうき、大きな口開けて歌わんといかんぜ』と彼女も先輩なのにプレッシャーをかける私（汗）ピアノの藤井一興さんも、素晴らしかった。とても1000円では聴くことのできない方々だと思う。
切符は完売だったとか。

余韻に浸りながら書いていたら、もう日付が変わりそうになった。ヴァイオリンの音色思い出しながら寝よう。サッカーも見たいけど、多分起きられないだろうなあ・・