風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

まだ終わらない

2006-11-24 | 風の山から
せっせと柚子取りに励んでも、日暮れも早いしあまりはかどらない。(双子?柚子)
柚子を取るだけではなく、果汁も搾らなければいけないので収穫が終わってから、綺麗に拭いてモクモクと一人で搾る。

機械は手作りなので搾りながら調子を見たり、一回終われば分解してきれいに洗わなければいけない。これらのことは総て父がやっていたが、何時も助手をしていたお陰で何とか搾ることが出来た。

まだまだ搾るのはこれからが本番。今年は県外に住む従兄の収穫した分も含めて60本は搾ったと思う(1升瓶)搾った後も、もう一度漉して、塩入と塩無し希望に応じて作っていく。(これは母の仕事、私がやると気に要らないらしい何故なら少しでもカスが入ってしまうと良くないし、何辺が丁寧にやらないと台無しだから私には上手く出来ないと思っているらしい。フンだ!)出来るけど出来ない振りしてやっているだけ(笑)

これらは総て、親類や友人知人に配っている。故郷の味を待っている人の喜ぶ顔を思えば頑張らなければと思うけど、段々出来なくなるかも知れない。

この畑は家の近くだし、木も低くてあっという間に終わってしまうけど、家から離れた下の段々畑は剪定もしないまま伸びるに任せてあったので、高枝バサミや、脚立に上がっての作業は労力ばかりかかってはかどらない。
これは11月14日撮影。一度熟れたのは収穫してある。22日にはこれは全部取ってしまった。



何時もと反対側の朝の風景(7時12分)この山を越えると徳島県らしいが、勿論道路はない。此処は営林署の事業所があった場所で、この山の麓までは行くことが出来る。実家近辺では滅多と雪の降ることはないが、この山は時々白くなって朝日に輝いていた記憶があるが、最近はこの山の白くなったのをあまり見ないような気がする。


昨日小雨を気にしながら収穫していたが、本格的な雨になってきたので午後から列車で慌てて帰ってきたので、大事なデジカメを忘れてきた。どうせすぐ行くけど。。。何時も持ち歩いていたのがないと寂しい。
カシオワールドカップ予選が始まっているので、列車も最寄り駅から多くの人が乗り込んできた。ウィー選手は相変わらずの人気のようだが、まだ17歳昨年は予選落ち。今年も出足は良くないみたい。今年こそは決勝ラウンドに進んで貰いたいと思う。

11月14日撮影。
コメント (18)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« のんびりと | トップ | 11月の日記 »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大変な作業ですね (ohisama)
2006-11-24 15:13:54
風さん、ひとまずお疲れさまでした。
柚子ももぐだけでなく切ったり洗ったり搾ったり・・・
お父様も天国から「風もようやっとるわい」と褒めておいででしょう。
お母様とのやりとりも、なんだかほほえましいと言うか
フンだ!と拗ねている風さんに笑わされています。まだまだ子供扱いなんですね(笑)それとも風さんの性格を見抜いているのかな。
あまり無理なさらないでね。
こちらは午前中から雪が降って大分積もりました。根雪になるかは定かでありません。これから編集にかかります。
返信する
ohisamaさん ()
2006-11-24 17:19:56
ただいま。最近は身体が慣れたと言うもんじゃろうか、あんまりだれこけんようになったけんど、普段何もしてないようでも家を空けるとそれなりに用事がたまっちゅう。(たまっている)

何時まで経っても親は親、親の威厳を傷つけないようにしちゃらんとね(してやらないとね)(笑)

こちらは、昨日は冷たい雨でしたが、今日は晴れたり曇ったりですが、それほど冷(ひ)ようはないです。(寒くないです)
北海道の雪景色これから見せて貰いに行かいてもらいます。(行かせて貰います)
返信する
おかえり~! (箱庭)
2006-11-24 20:31:59
てっきりお金になる収穫かと思ってたのに、苦労して皆に分けてあげるなんて風さんらしいっちゃらしいなぁ・・・って納得してしもうたわ(笑)
私も明日から一人で里帰りですよ。私の場合は母が覚えていてくれるかが心配でたまらないけれど・・顔見に帰ってきますね。
でもねぇ、親っていつまでもいつまでもすごい存在感やねぇ。そう思いません??
返信する
箱庭さん ()
2006-11-24 22:15:11
ただいまです。明日からお里帰りですか。確か関西の方でしたよね。仲好しの相方さんとご一緒じゃないんですね。
お母様箱庭さんの顔忘れたりしてないと思うよ。気をつけて行ってらっしゃい~。私もまたそのうち柚子取りオバサンになります。

父親と母親では思いも違いますが、なるべく親の希望に添うようにしてやるのが、心配かけてきた私の罪滅ぼしかなと良い子を演じています(笑)

柚子の収穫一応お金にはなるんですが手間暇考えれば大したことはないです。私が日当を貰ったら赤字かもしれません(笑)それに専門に作っているわけではなく、なれば果汁用にタマダシしているのです。(果実のことを玉と言います)規格外れの玉や、収穫の時へたがもげたのは出せないし、それら果汁にしているのです。配るのも1升瓶単位ですからそれなりにはかどります(笑)

返信する
優しいんですね (みどり)
2006-11-25 12:32:46
風さん思いやりがありますね~

>親の威厳を傷つけないようにしちゃらんとね
>フンだ!出来るけど出来ない振りしてやっている
>良い子を演じています

親子なんだな~って微笑ましいです、私なんか未だに本気で我まま母に「いい加減にしてよ!」と怒りたくなる時がありますよ。我慢するけどね(笑)
自分はどんな老婆になるやら。。
返信する
追伸 (みどり)
2006-11-25 12:42:04
柚子の収穫、知人に美味しい絞り汁を。。全て手作業でご苦労様です。
お母様皆さんの喜ぶ顔を浮かべながら心を込めて作業なさってるのですよね~
私たちがお店で買ってくる柚子ぽんは工場で流れ作業で製造されると思うのですが、柚子農家(いらっしゃるんですよね?)では一個一個熟れ具合をみながら収穫するのでしょ?やはり風さんの所みたいな高地での作業なのですか?

ところで、一升瓶に絞った汁の使い方としてきっと私の知らない事も多いのでしょうね
風さんはどうしてるのですか?
返信する
みどりさん ()
2006-11-25 19:20:31
遅うなってごめんぞね。いつもありがとう。
いえいえ私は優しくないんです。
私はどちらかというと父と気が合っていました。母には言いたいこともあるのですが、もう81歳今更嫌なことを言わなくてもと黙っています。
ブログで吐き出いちゃろうとも思うけんど、まあ大人げないかなと堪えちょります(笑)

手作業と言っても、たいした事じゃないがです。果汁用はそれほど厳しく選別はしないのです(実家は果汁用のみ)

柚子酢は、私たちの地区では、醸造酢と同じ感覚で使います。酢の物や、ちらし寿司(五目という)今の時期はカブの酢漬けに(私たちはスカブと言います)ばしゃばしゃと使います。おいしいぞね。なますにも入れるねえ。
果汁は冷蔵庫で保存すれば翌年の新しいのが出来るまで使えます。昔は冷蔵庫がなかったき1升に3合の塩を入れよったみたい。でもそうすれば土間の隅などの涼しいところで味も変化なしやった。

説明が下手でごめんぜ。
返信する
説明聞いていたら・・・ (arfa)
2006-11-25 20:58:51
すっぱくて だ液が出てきてしまいました(笑)
返信する
arfaさん ()
2006-11-25 21:36:16
酸っぱいでしょう(笑)歳と共に甘口になっている私ですが、何故か柚子酢の酸っぱさは許せます。今夜もちりめんじゃこに柚子酢をかけて食べました。
返信する
こんにちは (多摩NTの住人)
2006-11-26 15:30:14
すごい量ですね。我が家の鉢植えのハナユは直径5センチにも満たないくらいの小ささですが、さすがに本物のユズは大きいですね。ユズ絞りはどうぞ頑張って下さい。
返信する

コメントを投稿

風の山から」カテゴリの最新記事