風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

7月18日のこと

2012-07-23 | 花日記
いつも行く観察場所に向かった。マヤランの咲く場所は車で素通りするので今まで気づかなかったが、今回教えていただいたので、仲間とちょっと降りてみてみるが、花は殆ど終わり種をつけていたのが1本、なんでか何もなく棒(茎)だけになったのもあった。


↓左、かろうじて残っていた一輪、初めて見る仲間に一輪だけでも残っていてくれてよかった。↓右9日の撮影花の命は短くて。。。
 
苦しきことのみ多かりき。。。でしょうか。↓『コジキイチゴ』9日に味見をしてなかったのでぜひ味見をしてみたいとカギ棒を持っている方にひっかけて貰ったが、手元まで届かず。落ちたのを味見。モミジいちごほどのことはないけど食べられる味だった。コジキイチゴって変な名前ねえ。古事記なら素敵だけどねえと、皆さんがおしゃるのを聞きながら、『もうちょっと引っ張ってよ』とお願いするが、これがなかなか思うように取れない。『またどっかにあるわ』と言われて諦めつつ歩くが、どこにもなかった。名前のことを検索で調べてみたら土器の甑(こしき)からきていると書かれていたが。甑ってお米など蒸すあれですよねえ。こしきとイチゴの繋がりはいかに?

写真は9日撮影




やはり歩いてみなければわからないと言いながら、少し歩いてみることにした。↑『ギンレイカ・銀鈴花』名前は素晴らしいが花は目立たない。
この果実が銀色に輝くのかと思ったがそうでもなく、検索してみると花を銀の鈴に見立てたと書かれている。変な名前を付けられるよりはいいけどねえ。。。ちなみに別名は『ミヤマタゴボウ』だそうです。サクラソウ科オカトラノオ属 というのも意外でした。



↓もうトチバニンジンの果実が色づいていた。ヘクソカズラに巻き付かれうなだれていた。段々撮影もいい加減になって、斜面に上がるのもしんどくなり下から撮影(汗)

帰りいつも東のほうに行くと寄せていただく畑の別荘。奥様の故郷から今日届いたばかりという、珍しいものをいただく。パションフルーツはこちらでも見かけるけど、これも故郷の町の特産だとか、まだ味は見てない。
『ツノマキ』悪いことを払う食べ物(と言ったと思うが自信はないのでまた聞いてみます)で、お盆などに作るそうです。長いササの葉できれいに包んでありました。ササの葉の名前も聞いたけど忘れました(汗)測ってみたら50センチざしいっぱいありました。独特の味ですが私は好きな味でした。

畑の別荘の周りには、沢山の植物が植えられています。これは『チャワンバス』といったと思う。

↓ヒツジグサもちょうど咲いていた。
散策計画の度に、雨でダメになっていたけど、この日は久しぶりで山の風景を楽しんで帰ったが、まさか私たちが楽しんでいるときに親しくしていた植物仲間の訃報を聞くなんて思いもしなかった。


昨日、先輩と二人いまさら行ってもどうしようもないけど、早いんじゃない!と文句言いに行こうと出かけてきました。不安定なお天気で急に強い雨が降ったりしたけれど、私たちが出かけて帰るまで雨は降らず、家に帰りついてしばらくすると雷も鳴る雨になった。
Oさん、気遣いの優しい人だったけど、最後まで気遣ってくれたねえ。ありがとう。
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9 コメント

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 (aki)
2012-07-23 19:07:25
山の中の湖って好きです。
何か潜んでいそうでガバっと何か出てこないかな~と子供の頃に思っていました。
へクソカズラは困り者で何処にでも巻きつきます。
地方ではお盆に食べるものがあって美味しそうです。
ツノマキは初めみましたがツノが生えてるように巻いてあるんですね。
50センチもある笹の葉っぱってすごい!
風さんの好みの味でよかったですね。

最近、ネタが無くて更新できません
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こんばんわ~♪ (karina)
2012-07-23 20:30:01
風さん こんばんわ~♪

マヤラン、一花だけでも残っていてよかったね~。
コジキイチゴはクサイチゴばあ美味うないけんど、熟れたがを食べると結構美味いで~。
最も、雨で濡れて熟れたがはたっすうていかん。
我が家でも鉢植えのトチバニンジンが色付いてきた。

Oさんという名前、気になります。
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コジキイチゴ (hana)
2012-07-23 20:37:04
コジキイチゴ、乞食、とつい連想してしまいますよねぇ・・・私だけかもですが(汗)
でもどの植物にも名前はついているのですよねぇ・・・。

今日は榛名山に行って来ました。
気温20度と快適な中をワンと歩いてきましたが、家とドッグランの往復に飽きていたのかはしゃぎまくっていたワンでした^^

こちらのマヤランも黒くなってきました。
今日見てきましたが、健在(良かった~!)でした。
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風さん (ohisama)
2012-07-23 20:52:25
親しくされていた方のいきなりの訃報はショックですね。
でもその方のよい思い出が残っているのが慰めになりますね。

茶碗蓮って茶碗ぐらいの大きさでこんもりした形なのでしょうか、かわいいですね。
こちらは蓮の開花は一ヶ月後になります。
ツノマキおいしそうですね。甘いのですか?
果物どんな味でした?
トロピカルフルーツって甘くておいしいものや、変な味のものがありますね。
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みなさんこんばんは♪ ()
2012-07-23 23:18:36
akiさん、ダム湖です。故郷北川村を流れる『奈半利川』3つのダムと発電所、来島海峡を越えakiさんの故郷にまで送電されているようです。

ヘクソカズラ繁殖旺盛で、伸びた先から根を下ろし、またそこから栄養を取って伸びていくのよねえ。奥様は種子島出身の方なんです。鹿児島の『灰汁巻』と似ているように思いました。
私の食べた灰汁巻には小豆は入ってなかったです。
灰汁のにおいとササのにおいが微妙に混じって、独特味です。砂糖をつけて食べるのが一般的なようです。
パッションフルーツは、ツブツブ種のまま食べるんだと教わりましたが、酸っぱいもの苦手な私は
ツノマキがいいです(笑)

karinaさん、あのきれいな状態の花を見ていたら、18日の状態を見てがっかりしましたが、それでも初めて見る方たちに、一輪残っていてくれてよかったです。
コジキイチゴ、それほどまずくはないねえ。それに結構果肉もあって、食べごたえもあるしね。

Oさん、karinaさんたちの散策のお仲間はよく知っていると思いますので、聞いてみてください。

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こんばんは♪ ()
2012-07-23 23:40:07
hanaさん、私も乞食を連想しました。そうですよねえ。名前のついてない植物があったら、それは新発見です(笑)
発見者hanaさんが、命名権があるかもよ。
榛名山、20℃とは快適ですねえ。
暑さが苦手と言われるワンちゃんには嬉しい散歩コースですね。
マヤラン健在良かったですね。来年もっと増えてくれるといいですよね。

蔵之助君は、車の中で寝ることもあるがですねえ。森のパン屋さん、蔵之助君のお気に入りのパンもありますか。
それとも蔵之助君には、人間用のパンは食べさせてないでしょうか。私よりいいもの食べていそうですねえ。


ohisamaさん、私もよく知りませんが、茶碗の形のような花やないろうかねえ(汗)
ツノマキは、味はついていません。しらっぺのおもちのようなもので、砂糖をつけて食べるようです。作り方は聞かなかったけんど、もち米を灰汁の中につけておいてそれを蒸すがやないろうか(違うちょったらごめんぜ)
パションフルーツ、あんまり好みじゃないねえ。匂いは悪くないけんど。
Oさんとは、年も近くバカ話しながらの調査や、散策でした。悪いのはわかっていましたが、まさかこんなに急にとは、同居していた娘さんも思ってなかったと仰ってていました。
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ツノマキ (マスカット)
2012-07-25 02:52:19
中華料理のお餅やササダンゴを連想してしまいました。おいしそうですね。
夜中なのに見ていたら小腹が空いてきました
パッションフルーツも食べた事無いなぁ。。。

黒服の用意はご近所かなぁと思っていましたが、植物仲間のお一人でしたか。
まだお若かったようなのに寂しいですね。
父の葬式も梅雨時でしたが、通夜葬式とも雨に会わず、その後の法事の度にも不思議と雨が上がってお墓参りに傘を差した記憶が有りません。私も同じように、亡くなった父の優しさを想ったものでしたよ。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2012-07-25 08:35:01
あのイチゴは「コジキイチゴ」という名前でしたか。字は乞食ですか。変な名前ですね。
どういう謂れなんでしょうね。
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おはようございます ()
2012-07-25 10:06:22
マスカットさん、ツノマキやアクマキは、私たちのところにはない手法?
餅といえば、ササでもち粉を包んで蒸すか、もち米を蒸して搗く(中に混ぜるものはそれぞれ)というのが一般的ですねえ。

地域独特のものって、食べ慣れなくてあまり好みじゃないというものもありますが、これは私の好みでした(笑)
パションフルーツは、それほど好みではない(汗)美容に格段の効果があると言われれば、食べるかもしれん(今更手遅れとつぶやいた人多いろうねえ)

マスカットさんのお父様、穏やかで優しい方だったろうなと、千鳥足さん筆頭に3人の兄姉妹さんを見ているとわかります。

環ちゃんも、莉桜ちゃんも、優音ちゃんも、陽太ちゃんも、爺ちゃんばあちゃんに見守られ、虐待などと縁なく、のびのび育っている様子、いつもほほえましく見せてもらいよります。


多摩NTの住人さん、そうなんですよ。コジキイチゴという名前は聞いたことがあったのですが、これがそうだと意識してませんでした。
私の図鑑には載ってないので、検索で調べてみたら漢字は『乞食苺』となっていますが、謂れはこれまた検索で調べてみると、コメなどを蒸す「甑・こしき」に由来しているようです。
別名 フクロイチゴのほうがまだわかりやすいかと思います。
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