植物仲間と風の山

植物仲間と風の山近辺の植物散策。今日は少し気温が低くなると言っていた通り山は少し寒いくらいだった。

実家に皆さんに寄ってもらい、ミツバチを自慢する（笑）
植物調査に出かけなければいけないのにしばしミツバチ談義。

「ミツバチ飼いたいと思うけんど、巣箱はどうする？」
『そんなんもん簡単よね。こうやって作ったらえいわね』と、自分で作りもしないのに簡単に言う私。
『これにミツバチが集まってきてそれを入れたがぜ、来年はキンリョウヘン分けてやるきね』と約束。
『でも、キンリョウヘンが咲いても絶対ミツバチが来るとは限らんぜ』
又帰り寄ることにして調査に出発。

勝手知ったる風の山、ここらへんにキンランが有るきゆっくり走ってと言いながら山道をノロノロと。。有りました3本。でも残念！もう種になっていました。
トンボソウも数本、昔から変わらない植生。
道の真ん中に堂々と？車3台止めてしばし植物談義。そう言えば今日は風の山の道で一台も他の車と出合わなかった。

オオバコも珍しいというので、なんでこんなオオバコいくらでもあるのにと言うと今は違った種類のオオバコが蔓延っているとか。
　
↑マルバウツギやウツギの花も咲いているが圧倒的にガクウツギが多い風の山。
大きな木に咲いている姿は美しかったが撮影はセンバンようなかった。（あんまり良くなかった）これらの花もミツバチの食料となっているのだろうか。

↓ナガバモミジイチゴまだ少し早かったが熟れたようなのを選んで食べてみる。ちょっと種と毛？が気になるけどまあまあ美味しい。子供の頃はこんなものがとても嬉しい食べ物だった。右端キブシの実が風に揺れていた。

この日第一目的の植物が見つからずがっかりしながらも、いろんなものを確認しながらあちこち見て回る。私は一度もお目にかからなかったが、大きな蛇が2か所ぐらいで出没したらしい。私は山道で目の端に入った動くもの、嫌な予感がして慌てて逃げる。が、怖いもの見たさ振り返ると嫌にきれいな緑色のアマガエルもう少しで踏むところだった真面目に調べている皆さんをしり目にイチゴを食べたり、座り込んだり真面目にしない私。もう今日はやめにして実家でコーヒータイムにしようよと我儘を言って山を降りる。

山に上がっている間に又キンリョウヘンにミツバチがついたと巣箱が一つ賑やかになっていた。
コーヒーを飲みながら今日はあんまり真面目にやらんかったねえと言いながら見たら一生懸命庭にある紅ミカンのカイガラムシを擦ってくれている。『そんなのいくらなっても誰も食べないのでそんな世話せんでもえいぜ』「これは自分の食べる分匂いが独特で美味しいよ」とせっせと3人で擦ってくれた。どうぞ秋には食べてください（笑）
蜂の巣も密がたっぷり！手をべちゃべちゃにしながら皆でかじる。↑右端はメンバーの奥様が作ってくださった「イタドリジャム」砂糖とイタドリだけで煮詰めたら出来ると教えて下さったのは発酵食品に詳しいご主人様だったけど、私は煮詰め過ぎて失敗したと前回報告してあったらちゃんと作ってきてくださった。ちょっと味見して見る。これはなかなかいける。酸味も適度に有り口当たりも良い。明日パンにつけて食べてみて感想をメールしなければ。

今回は植物調査真面目さに欠けました。来月は真面目にやります。
トップはカイガラムシを擦り落としたベニミカンの花。