お城周辺花散策

日曜日（１２日）趣味の園芸を見るともなく聞いていたら、ミステリーローズが高知城にあると言っていたので、それは見に行かんといかん（見に行かなくてはだめ）と思いながら、日は過ぎて今日こそは木曜市にも寄ってと、風が強い日だったが出かける。テントも吹き飛ばされるような風に、１０時ごろもう店じまいをしている所も数件あった。
それ程買いたいものもなく、高知城へと急ぐ。木曜市からも見える高知城は変わりなくそびえたっている。
何時も敬遠する石段だが、白い花が見えたので石段を上がってみる。風に揺れる花はウツギだった。高知城の中でウツギはそんなに見かけないような気がする。

バラはどこに咲いているか聞きそびれたが、ちらっと見えた映像で天守閣への入り口『懐徳館』当たりかなと思い上るが、途中で職員さんらしき方に『ミステリーローズが高知城に咲いていると聞きましたがどこでしょう』と聞くと私のように訪ねてくる方がすでにいたと見えて、教えてもらえる。まだ咲いていますかねえというと、咲いていますと言うので、あそこに上がる石段は結構一段が高いよねと思いながら…今日は長寿手帳持ってきてないけど、たまにたまには入場料払ってもいいわと思い、受付の方にバラってどこに咲いていますかとお聞きして、４５０円支払って久しぶりに中に入る。

綺麗に掃除が行き届いたろうかは気持ちが良い、廊下からしか見る事が出来ないので、じかに感じることは出来なかったが、こんなバラなら実家にも植えられていたなあと思いながらシャッターを切る。恐れ多くもお殿様のお庭と、比べるなんてと思いながら７０数年前垣根の外に咲いていたのが昨日のことのようによみがえった。
折角入館料払ったんだから、もっとゆっくり城内を見て天守閣まで行けばよかったが、出発が遅かったのでもう１２時近くになり、おなかも空いたしまた来ようと出口近くに。


さっきは人がいて何やら説明を聞いていたので、何だろうと思い見たらこの作品。大河ドラマで『功名が辻』をやった記念に当時の知事が寄付してくださったのですと、観光ボランティアの方が教えてくださった。橋本大二郎知事さんお元気でしょうか。
凛々しい一豊公、内助の功で有名な千代さん、ちゃんと手綱な持っていますよねとの説明。

綺麗に掃除された石垣も、ユキノシタを残してくれたのか、あちこちで咲いていた。

乾いた溝の中には、ハナヤスリらしきシダが生えていたが、雑な撮影ですみません。



追手門を出たところのクスノキに、沢山のセッコクがくっついているが、整備されて何本か切り払われていた。
もう花は終わっていたが、所々咲き残りもあったけど、おなかが空いて大橋通経由でお昼ご飯を買って、１時頃帰り着く。