令和5年鮎釣り31戦目。
今日、今季最終になるのかも知れないと思うと、妙に緊張してしまいますね、リラックス、リラックスと頭では分かっているのですが。
現着16時半。
先客なし。
陽が落ちるのが早くなったなあと感じます。16時を過ぎると急に肌寒くなりますね。起毛ジャージを着込み、ちょっと暑いかなあと思ったんですが、用心のためウインドブレーカーをその上から被ります。
17時開始。
水温は21度。風は微風。
竿はドブ竿の10m。
昨日は流速が速すぎてじっくり攻められませんでしたので、PEライン(アーマードF+PRO 0.1号)の仕掛を用意しました。もう鮎の引きも衰えてきていますので、今の時期なら伸びの少ないPEでも20cmまでなら問題なく取りこめるのではないかと(それ以上でもサビが出ていれば獲れるはず)。
今日試してみる毛鉤は岡林1号。
まず手始めに水深1.2mのエリアをオモリ3号で狙ってみます。
浅いということもあってか、いわゆる鮎のハネみたいなものはほとんど無いですね。ライズはぽこぽこ出ています。見ただけではウグイのライズと見分けがつきません。一方深場のカケアガリ付近では、バシャバシャ、バシャバシャ、というダンゴになった鮎のハネが見えます。こういうのを見ると無性に叩きたくなる衝動に駆られてしまうんですが、昨日は反応が今一つだったため、こちらの浅場の方がウグイ率高いにしても有望なのではないかと。
さて、流してみると流速はやや速いですが、PEラインなので問題なく対応できるようです。またPEラインだと3号のオモリでは重く感じますね。2.5号に落とします。
水面直下のかすかなアタリに送り込むと
16時55分。
掛かったのは錆びた鮎。
毛鉤は岡林1号(勝岡)。岡林1号初釣果です。
アタリはものすごく小さいんですが、PEラインなので分かりやすいですね。
その後、アタリが続きません。ライズは広範囲で活発に出てるのですが…
よく見ると、型は大きくなさそうですが、表層を活発に回遊している魚群も見えます。
浅いエリアということもあり、オモリが表層に近づいたら丁寧に聞き上げることにします。
黒仙石に変えたところでフォール中にサワリあり。これは期待できるか。一投毎に集中します。
すぐに喰ってきそうなものですがなかなか口を使ってくれません。
そこで毛鉤を赤熊中金に替えると…
水面直下でチョンと小さくアタリ、すかさず送り込みましたがスーッと手応えが抜け、これは放されたかなあと思っていると少し間があってからギューン。さらに大きく送り込んでシモ竿でテンション。ちょっと伸され気味で危なかったですが何とかキャッチ。
17時半。
18cm。比較的若い個体でした。
際どいところで掛かってくれたラッキーな1尾。にしては、結構いい位置にフッキング。
針は赤熊中金(藤重)。
その後、なぜか赤熊中金では続かず、暗烏に替えたところで、
17時45分。
針は暗烏(藤重)。
ようやく暗烏で喰ってきたか…いよいよこれからだな。
再度駄目押しで1回流し、さてとおっ始めるか!
いったん川から上がります。
PEラインの仕掛を外し、大物に備えナイロン仕掛に交換です。天秤は同じ逆弓形ですが、北陸タイプにします。ハリス止めタイプだと、暗くなってくると交換がめんどいんですよ。
いざ!勝負。
場所を変え、今度は深場をじっくり攻めますが、フォールでサワリがあったのみで、あれ?っていう感じ。
アタリがあったのは勝負針の暗烏(白鳳)の1回のみ。やるべきことはやったのですが。
結局この日、第2の地合いは訪れず、コウモリも飛ばず、終了。
先日雷雨があったんで冷たい水が流れたんでしょうかね。アタリがあったのは主に底石が暖まっているエリアで、深場でのアタリは少なかったです。
今日は日没前に3尾釣ることができましたんで良かったんですが、夕釣りは日によってムラがありますんで、最初は9mの穂先ソリッド竿、毛鉤も苔虫などで手前から様子を見ながら攻めて行き、1尾釣るごとに立ち込んで行くという慎重さも必要だったかも知れないなあと思います。もちろん、活性が最高潮となれば満を持して暗烏を投入していくわけです。
晴れの日は夕方急速に落ちて行く照度に魚の視神経の順応が追い付かずアピールの高い毛鉤を使ってもよく見えていない可能性も。じつは曇りの日の方が良く見えてたりして。
浅場エリアの方が白っぽい個体が少なく、引きも強いようです。浅場でのアタリですが、流しじまいでのダウンクロスのアタリがほとんどでした。
10m使ってたんですがそれでもこちらが丸見えなんでしょうかね。本当は9mを使いたいところなんですが。
PEラインですが、アタリが分かりやすくなったり、風に強かったりなど、メリットはかなりあるなという実感でした。ただし扱いにはかなりの慣れが必要で、細くて柔らかいので絡みやすく、また一度絡んでしまうとオシャカ(解くのが殆ど不可能)、という欠点があります。ドブ仕掛には調節器が付いていますので、根掛かりしたオモリを切る際など、ふとした弾みで絡んでしまうリスクが高いんです。オモリ交換の時も要注意ですね。ワタクシのドブ仕掛には調節器に加えでっかい玉ウキやら夜光ビーズも付いておりますので、問題はいっそう深刻なんです。予備の仕掛もすぐ使えるように組んでおく必要がありますね。反面、うまく使いこなせれば、もっと浅いエリアも、もしかしたら攻略できるかも知れないなあ、と。
来年に向けての課題がまた増えた1日でした。
本日の釣果3尾。
今シーズンを締めくくる釣行としてはいささか物足りない結果に。
来シーズンは浅場の表層パターンを攻略するメソッドをマスターしなくては。
アタリの傾向:
岡林1号 1
黒仙石 1
赤熊中金 1
錦鶏 使用せず
暗烏 数回
マル秘 0
青ライオン 0
青ライオン元孔雀 0
八ッ橋赤底荒巻 0
アミダ 使用せず
苔虫 使用せず
新魁 0
[日時]2023年10月12日(木)
[天候]晴、微風(ドライアンダー+起毛ジャージ着用)
[水温]21°C、澄み、渇水
[時間]17時〜19時半
[釣果]18cm(赤熊中金)、16cm×2(岡林1号、暗烏)
[バラシ]0
[アタリ]10回未満
[誘い方]ダウンクロス(水面直下、水深1m深瀬)
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(φ2.3、#1〜#5旧ブランクス)
[毛鉤]上針:新魁→青ライオン元孔雀→暗烏
下針:岡林1号→黒仙石→赤熊中金→青ライオン元孔雀→暗烏→青ライオン→暗烏
[天秤]自作逆弓形天秤(燐青銅φ0.5、60mm、スイベル付)
[道糸]アーマードF+PRO 0.1号
[先糸]マキシマスーパーソフト 1号
[穂先から錘まで]2.8m
[中通し玉ウキ]ハヤブサ 発泡シモリ5号+東邦産業 発光玉×2個
[オモリ]ナス型3号→2.5号
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー、おにぎり他)
[感想]さすがにスレてきちゃったかも。
今日、今季最終になるのかも知れないと思うと、妙に緊張してしまいますね、リラックス、リラックスと頭では分かっているのですが。
現着16時半。
先客なし。
陽が落ちるのが早くなったなあと感じます。16時を過ぎると急に肌寒くなりますね。起毛ジャージを着込み、ちょっと暑いかなあと思ったんですが、用心のためウインドブレーカーをその上から被ります。
17時開始。
水温は21度。風は微風。
竿はドブ竿の10m。
昨日は流速が速すぎてじっくり攻められませんでしたので、PEライン(アーマードF+PRO 0.1号)の仕掛を用意しました。もう鮎の引きも衰えてきていますので、今の時期なら伸びの少ないPEでも20cmまでなら問題なく取りこめるのではないかと(それ以上でもサビが出ていれば獲れるはず)。
今日試してみる毛鉤は岡林1号。
まず手始めに水深1.2mのエリアをオモリ3号で狙ってみます。
浅いということもあってか、いわゆる鮎のハネみたいなものはほとんど無いですね。ライズはぽこぽこ出ています。見ただけではウグイのライズと見分けがつきません。一方深場のカケアガリ付近では、バシャバシャ、バシャバシャ、というダンゴになった鮎のハネが見えます。こういうのを見ると無性に叩きたくなる衝動に駆られてしまうんですが、昨日は反応が今一つだったため、こちらの浅場の方がウグイ率高いにしても有望なのではないかと。
さて、流してみると流速はやや速いですが、PEラインなので問題なく対応できるようです。またPEラインだと3号のオモリでは重く感じますね。2.5号に落とします。
水面直下のかすかなアタリに送り込むと
16時55分。
掛かったのは錆びた鮎。
毛鉤は岡林1号(勝岡)。岡林1号初釣果です。
アタリはものすごく小さいんですが、PEラインなので分かりやすいですね。
その後、アタリが続きません。ライズは広範囲で活発に出てるのですが…
よく見ると、型は大きくなさそうですが、表層を活発に回遊している魚群も見えます。
浅いエリアということもあり、オモリが表層に近づいたら丁寧に聞き上げることにします。
黒仙石に変えたところでフォール中にサワリあり。これは期待できるか。一投毎に集中します。
すぐに喰ってきそうなものですがなかなか口を使ってくれません。
そこで毛鉤を赤熊中金に替えると…
水面直下でチョンと小さくアタリ、すかさず送り込みましたがスーッと手応えが抜け、これは放されたかなあと思っていると少し間があってからギューン。さらに大きく送り込んでシモ竿でテンション。ちょっと伸され気味で危なかったですが何とかキャッチ。
17時半。
18cm。比較的若い個体でした。
際どいところで掛かってくれたラッキーな1尾。にしては、結構いい位置にフッキング。
針は赤熊中金(藤重)。
その後、なぜか赤熊中金では続かず、暗烏に替えたところで、
17時45分。
針は暗烏(藤重)。
ようやく暗烏で喰ってきたか…いよいよこれからだな。
再度駄目押しで1回流し、さてとおっ始めるか!
いったん川から上がります。
PEラインの仕掛を外し、大物に備えナイロン仕掛に交換です。天秤は同じ逆弓形ですが、北陸タイプにします。ハリス止めタイプだと、暗くなってくると交換がめんどいんですよ。
いざ!勝負。
場所を変え、今度は深場をじっくり攻めますが、フォールでサワリがあったのみで、あれ?っていう感じ。
アタリがあったのは勝負針の暗烏(白鳳)の1回のみ。やるべきことはやったのですが。
結局この日、第2の地合いは訪れず、コウモリも飛ばず、終了。
先日雷雨があったんで冷たい水が流れたんでしょうかね。アタリがあったのは主に底石が暖まっているエリアで、深場でのアタリは少なかったです。
今日は日没前に3尾釣ることができましたんで良かったんですが、夕釣りは日によってムラがありますんで、最初は9mの穂先ソリッド竿、毛鉤も苔虫などで手前から様子を見ながら攻めて行き、1尾釣るごとに立ち込んで行くという慎重さも必要だったかも知れないなあと思います。もちろん、活性が最高潮となれば満を持して暗烏を投入していくわけです。
晴れの日は夕方急速に落ちて行く照度に魚の視神経の順応が追い付かずアピールの高い毛鉤を使ってもよく見えていない可能性も。じつは曇りの日の方が良く見えてたりして。
浅場エリアの方が白っぽい個体が少なく、引きも強いようです。浅場でのアタリですが、流しじまいでのダウンクロスのアタリがほとんどでした。
10m使ってたんですがそれでもこちらが丸見えなんでしょうかね。本当は9mを使いたいところなんですが。
PEラインですが、アタリが分かりやすくなったり、風に強かったりなど、メリットはかなりあるなという実感でした。ただし扱いにはかなりの慣れが必要で、細くて柔らかいので絡みやすく、また一度絡んでしまうとオシャカ(解くのが殆ど不可能)、という欠点があります。ドブ仕掛には調節器が付いていますので、根掛かりしたオモリを切る際など、ふとした弾みで絡んでしまうリスクが高いんです。オモリ交換の時も要注意ですね。ワタクシのドブ仕掛には調節器に加えでっかい玉ウキやら夜光ビーズも付いておりますので、問題はいっそう深刻なんです。予備の仕掛もすぐ使えるように組んでおく必要がありますね。反面、うまく使いこなせれば、もっと浅いエリアも、もしかしたら攻略できるかも知れないなあ、と。
来年に向けての課題がまた増えた1日でした。
本日の釣果3尾。
今シーズンを締めくくる釣行としてはいささか物足りない結果に。
来シーズンは浅場の表層パターンを攻略するメソッドをマスターしなくては。
アタリの傾向:
岡林1号 1
黒仙石 1
赤熊中金 1
錦鶏 使用せず
暗烏 数回
マル秘 0
青ライオン 0
青ライオン元孔雀 0
八ッ橋赤底荒巻 0
アミダ 使用せず
苔虫 使用せず
新魁 0
[日時]2023年10月12日(木)
[天候]晴、微風(ドライアンダー+起毛ジャージ着用)
[水温]21°C、澄み、渇水
[時間]17時〜19時半
[釣果]18cm(赤熊中金)、16cm×2(岡林1号、暗烏)
[バラシ]0
[アタリ]10回未満
[誘い方]ダウンクロス(水面直下、水深1m深瀬)
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(φ2.3、#1〜#5旧ブランクス)
[毛鉤]上針:新魁→青ライオン元孔雀→暗烏
下針:岡林1号→黒仙石→赤熊中金→青ライオン元孔雀→暗烏→青ライオン→暗烏
[天秤]自作逆弓形天秤(燐青銅φ0.5、60mm、スイベル付)
[道糸]アーマードF+PRO 0.1号
[先糸]マキシマスーパーソフト 1号
[穂先から錘まで]2.8m
[中通し玉ウキ]ハヤブサ 発泡シモリ5号+東邦産業 発光玉×2個
[オモリ]ナス型3号→2.5号
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー、おにぎり他)
[感想]さすがにスレてきちゃったかも。