令和5年鮎釣り11戦目。
本日は連闘になります。危うく寝過ごすところでした。
昨日は出遅れでクッション性の高い仕掛を充分に試せませんでしたので、改めてやってみます。
現着4時、すぐに開始。
昨日、漁協の方が「そんなとこでやったって釣れねえよ! あっちのガンガンの方にみんな行っちゃってるよ」と言っていた瀬を見てみます。
確かにやってる人がいるので竿を出してみますが、ウグイが1尾のみ。
4時15分。
ウグイ。
最初にウグイが食ってくるということは、鮎の密度がそれほど高くはない可能性があります。粘っていればポツポツは来ると思いますが、「釣れる」というほどではなさそう。
あのスイカの匂いはどこに行ってしまったんでしょう。
ワタクシが今、求めているのは、あの、川面に充満するスイカの匂いなんです。
スイカの匂いがしない瀬はパス! けっしてチャンスを逃してはいけないんです。
とりあえず昨日足場を確認しておいた深場に移動します。7時か8時になれば瀬に向かう群れが通過しそうですし、なにより上流から下流まで広範囲に見渡せます。
仕掛もイブニング表層用に作製したワイヤー天秤仕掛から日中用の片天秤仕掛にチェンジします。
上針は、先週の考察から「青ライオン」固定式としています。
深場に移動して5時15分。
やはり来ました。
針は上針の青ライオン黄角。
さらに5時40分。
ややサイズアップして…
これも上針の青ライオン黄角。
モーニングサービス終了。釣れたのはいずれも上針の青ライオン黄角でした。下針は青ライオンでもアミダでも、この、
村雨でもダメでした。
青ライオン黄角はあくまでもアピール用として付けてみているのですが、なぜかこの上針ばかりに喰ってくるようです。
時間帯的にもう少し跳ねても良さそうなものなのですが、カワムツ&オイカワとおぼしきライズがぽつりぽつりとあった程度でした。条件が良くなかったのでしょうか。
さて、もう回遊の時間が迫っているということで、先日アミダを切られた屈辱の瀬に向かいます。風も今のところ弱いです。今日はかなり本気です。道糸を少しでも伸びのあるもの(エベレストBBB 0.6号)にしています。
下針青ライオンで開始しますが反応がなく、陽が差してきたタイミングでアミダに交換です。
アミダに交換してすぐ、着石後に糸ふけを出し、その糸ふけを上流に引き上げるアクションでヒット。急流の中を何とか足元まで寄せましたがタモ入れでバイバイ。15cm級。
立ち位置の関係でシモ竿で取り込むしかなく、最後のタモ入れでテンションが緩んでしまいバレました。
上から引っ張られる状態ですと針外すの上手ですね。
山女魚でも、針が外れたり歯で切ったり股をくぐられたりするのは、シモ向いて取り込む時です。これは、流れの極端に緩い場所でも同様です。理由はまだ明らかになっていませんが。山女魚と鮎に共通のものがあるとすれば、どんなに良い天秤を用意しても、寄せの段階がまずければ獲れないということになるでしょうか。ある程度の大きさにならないと泳がせて誘導するのは無理なんですが。
そこら辺まで考えて立ち位置を決めないとダメなんですが、魚影が薄い時はとにかくアタリを出そうと焦って自分が誘いやすい位置に立ってしまいますね。
なお、この、着石後に糸を弛ませ、底付近の鮎を誘う釣り方なんですが、7月31日は玉ウキありの仕掛を使ったんですが、玉ウキなしの方が適してるみたいですね。ポイント的にはある程度流速のある瀬脇で成立するパターンなのかも知れません。そうなってくるとやはりハーフソリッドの穂先が面白そうですね。今回道糸0.6号で凄くやりやすかったです。今度は道糸0.5号でやってみましょうか。
さて、なんだかハネが少ないですし、ワタクシが今日、求めているのはこのサイズではありません。
このポイントは先日の未練が残っていますが、今日の状況では厳しそう。まだ時間がたっぷりありますんで、移動することにします。
移動してまずは来週の釣り座を決めようと、ヒザぐらいの平瀬の中をチェックしてみます。
水温25度。
ビリ鮎の姿も見えますし、ハミ跡もソコソコ。浅いんですが夕マヅメなら何とか釣りになりそうです。
ですが、根掛かりが多いし、水深もちょっと浅いかなあと。夕釣りでの根掛かりはホント、勘弁して欲しいところなんです。
さて帰ろうかと底石を見ていると、明らかに先ほど攻めた深瀬よりもハミ跡が一回り大きいようです。
こりゃ要チェックずらな。風が強いので4号の錘を付けて仕掛を下ろし、水深を測っていきます。
歩きながら探って行って、どうやらここが一番深そうだなと思えるエリアに到達。風が強いので竿を縮めて8mから開始します。水深約1.2mほどでしょうか。風が弱まる合間を突いて竿を9mに伸ばします。この状態で水深約1.3m。すると、
クンクン!
あれっ?来ちゃったよ〜
どうせウグイでしょ。こんな時に来なくても…竿尻を水面につけて矯めているとグリグリグリグリ、グリグリグリグリ…小刻みに首を振っています…
えっ?マジ?
魚が首振りをやめたかと思うと、今度はグングングンと底に突っ込みます。
あっ!鮎ずら!鮎!
大胆に#5節から入れ替えたブランクスがいい感じの湾曲を作っています。
たのむぜインストラクター鮎!
鮎を水面近くまで持ち上げてフッキングを確実にします。と、その時、中通しウキのすぐ下に白い魚体が!
う、上針か?
やばいです。上針に良型が掛かった場合バレる確率が非常に高いです。慎重なやり取りが要求されます。
そろりそろりと節を縮めて行きます。そして前もってタモを水中へ…と思ったらその瞬間、沖合へダッシュ!
やっべ!…奴ら分かるんだな…
いったん泳がせて再度のタモ入れ…
11時。キャッチ成功。
19cm。
ジャイアン君です。
上針の青ライオン黄角にて。またしても上針です。
11時40分。
これも塩焼きサイズ。
下針のアミダ。
11時50分。
これはちょっと小さい。
これも下針のアミダ。
いや〜ドッピーカン真っ昼間でしょ、しかもでっかい玉ウキのすぐ下の毛鉤にイカいのが来たんでびっくりでした〜
なぜ??
ちなみにハネは皆無でした。
本日の釣果5尾。
全く予想外の展開でした
[日時]2023年8月3日(木)
[天候]晴、強風(ラッシュガード着用)
[水温]25°C、薄濁り、渇水
[時間]4時〜13時
[釣果]5(17cm×1、16cm×2)
[バラシ]2
[アタリ]10回未満(青ライオン黄角3、アミダ3)
[誘い方]イマージング(表層)
[竿]旧オリムピック インストラクター鮎 ドブ100(φ2.3-#1〜#5旧ブランクス、10mで使用)
[毛鉤]上針:青ライオン黄角
下針:青ライオン→村雨→青ライオン→アミダ
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕50mmスイベル付)
[道糸]東洋ナイロン エベレストBBB 0.6号
[先糸]なし
[穂先から錘まで]2.5m
[中通し玉ウキ]ハヤブサ発泡シモリ5号
[オモリ]ナス型2号(淵)→3号(瀬)→4号(トロ)
[小遣い]4千円(タバコ、コーヒー、飲み物、毛鉤他)
[感想]やっぱ通わないとダメだね。
本日は連闘になります。危うく寝過ごすところでした。
昨日は出遅れでクッション性の高い仕掛を充分に試せませんでしたので、改めてやってみます。
現着4時、すぐに開始。
昨日、漁協の方が「そんなとこでやったって釣れねえよ! あっちのガンガンの方にみんな行っちゃってるよ」と言っていた瀬を見てみます。
確かにやってる人がいるので竿を出してみますが、ウグイが1尾のみ。
4時15分。
ウグイ。
最初にウグイが食ってくるということは、鮎の密度がそれほど高くはない可能性があります。粘っていればポツポツは来ると思いますが、「釣れる」というほどではなさそう。
あのスイカの匂いはどこに行ってしまったんでしょう。
ワタクシが今、求めているのは、あの、川面に充満するスイカの匂いなんです。
スイカの匂いがしない瀬はパス! けっしてチャンスを逃してはいけないんです。
とりあえず昨日足場を確認しておいた深場に移動します。7時か8時になれば瀬に向かう群れが通過しそうですし、なにより上流から下流まで広範囲に見渡せます。
仕掛もイブニング表層用に作製したワイヤー天秤仕掛から日中用の片天秤仕掛にチェンジします。
上針は、先週の考察から「青ライオン」固定式としています。
深場に移動して5時15分。
やはり来ました。
針は上針の青ライオン黄角。
さらに5時40分。
ややサイズアップして…
これも上針の青ライオン黄角。
モーニングサービス終了。釣れたのはいずれも上針の青ライオン黄角でした。下針は青ライオンでもアミダでも、この、
村雨でもダメでした。
青ライオン黄角はあくまでもアピール用として付けてみているのですが、なぜかこの上針ばかりに喰ってくるようです。
時間帯的にもう少し跳ねても良さそうなものなのですが、カワムツ&オイカワとおぼしきライズがぽつりぽつりとあった程度でした。条件が良くなかったのでしょうか。
さて、もう回遊の時間が迫っているということで、先日アミダを切られた屈辱の瀬に向かいます。風も今のところ弱いです。今日はかなり本気です。道糸を少しでも伸びのあるもの(エベレストBBB 0.6号)にしています。
下針青ライオンで開始しますが反応がなく、陽が差してきたタイミングでアミダに交換です。
アミダに交換してすぐ、着石後に糸ふけを出し、その糸ふけを上流に引き上げるアクションでヒット。急流の中を何とか足元まで寄せましたがタモ入れでバイバイ。15cm級。
立ち位置の関係でシモ竿で取り込むしかなく、最後のタモ入れでテンションが緩んでしまいバレました。
上から引っ張られる状態ですと針外すの上手ですね。
山女魚でも、針が外れたり歯で切ったり股をくぐられたりするのは、シモ向いて取り込む時です。これは、流れの極端に緩い場所でも同様です。理由はまだ明らかになっていませんが。山女魚と鮎に共通のものがあるとすれば、どんなに良い天秤を用意しても、寄せの段階がまずければ獲れないということになるでしょうか。ある程度の大きさにならないと泳がせて誘導するのは無理なんですが。
そこら辺まで考えて立ち位置を決めないとダメなんですが、魚影が薄い時はとにかくアタリを出そうと焦って自分が誘いやすい位置に立ってしまいますね。
なお、この、着石後に糸を弛ませ、底付近の鮎を誘う釣り方なんですが、7月31日は玉ウキありの仕掛を使ったんですが、玉ウキなしの方が適してるみたいですね。ポイント的にはある程度流速のある瀬脇で成立するパターンなのかも知れません。そうなってくるとやはりハーフソリッドの穂先が面白そうですね。今回道糸0.6号で凄くやりやすかったです。今度は道糸0.5号でやってみましょうか。
さて、なんだかハネが少ないですし、ワタクシが今日、求めているのはこのサイズではありません。
このポイントは先日の未練が残っていますが、今日の状況では厳しそう。まだ時間がたっぷりありますんで、移動することにします。
移動してまずは来週の釣り座を決めようと、ヒザぐらいの平瀬の中をチェックしてみます。
水温25度。
ビリ鮎の姿も見えますし、ハミ跡もソコソコ。浅いんですが夕マヅメなら何とか釣りになりそうです。
ですが、根掛かりが多いし、水深もちょっと浅いかなあと。夕釣りでの根掛かりはホント、勘弁して欲しいところなんです。
さて帰ろうかと底石を見ていると、明らかに先ほど攻めた深瀬よりもハミ跡が一回り大きいようです。
こりゃ要チェックずらな。風が強いので4号の錘を付けて仕掛を下ろし、水深を測っていきます。
歩きながら探って行って、どうやらここが一番深そうだなと思えるエリアに到達。風が強いので竿を縮めて8mから開始します。水深約1.2mほどでしょうか。風が弱まる合間を突いて竿を9mに伸ばします。この状態で水深約1.3m。すると、
クンクン!
あれっ?来ちゃったよ〜
どうせウグイでしょ。こんな時に来なくても…竿尻を水面につけて矯めているとグリグリグリグリ、グリグリグリグリ…小刻みに首を振っています…
えっ?マジ?
魚が首振りをやめたかと思うと、今度はグングングンと底に突っ込みます。
あっ!鮎ずら!鮎!
大胆に#5節から入れ替えたブランクスがいい感じの湾曲を作っています。
たのむぜインストラクター鮎!
鮎を水面近くまで持ち上げてフッキングを確実にします。と、その時、中通しウキのすぐ下に白い魚体が!
う、上針か?
やばいです。上針に良型が掛かった場合バレる確率が非常に高いです。慎重なやり取りが要求されます。
そろりそろりと節を縮めて行きます。そして前もってタモを水中へ…と思ったらその瞬間、沖合へダッシュ!
やっべ!…奴ら分かるんだな…
いったん泳がせて再度のタモ入れ…
11時。キャッチ成功。
19cm。
ジャイアン君です。
上針の青ライオン黄角にて。またしても上針です。
11時40分。
これも塩焼きサイズ。
下針のアミダ。
11時50分。
これはちょっと小さい。
これも下針のアミダ。
いや〜ドッピーカン真っ昼間でしょ、しかもでっかい玉ウキのすぐ下の毛鉤にイカいのが来たんでびっくりでした〜
なぜ??
ちなみにハネは皆無でした。
本日の釣果5尾。
全く予想外の展開でした
[日時]2023年8月3日(木)
[天候]晴、強風(ラッシュガード着用)
[水温]25°C、薄濁り、渇水
[時間]4時〜13時
[釣果]5(17cm×1、16cm×2)
[バラシ]2
[アタリ]10回未満(青ライオン黄角3、アミダ3)
[誘い方]イマージング(表層)
[竿]旧オリムピック インストラクター鮎 ドブ100(φ2.3-#1〜#5旧ブランクス、10mで使用)
[毛鉤]上針:青ライオン黄角
下針:青ライオン→村雨→青ライオン→アミダ
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕50mmスイベル付)
[道糸]東洋ナイロン エベレストBBB 0.6号
[先糸]なし
[穂先から錘まで]2.5m
[中通し玉ウキ]ハヤブサ発泡シモリ5号
[オモリ]ナス型2号(淵)→3号(瀬)→4号(トロ)
[小遣い]4千円(タバコ、コーヒー、飲み物、毛鉤他)
[感想]やっぱ通わないとダメだね。