竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

22/08/24 夕釣りを愉しむ

2022年08月24日 22時35分52秒 | 鮎修行
今日は令和4年17戦目。

今日は我が陣営に新戦力となる、コロガシ竿を投入してみます。




現地到着17時。
平水。弱い風あり。
ハネほとんどありませんが、前回関係なかったのでOK

使用する竿はコロガシ竿の6m。
コロガシ竿とはいえ6mという短さですとさすがに軽く、仕掛操作が雑にならなくて良いですね。

道糸は0.6号。夕釣りとしては破格の細さです。個人的には。

竿に仕掛を装着し、さっそく垂らしてみます。

前回は増水してましたし道糸も1.5号でしたので、今日は0.6号だし錘4号ぐらいでちょうどいいだろうと読んでいたのですが、結局、平水でも6号の方が安定するようです。なんだか腑に落ちないですが錘は6号に決定。

ワタクシの読みもその程度のものだった…まあ、それでも、道糸を0.6号にする程度のことでは、流水抵抗の軽減にさほど効果がない、ということが判明したことになるわけで。ここは前向きに。

竿を選択する場合は、正味の錘負荷の他に天秤と錘に掛かる流水抵抗が加わるので、実際に使用する錘の号数にプラスアルファして使用する竿を検討する必要があるということですね。

今回選択したコロガシ竿は、表記上の適正錘負荷5〜12号となっていますが、体感的な硬さは硬硬調の友竿と同等でした。orz
ですからドブ専用竿と比べるとワンランク位柔らかいということになりますでしょうか。しかも今回持参したコロガシ竿の穂先は詰めていません。ノーマルのままです。

軽く実地でテストしてみると、ノーマル穂先そのままでも錘6号ならなんとかギリギリやれそうです。
これで一安心。


というわけでタックル調整完了。
17時55分実釣開始。


10分経過。


チビ鮎すら当たってきません。6号の錘がむなしく上下するのみです。曇ってるから早い時間から当たり始めるかなと期待したんですが。


6mのコロガシ竿ですが、6m目一杯伸ばすと微妙に長い感じ。カケアガリの真上に来てくれません。それで元竿の上端を持って操作すると、元竿の重量が影響して感触が分かりにくいですね(梃子の原理で軽く感じる効果はある)。結局、元上の勘合を緩めて手で押さえながら玉口付近を持つようにすると、元竿重量が直接掛からないので分かりやすかったですね。この方式ならもっと柔らかい竿でもやれそうです。ズームのついた竿の場合はハメコミの一歩手前で使う感じになるでしょうか(そんなら並継の方がいいじゃないって話)。

一方、竿を全部伸ばして使うケース(立ち込み釣りなど)では、元竿・元上の剛性・反発力をもっともっと上げた方が良さそうでした(そんな竿を作ろうというメーカーはたぶんないと思いますが)。
元竿⇔元上部の勘合も、この部分だけは10cmぐらいあった方がいいんじゃないでしょうかね。ただ単に先調子だけでなく、6号の錘がスイスイ持ち上げられて、穂先〜穂持、元上〜元竿がドブ釣り特有の操作に合うことが必要と実感しましたね。


さあ、あまりのアタリの無さにすっかり眠くなって来ました…すると
18時25分、やっと来てくれました。

これで夜勤続きの眠気が一気に吹っ飛びました。針は苔虫


ところが、1尾目を釣った後アタリが全然ありません。

苔虫では地味過ぎて目立たないのかなと思い、派手な配色の新魁に替えてみます。
手前〜沖を丹念に探りますがまったくです。
空は曇っていますし、まだ薄明るい時間帯です。派手な針に喰ってきて良さそうなもの。
じゃあってことで真っ黒な暗烏をハリス止めにセット。

まだ暗烏で釣る時間じゃないよねと思っていると、なんと1投目からアタリ。うーん腑に落ちない…

2投目、3投目と小型ですが立て続けにヒットしてきます。
どうやら暗烏で良さそうです。まったく腑に落ちませんが。


小型鮎を調子よく釣り上げていると、突然、ガガッと強い当たり! 続いてギューンと鋭い横走り! 思わず持っている竿を送って毛鉤を守ります。
強引に抜き上げてみると
18時55分

15cm。引きのわりに案外小さいみたい。


魚を鮎バッグに放り込んで仕掛を投入、数回誘ったところで強烈な当たり! ところが1秒ほどでフッと手応えがなくなります。

すぐに仕掛を再投入、これは連続して来そうです。良型の期待が高まります。

ところが、1投目、2投目ともスルー。3投目、4投目も。

こりゃ変だぞ、と仕掛を回収してみると、なんと毛鉤がありません。

切れる感触は無かったのですが。

実は先日暗烏を切られているんですが、その時は上針の暗烏で、クッションゴムを付けていたのにも関わらずあっさり切られてしまいました。今日はその対策として、ティーザー用の毛鉤を天秤に追加できるよう新たに試作しました。上針方式をやめ、竿も柔らかくしたので今度は大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、見事にやられましたね。
上針でも下針でも切られる時は切られる。竿を柔らかくしても切られる。…現時点では、ちょっと他にいい方法が見つかりません。


ハリスを切って行くといっても、特別大きな奴というわけではなさそうですね。先ほど釣り上げた奴も15cmでしたから16cmかせいぜい17cmでしょうね。このクラスが一番ダッシュ力ありますからね。それともしかすると虫ばっかり食ってる肉食系の鮎は瞬発系なのかも知れません。


とりあえず赤熊中金など使えそうな針を付けて再開しますが、アタリがありません。予備の暗烏はクルマの中。他の針は完全スルーです。


やむを得ずクルマに戻り、新品の暗烏(藤重)を手に急ぎ戻ります。

結果はすぐに出ました。
19時30分

先ほどのような力強い当たりはもうやって来ませんが、チビ鮎ならポツポツ釣れます。
途中、釣った鮎を猫にさらわれたりしましたが、それでも10尾以上手元に残りました。
風もなく鮎のアタリを楽しめましたね。



本日の釣果13尾。今日は不思議なことにウグイ0でした。

お持ち帰りは3尾。











[日時]2022年8月24日(水)
[天候]曇天弱風
[水温]25°C、うす濁り、平水
[時間]17時半〜19時半
[釣果]10〜15cm×13尾(ほとんど暗烏)脱走、猫による強奪あり。ウグイ0尾。
[バラシ]良型のバラシが数回
[アタリ]多数
[誘い方]スロー(中層〜表層、水深1.1mカケアガリ)
[竿]宇崎日新スーパーマルチGX鮎コロガシ600(φ2.0)
[毛鉤]上針:なし
    下針:苔虫→新魁→暗烏(ハリス35cm)
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕8cm)
[道糸]東レ トヨフロンLハード 0.6号
[先糸]通し
[オモリ]ナス型6号
[中通し玉ウキ]なし
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、カレー定食他)
[感想]いやぁ〜楽しかった!

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