竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

22/10/07 尺ニゴイを取り込む

2022年10月07日 22時12分37秒 | 鮎修行
令和4年29戦目。

今日は道具の積み込みがないのでラクチンです。当り針も判明しているし、なんたってポイント・タナまで把握しています。

もう、あとはひたすら釣りまくるだけ、ってことですね♫




現着5時。
今日はドライアンダーの下に薄手のフリースを履きます。上半身は雨が降ってきそうなのでウェットスーツで。オーダーメイドのウェット(高伸縮2.5mm)ですが、下にパタゴニアのアンダーを着ることができました。


雨が来そうなので、ちょっと早めの5時45分開始。
今日も鮎のハネは見られません。ウグイのハネが多少ある程度。
台風が襲来してから日数が経つので、そろそろ水が引いてくる頃合いかなと思っていたのですが、なんと昨日より水嵩が増えています。

水温は18度。

毛鉤は昨日と同じく上針が清水縦青ラメ、下針は苔虫でスタート。


ファーストヒットは…

来ちゃいました、ウグイ。残念ですが仕方がありません。ドブ釣りの税金です。


さて、竿を9m目一杯伸ばして核心部を狙っているんですが、どうも雰囲気がおかしいです。もちろん1節縮めて8mでも流しています。

そこで、思い切って竿を2節縮め、足元を狙ってみます。
するとすぐにヒット。
6時40分

なんとスレです。今日はここまで鮎らしきアタリが皆無でしたが、居ることが分かってホッとしました。昨日とはパターンが違うのでしょうか。


9mの友竿を2節縮めるとだいたい6.5m位でしょうか。それなら7mの渓流竿で届くはず。さっそく竿交換です。錘は同じく3号、毛鉤も苔虫そのままで、優しく誘ってみます。


すると唐突に来ました!前アタリなしです。いきなりギュンギュン底に引き込みます!
即、竿を立ててテンションを掛けます。竿の曲がりを確認し、元上を畳みます。フッキングは大丈夫そうです。

沈み石に当たらないよう竿を回して寄せ、あらかじめタモを突っ込んでおいて一気に掬い上げる!
タモ入れ一発成功!
6時50分

よっしゃあ!ナイスサイズ!!(苔虫にて)

竿はテンリュウマグナ渓流STATE 720で、穂先だけがま鮎の中弾性(φ1.3)に替えています。
もしかすると前アタリが無かったのではなくて、前アタリが取れていなかっただけなのかもしれません。今後何らかの対策が必要でしょう。


さて、格闘の後はハリス元のキズ付いた部分を切り捨て、改めてハリス止めに装着。更なる大物に備えます。


ところがなぜか後が続きません…幸先良さそうに思えたのですが…

仕方なく9mの友竿に戻します。


苔虫でフォール中に触ってくる気配はあるのですが、次の上げ操作で追ってきません。アタリそのものも散発的でかなり遠いです。それでも当り針苔虫を、敢えて交換せずに続投させています。というか、先週から釣れ続けている苔虫を新品に交換するのがなんだか恐く、アタリがないのについつい執着してしまいます。


空は厚い雨雲に覆われ、かなり暗いです。それでも、偏光グラスをつけないと逆光で釣りにならないんですよね。足元も危ないです。そういえば、暗い時は八ッ橋荒巻赤底が良かったんだよな、と思い出します。今日は当たってくるタナも深めのため、ピッタリだなと。さっそくやってみます。

結果はすぐに出ました。

小型ですが鮎来ました。時刻は8時ジャスト。

八ッ橋、やはり苔虫に比べアタリが大きいです。これは期待できるか?


ところが期待とは裏腹に次がなかなか来ず…
目一杯沖を攻めると底からの上げでモゾッとアタリ、乗らず。
その後はお決まりの長い沈黙…

すれちゃったか…
毛鉤替えるしかないな…苔虫八ッ橋には反応がある…だったら新魁でどうだろう?
そういえば新魁、まだ試してなかったな、と交換。


すると、
来たー!
8時25分。これはでかい。明らかに20cm超級の引き。慎重にやり取りします。
強めのテンションでやり取りしますが、敵は右へ行ったり左に行ったり、なかなか弱りません。
やっとのことで竿を畳んで来ると魚影が見えます。うわ!何これ。20cmどころじゃないです。目測9寸!

動きが止まったところを見計らってタモで掬う!

掬ってみてびっくり。尺ニゴイ(竿は旧オリムピック インストラクター鮎 硬硬調9m改)。

水は濁ってますし、背中が黒くなかったからタモ入れ直前まで大鮎に見えてました。全身から力ががっくりと抜けて行きます。
苔虫八ッ橋でモゾッというアタリがあったんですよね。アタリの主はコイツだったんでしょう。


尺ニゴイを楽にキャッチできましたので、道糸に使用しているターボVのクッション性能は充分でしょう。実際、相当な引きだったんですが、ホンテロンの0.6号で獲れたのですから。
そこで、調節器を2回巻いて、錘まで2.5mとします。


新魁のハリス元をカットして天秤に付け直しますが、なかなか次のアタリが来ません。もちろんあんなのは二度と来て欲しくないですが…

8時40分。足元で中型の鮎がヒラを打ち始めます。なんだか嫌な予感。早くも鮎の群れがばらけてしまったか。

ここで改めて下針を苔虫に交換しますが…
案の定、生命反応はなく…

濁りも入ってきたので早めの終了でした。


本日の釣果。


持ち帰りは3尾。



サビが出始めていますね。

メジャーが波打っていて採寸が正確ではありません。悪しからずご了承願います。





[日時]2022年10月07日(金)
[天候]小雨、弱風(ドライアンダー、ウエットスーツ+ウインドブレーカー着用)
[水温]18°C、濁り、増水
[時間]6時〜10時
[釣果]19cm×1(苔虫)、17cm×1(スレ)、14cm×1(八ッ橋)、ニゴイ、ウグイ他
[バラシ]1
[アタリ]10数回程度
[誘い方]ボトム〜中層スロー(水深2.0mカケアガリ)
[竿]旧オリムピック インストラクター鮎 硬硬調90(φ1.9、#1〜4旧ブランク)⇔天龍 マグナ渓流STATE 720(改φ1.3)
[毛鉤]上針:清水青ラメ(ハリス4cm)
    下針:苔虫⇔八ッ橋、新魁(ハリス30cm)
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕60mmスイベル付)
[道糸]フジノナイロン ターボV天井糸 1号
[先糸]マキシマスーパーソフト 0.8号 30cm
[穂先から錘まで]2.5m
[中通し玉ウキ]なし
[オモリ]ナス型3号
[小遣い]1千円(タバコ、コーヒー、他)
[感想]もう少し粘っていれば?寒さに負けてしまいましたね。

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