千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

近江屋洋菓子店(神田淡路町)の「アップルパイ」「いちごショートケーキ」

2005年07月31日 | スイーツ・菓子
【7月31日調査(テイクアウト)・登録】
 この店の初代経営者は近江八幡の出身で、明治17(1884)年に近江屋パン店としてこの店を創業しました。


 「アップルパイ」は、毎朝市場で、津軽・ジョナゴールド・ふじなど季節毎に旬な素材を選んで調理するというこだわりようです。「いちごショートケーキ」は腰のあるスポンジケーキに苺と生クリームをたっぷり使った逸品です。


★近江屋洋菓子店
  所在:千代田区神田淡路町2-4
  電話:03(3251)1088
  品代:アップルパイ315円、いちごショートケーキ525円

かんだやぶそば(神田淡路町)の「せいろうそば」「天たね」

2005年07月31日 | 蕎麦
【7月31日調査・登録】
 この店は幕末の名舗「団子坂の蔦屋」の連雀町店を明治13(1880)年に譲り受けて創業した蕎麦屋の名門です。


 「せいろう」は内地産の最上級そば粉十、小麦粉一の外一そばで、薄緑色をしています。蕎麦の香りと適度な歯ごたえが楽しめる逸品です。そばつゆは昆布、鰹節だしから作られた江戸前風の辛口でコクがあります。


 「天たね」は、とても上質な油でカラっと揚げられ、サクサクです。中にはホクホクの海老が入っており、蕎麦に良く合います


★かんだやぶそば
  所在:千代田区神田淡路町2-10
  電話:03(3251)0287
  品代:せいろう630円、天たね1,260円