Lee's Diary

ドラマが好き。
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GM~踊れドクター  第4話 *感想*

2010-08-10 | 夏ドラマ(2010)感想
* GM~踊れドクター  「リストラ」 *

今回も メインのストーリーは面白かった。
そろそろ このドラマの展開になれてきた視聴者のために
苦しそうに咳き込む患者の妻を描いて見せたりして 視聴者までもミスリードされそうになるカンジ。
患者・平憲一(小林隆)の症状が 治療すればするほど どんどん悪くなっていく感じがするのは何故なのか?
何故 平のコネで他の病院に引き抜かれる医者は よりによって漆原(生瀬勝久)なのか?
(詳しい治療内容はさっぱり分からないけど)総診の医師たちがあれこれと手を尽くしても 
原因が全く分からなかった平の症状を解明するきっかけとなるのが
この 一見全く結びつかないように思える疑問にあった という展開はとても面白かった。
ビタミンB1の欠乏が原因で引き起こされた記憶障害によって 
無意識のうちに話をあわせてしまったり 話を作ってしまったりするらしい平。
そのため総診の医師たちは まんまとミスリードされてしまっていた という結末にはビックリ。

やたらと総診の医師に厳しい本木(大倉忠義)が 陰でさんざん漆原を非難するシーンによって
ドラマ冒頭から 漆原の医師としてのダメっぷりを見せられているのに
何故か 漆原の今後の処遇を悪いようにはしない というようなコトを突然匂わせはじめる平。
おまけに平の口からは「素晴らしいですよ、先生は。」と最上級のお褒めの言葉まで飛び出すし
かみ合っているような かみ合っていないような 
二人の会話に漂う奇妙な雰囲気には 変な違和感があったのだけど
なるほど そんな違和感で平の病状を演出していたのねぇと感心。
それにしても 時と場所を全くわきまえず 自分の引き抜き話を何度も確認する漆原の嫌らしいこと(笑)。
平の話が作り話だったと分かりはじめ 表情が見る見るうちに変化していく漆原の表情は最高。
こういう繊細な表情をコミカルに表現される生瀬勝久さんのコトはホントに好き♪

前回の話を引き継いで さっそくボックスを踏まされるポジティブ後田(吉沢悠)や
「腐れラクダ」と後藤(東山紀之)から呼ばれてしまう漆原
「座敷わらし」に間違えられる桃子(多部未華子)
漆原の息子・颯太(岸本慎太郎)からも土偶に似ていると思われている町谷(小池栄子)など
小ネタも面白かったのだけど 漆原と颯太の関係があまり描かれていなかったのが残念。
新生アミー&ゴーにジュニアが出来たと喜ぶ後藤の様子は それなりに面白かったけど
後藤が颯太にダンスを教えるシーンにあんなに時間を割くのなら 
その何割かを漆原と颯太の関係を描く時間にあててほしかった。
颯太の口から どうやら二人の関係があまり上手くいっていないコトは 何となく伝わってはくるし
町谷の「辞めないのも勇気だよ。」「戦ってるんだよ、こうやってお父さんは」という台詞や
病院の外で漆原を待っていた颯太の様子などには 印象深いものはあるのだけれど
二人の親子関係がほとんど描かれていないため 何だか中途半端になってしまって
せっかくの印象的なシーンだというのに 少々浮いてしまっているような気がするのだけどなぁ。

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