ジョーカー 許されざる捜査官 第４話 ＊感想＊

＊　ジョーカー　許されざる捜査官　「無差別殺人に隠されたナゾ」　＊

前回からグッと面白くなってきた　このドラマ。
今回も　期待を裏切られることのない面白さだったわぁ。

「人が増えるということはリスクが増えるということ」と　三上（大杉漣）は渋い顔をしてたけど
やっぱり　久遠（錦戸亮）が伊達（堺雅人）の仲間になったコトは大きいわねぇ。
伊達と久遠の会話は　よりテンポがよくなり　いかにも仲間といった雰囲気たっぷりなのがいいし
ほんの少ししか描かれなかったけれど　三上と久遠の掛け合いも面白い。

無差別殺人事件の描写は　嫌になるくらい生々しいし
この事件の犯人・椎名高弘（窪田正孝）は　これまた腹が立つほど卑劣な人物だし
そこに事件の被害者の父・士郎（甲本雅裕）まで絡んできて　やりきれない遺族の思いも描いてくるものだから
今回のエピソードは　気が滅入るくらい重たいものではあるのだけれど
法では裁くことのできない椎名を伊達と久遠で処刑する様子は　エンターテイメントな面白さもたっぷりで
やりきれない気持ちにさせられながらも　どこかスカッと面白い・・・
う～ん　上手く表現できないけれど　そんなカンジねぇ。
「なんで　そんな悲しそうに撃つんだよ・・。」と　久遠に言われた伊達。
悲しい目をした処刑人・伊達・・・ステキねぇ。

メインのストーリーの合間に描かれる回想シーンも好き。
今回は　刑事になりたての伊達と三上のエピソードね。そして　また少し明らかになる登場人物の背景。
三上もまた　心に大きな傷を抱えているのねぇ。

伊達のなで肩気味の背中から　何かしら大切なコトを感じ取ったあすか（杏）が
士郎（甲本雅裕）の刑を軽くしちゃう様子も　かなりクサいシーンではあるけれど
勧善懲悪な娯楽ドラマとしては　なかなか良かったと思う。

それにしても　“神隠し”にあった悪人たちを捕まえて三上に引き渡すまでが伊達の仕事ということは
やっぱり　かなぁり　大掛かりな組織が存在しているということなのかしら？
伊達は　悪人たちがその後どうなっているのか知りたいとも思わないらしいケド
いったい　どんなトコロに監禁されているのか　この組織のボスは誰なのか　気になるわぁ。

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