* GOLD 「母親失格 - サヨナラ子供達」 *
いやあ・・・今回も野島ワールドたっぷりなのねぇ・・・。
悠里(天海祐希)が 母親達に向けて行った講演。
「小さい子供のうちに喧嘩をさせるのが大事。」という考えを語る悠里のシーンと
聖子(エド・はるみ)の家を訪れ 息子・勝(水野真典)と殴りあう丈治(反町隆史)のシーンを
交互に入れ込んでリンクさせていたかと思えば
ラストでは 続いて語られる悠里の考えと衝撃的な展開とをリンクさせるという演出は とても面白かった。
丈治と勝のエピソードは 「なかなかいいパンチだよ。」と勝に語る丈治の言葉が何だかクサいし
ずっと引きこもり状態で 酷い家庭内暴力を振るっていた勝が
いくらボコボコに殴られたとはいえ 初対面の丈治の訪問をきっかけに
食卓で食事ができるようになるほどに変化を見せる展開は出来すぎな気がするけれど
聖子が 丈治に対して よからぬ方向へ突っ走ってしまいそうな雰囲気を漂わせ始めたのは面白いわねぇ。
そして えこ贔屓はたった一度だけ使える武器となる という悠里の考えに従って展開されるラストのシーン。
子供が二人以上いる母親がやってはいけないコトは えこ贔屓。
だだそれは 家庭が円満であるという条件下でのこと。
家庭崩壊の危機を迎えたときには 使いようによっては えこ贔屓が母親の最終兵器になる・・・。
なんだこりゃ? と思ってしまうような ワケの分からぬ論理ではあるけれど
この最終兵器を悠里が使う気配を見せ始め その兵器を使う相手が廉だと分かったときには
思わずゾクッとしてしまったわぁ。
自分が心臓疾患を抱えていることを 廉(矢野聖人)が悠里に秘密にしているという設定の裏には
こんな恐ろしい意味が隠されていたのねぇ と 思わず感心してしまう。
前回の「子供を一人失うことになる」という予言も かなり効果的となった衝撃の展開だったなぁ。
悠里が最終兵器を行使しているコトさえも理解していそうな廉の驚くべき言葉で
さらに視聴者を煽ってくる展開も ゾクゾクするほどの面白さ。
「私にはもうあなたしかいないの。」という 悠里の何とも恐ろしい言葉に
「そういう風に言われるのを待ってたんです。だって俺 世界一のマザコンだから。」と答える廉。
野島さんらしい破滅・崩壊への予兆たっぷりな台詞に大いに煽られクラクラしてしまう(笑)。
「ニャー」が哀しいほどに印象的だった 廉・リカ・辰也(寺島進)の会話で前もって廉の理想の女性像に触れ
廉がいかに母親のことを好きなのかということを改めて表現しておいて
それがラストの廉の言葉に繋がっていく という展開も良かった。
さらにスゴイ悪女っぷりを見せる沙織(佐藤めぐみ)と そんな沙織の言動で錯乱してしまう洸(松坂桃李)の様子や
宇津木(綾野剛)への愛をタトゥーに表現してみせる晶(武井咲)の様子と
そんな晶を見て 異常なほどにエキセントリックになってしまう悠里の様子・・・。
前回以上に野島さんのエッセンスたっぷりといったカンジのストーリーに大満足。
特に 一途で頑なで潔癖で 年不相応なほどに情の深い女の子といった
いかにも野島さんの脚本に登場しそうな晶が良かったなぁ。
リカの“メルヘン作戦”も 崩壊に向けて突き進んでいるような気の滅入るストーリーの中で
意外にホッと息を抜けるシーンとなっていたのが印象的。
「苛めていいのはアタシだけよ。」 なあんていう ドSな発言をしていた悠里だけれど
確実にリカの存在が救いとなっているように思えるような二人の関係は面白い。
悠里の母親・真理恵(倍賞美津子)の登場で
父・惣一と真理恵の考え方が対立していること 悠里の考えは真理恵の考えに近いらしいこと
などという新事実が(今更ながらに)判明。 でも どう見ても悠里は父の考えを踏襲して
狂気と正気の境目ギリギリのところにいるように思われてならないのよねぇ。
このアタリの矛盾は 今後のストーリーで明らかにされていくのかしらねぇ?
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いやあ・・・今回も野島ワールドたっぷりなのねぇ・・・。
悠里(天海祐希)が 母親達に向けて行った講演。
「小さい子供のうちに喧嘩をさせるのが大事。」という考えを語る悠里のシーンと
聖子(エド・はるみ)の家を訪れ 息子・勝(水野真典)と殴りあう丈治(反町隆史)のシーンを
交互に入れ込んでリンクさせていたかと思えば
ラストでは 続いて語られる悠里の考えと衝撃的な展開とをリンクさせるという演出は とても面白かった。
丈治と勝のエピソードは 「なかなかいいパンチだよ。」と勝に語る丈治の言葉が何だかクサいし
ずっと引きこもり状態で 酷い家庭内暴力を振るっていた勝が
いくらボコボコに殴られたとはいえ 初対面の丈治の訪問をきっかけに
食卓で食事ができるようになるほどに変化を見せる展開は出来すぎな気がするけれど
聖子が 丈治に対して よからぬ方向へ突っ走ってしまいそうな雰囲気を漂わせ始めたのは面白いわねぇ。
そして えこ贔屓はたった一度だけ使える武器となる という悠里の考えに従って展開されるラストのシーン。
子供が二人以上いる母親がやってはいけないコトは えこ贔屓。
だだそれは 家庭が円満であるという条件下でのこと。
家庭崩壊の危機を迎えたときには 使いようによっては えこ贔屓が母親の最終兵器になる・・・。
なんだこりゃ? と思ってしまうような ワケの分からぬ論理ではあるけれど
この最終兵器を悠里が使う気配を見せ始め その兵器を使う相手が廉だと分かったときには
思わずゾクッとしてしまったわぁ。
自分が心臓疾患を抱えていることを 廉(矢野聖人)が悠里に秘密にしているという設定の裏には
こんな恐ろしい意味が隠されていたのねぇ と 思わず感心してしまう。
前回の「子供を一人失うことになる」という予言も かなり効果的となった衝撃の展開だったなぁ。
悠里が最終兵器を行使しているコトさえも理解していそうな廉の驚くべき言葉で
さらに視聴者を煽ってくる展開も ゾクゾクするほどの面白さ。
「私にはもうあなたしかいないの。」という 悠里の何とも恐ろしい言葉に
「そういう風に言われるのを待ってたんです。だって俺 世界一のマザコンだから。」と答える廉。
野島さんらしい破滅・崩壊への予兆たっぷりな台詞に大いに煽られクラクラしてしまう(笑)。
「ニャー」が哀しいほどに印象的だった 廉・リカ・辰也(寺島進)の会話で前もって廉の理想の女性像に触れ
廉がいかに母親のことを好きなのかということを改めて表現しておいて
それがラストの廉の言葉に繋がっていく という展開も良かった。
さらにスゴイ悪女っぷりを見せる沙織(佐藤めぐみ)と そんな沙織の言動で錯乱してしまう洸(松坂桃李)の様子や
宇津木(綾野剛)への愛をタトゥーに表現してみせる晶(武井咲)の様子と
そんな晶を見て 異常なほどにエキセントリックになってしまう悠里の様子・・・。
前回以上に野島さんのエッセンスたっぷりといったカンジのストーリーに大満足。
特に 一途で頑なで潔癖で 年不相応なほどに情の深い女の子といった
いかにも野島さんの脚本に登場しそうな晶が良かったなぁ。
リカの“メルヘン作戦”も 崩壊に向けて突き進んでいるような気の滅入るストーリーの中で
意外にホッと息を抜けるシーンとなっていたのが印象的。
「苛めていいのはアタシだけよ。」 なあんていう ドSな発言をしていた悠里だけれど
確実にリカの存在が救いとなっているように思えるような二人の関係は面白い。
悠里の母親・真理恵(倍賞美津子)の登場で
父・惣一と真理恵の考え方が対立していること 悠里の考えは真理恵の考えに近いらしいこと
などという新事実が(今更ながらに)判明。 でも どう見ても悠里は父の考えを踏襲して
狂気と正気の境目ギリギリのところにいるように思われてならないのよねぇ。
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