Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

美丘-君がいた日々- 第7話  *感想*

2010-08-21 | 夏ドラマ(2010)感想
* 美丘-君がいた日々- 「急変!私が私でなくなっていく」 *

“マウントロックジャパン”に行くことを楽しみにしている美丘(吉高由里子)。
予告で美丘の病気が進行してしまうことを既に知っているから
持って行く物リストを作って 嬉しそうに準備をする美丘の様子をみるだけで辛い思いにさせられる。
そして バスに乗って出発する直前になって カバンを落としてしまい 
落としたカバンを掴むことができない美丘の表情は 見ている私まで悲しくなってしまうし
手が動かなくなってしまい顔から倒れこむ美丘の様子は 直視できないほど痛々しいものだった。
高梨(谷原章介)が行う病状の説明を自分も聞きたいと 健気な強さを見せていた美丘が
次の段階に入ってしまった自分の病状を受け入れられず 取り乱してしまう様子には思わず涙。

美丘と共に病状の説明を聞いて弱気になった太一(林遣都)が 仲間達に元気付けられる様子や
美丘のいない部屋へ一人帰り 美丘を思って泣き崩れるシーンにも もらい泣きしてしまった。
美丘と同棲することを決めたときには 意思の強さを見せた太一だけれど
やっぱり どこか頼りなげなところを漂わせ 強さと弱さが混在したような太一のキャラは
いかにも 今の等身大の男の子といった感じがして とてもいいと思うし
そんな彼が 美丘のために精一杯頑張る様子は どこか微笑ましくって ついつい応援してくなってしまう。
そうそう 入院していた美丘を迎えに来た太一が 
美丘から名前を呼ばれて見せた 頼りなげな笑顔もとても魅力的だった。

「あたしが生まれてきた意味なんて あるのかな?」と呟く美丘と高梨の会話も良かった。
“美丘が生まれてきた意味”は 両親にこそ問うべきものである気もするけれど
娘を亡くした親である高梨の口から 「娘のことで思い出すのは苦しんでいる顔じゃなくて笑顔だ」 
といった意味の言葉を聞くことは 両親を残して逝ってしまう美丘にとって大きな意味のあるものだったと思う。
ただ その後に描かれていた高梨と上司の医師の会話だけは やっぱり好きになれない・・・。
あのシーンを入れることによって 
高梨がいかに素晴らしい信条を持つ医師であるかを描いているのかもしれないけれど
高梨が素晴らしい医師であることは その前の美丘との会話だけでも充分伝わってくるのだし
何も あんな直接的な台詞を高梨に言わせなくってもいいのになぁ などとちょっと興ざめしてしまう。

「あたしの証人になってね。」と願う美丘と 
「美丘が生きていたことの証人になる。」と誓う太一の様子が描かれたシーン。
ベッドの上で寄り添う二人が 何とも可愛らしくって 切なくて 
今まで見てきた中で 最も印象的なシーンとなっていたのは良かった。

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コメント (2)
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うぬぼれ刑事 第7話  *感想*

2010-08-21 | 夏ドラマ(2010)感想
* うぬぼれ刑事 「マラカスの詩」 *

ドラマ開始早々から ネタ満載といった感じの第7話。
「出てこいや福原」とキャッチコピーをつけられた指名手配犯・福原直美(小泉今日子)のポスターに
緩~い空気流れる世田谷通り署で イチャつく登戸(ムロツヨシ)&小山(伊藤修子)や
日本の男にはサラっサラ興味の無い南(西慶子)と 独り身で心サビシイうぬぼれ(長瀬智也)。
冒頭から板倉里奈(小泉今日子)の登場するアタリまでのテンポのいい展開が面白くて好き。
うぬぼれ4の心だけじゃあなく 持ち物までも見事に落としてみせる美貌の持ち主・里奈の酒乱ぶりも面白かった。
“世田谷通り署のエース”のキメポーズに吐き気を催してしまう里奈に爆笑。
うぬぼれのキメキメポーズは いつになくカッコよかったと思うけどなぁ・・・。

それにしても 今回の事件「世田谷医師殺人事件」の真相にはビックリ。
夫を殺した犯人が捕まってほしくないと願っているようなサツキ(木野花)。
彼女は 何とも奇妙な真相をずっと隠し続けていたのねぇ。
回想シーンで描かれる 直美と被害者・安藤和馬(演じるのは何故か坂東三津五郎)の脚気の検査(笑)。
いやあ 良かったわぁ♪ メイド服の直美の膝小僧をむき出しにして 一体何をするのかと思えば
脚気の検査とは・・・。膝を叩かれる度に甘い声を出す直美の様子がアホらしすぎて爆笑。
地上波で放送できるのは これがギリギリだという直美と和馬の関係の描写。
ほかには一体どんなアホなコトをしていたのか ちょっと気になる(笑)。
妻と同じ香水を渡し妻と愛人との同居を楽しむ和馬に 夫の不倫を見て見ぬふりをしていたサツキと
「愛する人の手にかかって死にたい。」という和馬の願いを叶えるために 家に置いておくことが許されていた直美。
何とも隠微な匂い漂う事件の真相と 小泉今日子さんのセクシーな声がマッチして
奇妙に艶っぽいエピソードとなっていたと思う。

クライマックスシーンのうぬぼれと直美のダンスバトルも最高の面白さだったなぁ。
再度見直してしまったくらい好きなシーン♪
うぬぼれが海に落ちるだとか クライマックスシーンの後半は ちょっと間延びした感がある気がするけれど
人の良さそうな町田(小松和重)の行動が 間接的に直美の逃亡の手助けをしていたり
直美はうぬぼれを町田と勘違いしていたといった 何とも哀しいオチは面白かったなぁ。

そうそう 一体どこにいってしまったの~!?と思っていた玲子ママ(森下愛子)が
殺人事件の回想シーンで登場したときは嬉しかったわぁ。
そして 重要な証拠品であるマラカスを洗ってしまった玲子ママ(笑)。
毎月3のつく日は “マラカスを洗う日”とか 面白すぎる~。
そして マラカスを洗っている玲子ママに気を取られてしまい
「ママが喋ってるよ。」って台詞を聞くまで この重大な出来事に気付くコトが出来なかったという・・・。

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