ⅩⅩⅩⅩⅩ「晩秋」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ 2017/1/9
京都、公園、ベンチ、紅葉、未だ緑の木々、歩く人、座っている人、掃除する人、空、白い雲、影、曇り空、橋、子供たち、鳩、他の橋、中学生の少女二人、叫んで走り去る、測量の人、黒い服の座っている人、失業者、判らない、昼日中に何をしているのか、同じ日なのだろうか、幾日かの映像なのか、朝なのか、昼なのか、判らない、子供たちが居るということは、日曜か、カラーコーンで囲って仕事している人も居るのだから、パンして直ぐにショットが変わるシーンが二回、何故にここだけ動くのだろうか、ラストは水の中の金魚たち、カメラを遣って撮影する人も、人々は横に動いていく、カメラも、この動きに知らず、同調したか、溜まらずに、二度動いてしまった、横にパン、だが、最後は俯瞰で水の中、この横移動を止めるべく、でも、小魚たちはまたしても横に動いていないか、空には雲が横に動き、通りでは車が行き来する、こんな動きを、蠢きを留める手立てはないのだ、さあどうする見詰める私、誘われて、招かれて、求められて、不安定の中に、在るばかり、