
富士山と丹沢の紅葉。最高! ヤビツ峠をファーストアタックで制覇し、日本の四季を満喫。日本人でも感動するので、外国人なら日本滞在中一度はチャレンジしてみて欲しい。実際、宮ヶ瀬方面からヤビツ峠に向かう方向は、外国人のサイクリストグループが結構走っていた。一方日本人は、表ヤビツを上り下りする人が殆どだ。そんな中表ヤビツを登って宮ヶ瀬湖~津久井湖というルートが今回のチャレンジである。
まず、前回道を間違えヤビツ峠にたどり着かなかったため、小田急線での輪行という鉄板手段を使う。一番前の車両には他に輪行者が2名いた。でも、一番前は、席が空いているにも関わらず、窓にかじりつきの大人鉄ちゃんに占領されていて、自転車を隅に置けない。秦野が近くなってきてようやく置くことができる。そこへおじいちゃんが孫を抱きかかえてやってきた。孫がおじいちゃんに「これなあに」と私の輪行バックを見て質問した。するとそのおじいちゃんは、「中に自転車が入っていて、トレーニングで峠を走りに行くんだよ。」と解説していた。「ふーん」ってそんな説明2歳の孫にしてわかるのか?後半の説明何?という気持ち、さすが峠のメッカ、一般乗客も伊達ではない。
さて、秦野で組み立て、表ヤビツファーストアタック。名古木交差点でストップウオッチを押す。蓑毛バス停前の坂で、一回インナーローを使うが、全体的にそんなに急ではない。しかし、傾斜の変化が多く、おそらくスピードの出し方にコツがありそうだ。途中、富士山が綺麗に見えた。その後直ぐに駐車場が見えるので、「もう着いたのか?」と思いとまりかけたが、目標タイムより速すぎるので、おかしいと思い直し、また上に向かう。一度も足をつかずに峠までは行きたい。また途中トレランの下りの人に聞いたら「まだまだ先」ということであった。そして視界にまた駐車場が見えたので、ラストスパート。ここは斜度が緩く本当のスパートになり、ゴール。目標時間も下回り無着地完走。目標の峠をファーストアタックで完走したので、まずは満足。定番の看板に紅葉が綺麗である。
売店のおじさんに、「宮ヶ瀬湖までアップダウン厳しいですか?」と聞くと殆ど下りだという。それでは、行って見よう。この間の丹沢ルートは紅葉が最高に綺麗で、空気も綺麗。本当に最高であった。裏ヤビツから上がってくる外国人ローディに「ハロー」と声を掛け合う。みんな充実した顔つきだ。途中の喫茶店で湧き水を汲ませてもらって補充。あちこちで写真を撮りながら下る。
さて歯医者の時間までに戻らないとと思い、相模湖をあきらめて津久井湖に回って帰り。気持ちいい気候と景色の充実した数時間であった。