樫舎 和菓子ライブ2 2019-06-09 14:24:18 | JAPAN さて次は、季節の生菓子、紫陽花。 馬の毛のふるいを通すことで、うまくばらける。ナイロンなど綺麗な円形断面だともう一度くっついてダマになってしまう。 珍しい白小豆の粒餡にサツマイモの生地をつけていく。白小豆は自動選別機がないので、店員さんが一粒づつ手作業で選別する。大変な作業だ。店舗では漉餡しか無いが、皮の扱いが更に難しいと思う。皮のちょっとした苦味が味わいを深めている。 最後にキラキラする0.5カラットの寒天を丁寧に散らす。 奈良塗りの漆器に盛り付け。本堅地の漆器は加賀にも無い。
樫舎 和菓子ライブ1 2019-06-09 14:06:23 | JAPAN 樫舎のご主人が目の前で、こだわりの和菓子を作り、出来立てを頂く。一日に一回の会に参加した。 和菓子の基本は、手を掛けないこと。わらび粉や白大豆など、一般に手に入らない厳選素材に、水と砂糖しか使わない。 最初は、生落雁。普通作りたては食べられない。 そっと手を触れないと崩れてしまう。 私は元々落雁が嫌いである。砂糖をぎゅっと固めたようで、角砂糖食べてるような感じが、砂糖嫌いにはきついからだ。 ただし、ご主人が作る落雁は、甘すぎず、ホロリと解ける感じが美味しい。しかも、砂糖では無く豆の余韻が口の中に残っている。