霧の中からマチュピチュ遺跡が姿を現す。感動第二章。明け方に強い雨音が時差ボケの頭を叩く。5月は運がよければ、晴天と霧の両方を味わうことができる。なんてついているのだろう。
でもそれは、ツアーにはついていない、往復約4時間。ワイナピチュの約2倍の獲得標高。2000kCalを消費するマチュピチュ登山にチャレンジ。ワイナピチュ山はとれなかったが、親切な現地ガイドが一緒に登ってくれるという。これはありがたい。入り口に入山下山の名前を書くところがある。前半から結構急な山道であるので、脱落する人もでる。旅先で高地でもあるので、ポラールを145拍リミットに設定。途中立ち止まれる場所に着くまでに何度かリミットを越える。水分は1リットル持っていったが、ほぼ飲みきった。途中補給のゼリーバーとVAAMスティックを飲む。それほど寒く無く、若い女性でも登れるので、心配しすぎることは無いが、服装は山仕様が望ましい。
頂上目前まで霧が立ち込めていたが、頂上について見下ろしていると霧の隙間からマチュピチュ遺跡が見えてくるという感動の画となった。実は、マチュピチュ遺跡の来訪記念の証明書の写真は、この山頂からの写真が使われている。頂上には30人程度。日本人は男5人。女4人。皆で写真を撮って感動を味わう。ユニクロの薄いウインドブレーカを着込み寒さをしのぐ。また、アラパッチャママと山々に感謝をこめ、3枚のコカの葉と願い事を書いた紙を地中に埋める。
下りは心拍を気にすることが無いので、スピードアップ。トレラン用の底の薄いシューズだったため、ひざ抜きしながら、拇指球着地で降りる。ふくらはぎの筋肉と足首の負担があったが、MUSASIのNIスティックを飲んで、次の日は問題なし。