がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

3.11を過ごす、胸の中はあの日を思う

2015-03-11 23:48:52 | 日記
重い、いつまでたっても重い

今の現状とか、報道も辛い。
辛くて目を背けたくなることもある。
でもそれは現実。


命をなくすかと覚悟した職場

どの人もそうだっただろう。

わたしは生きたいと思った。
計算した。ごく一瞬。
息子が春休み免許を取りに帰ってきていた。
彼がすごく、私を越えて心配で会いたかった。

そんな思いを断ち切って今いる子を見捨てないで避難した。

あの思い!

あの悲しい仕事への思い。

夢中になってこぼすことなく全員避難させる



そんな偉そうなことは言えないもっと大変な被災地の保育園の現状も知る。



あの日以来大きく変わった

それまで、わたしは荒天でない限り休日はヨットにいた。

その日はすごくありえないほど潮が引き、
ロープで舫われていたフネたちは首吊り状態になり、舵板などを損傷したりした。
その後、ひたひたと道路や倉庫を冠水。

命が失われた後の海で遊ぶ気持ちにならなくなってしまった。

津波で親を亡くした子どもへのあしなが基金カンパのヨットの集まりには出かけて(海から)いたが
私の心のショックの次にガン発見もあり、
まだまだ心のリハビリが出来ていない。


地震は仕方ない、津波も仕方ない

原発は大変なことになってしまう。

チェルノブイリ事故後、オーストリアは脱原発している。
多少の節約や工夫を要してもそういう道筋は選べないのかと私は思ってしまう。

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