枝葉が一番大事だ

よく、枝葉を見るな、幹を見ろというけど

そういう言葉はウソぴょんと思ったのです。

大きなものを見ろ、という考えはどうも苦手で。


木が葉を落とす、その姿を表す

これに気づかせてもらったのは保育園のエントランス。
桜並木なのです。
一気に落葉し、朝、始業時間前に掃きます。
やりたいからやる

今いる園は使い勝手は言いませぬが綺麗に作られてる、
ボロ園にいたこともあるのですが。
朝、早くに行って時にしんとしたいい空気が流れているのがすごく大事なことだと思う。
それは手を入れていることに尽きると思う。
自分の家は散らかったまま飛び出すが


ようやく終わりそうな落葉。
枝がほぼ見えました。


裸の枝に思う

こどもの時。
寒い冬に裸の木の美しさに感動した記憶がある。
自然に自分を解き放ち、一体化した記憶がある。
生きにくかった私の心にす〜〜〜っと入ってきた。

造形としてこんな美しいものはないし、（目が良かったんだねえ、細部まで見えた）冷たい空気のなか、ただただ感動した記憶が戻ってきました。

裸の木の姿は力強く、生命力を感じたのです。


よくさあ、枝葉にこだわるなっていうやついる

その考えは正しいんだ。
言い方が間違ってる。

こう言い方を改めてください。
のみで大きく削らなければならないところからヤスリをかけてどうする。

だって、枝葉が幹を支えてるんだよ。植物は。
根っこも。
幹は彼らを再生するためにあるもの。

枝葉が一番大事だ。



この季節、ひとつ感動する本質を知ったのだった・

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